Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/lavague/lavaguejewelry.com/public_html/matsuo/wp-includes/post-template.php on line 293

Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/lavague/lavaguejewelry.com/public_html/matsuo/wp-includes/post-template.php on line 293

ネットショップを本気で作り込む。(僕達のやり方)

Pocket

さて、前回の続きです。

僕達もネットショップを実はつくっています。

ただね。

正直、ながーーーーーーーーく時間がかかってもいいと思ってつくっています。

正直、チームの中にネットショップに専念できる人がいないからです。

専念というのがポイントです。

僕達は指輪をつくる。という事においてはあまりストレスがありません。(いっぱいたまっていると苦しいけど・・・、でも嬉しいけど・・・、でも苦しいです。)

何年も繰り返しているからです。

ただ、僕を含めてモノづくりに専念してきた一般的に言う制作側の人間達は販売があまり得意じゃない人が多いです。

だから、販売スタッフにはいつも驚きと感謝をかくせません。

力のあるセールススタッフに出会えるかどうかもブランドの大切なポイントだと僕は考えています。

そんな中、ネットショップです。

力のあるセールススタッフ抜きで販売をしなくてはいけないのがネットショップです。

力のあるセールススタッフの代わりになるのは何でしょうか?

今日はその答を書きます。

写真と文字です。

書くと簡単ですが、実は写真にはカメラマンというその道のプロフェッショナルがいますし、文字に関してもコピーライターというプロフェッショナルが存在しているのです。

当然、いい写真を撮ろうと努力します。

いい商品説明をしようと努力します。

でもなかなか上手くいかない中、進めていかなくてはいけないのです。

昔、僕が商品説明を考えるとどうしても伝えたい気持ちが先行してしまい、とても長い商品説明になってしまいがちでした。

ひょんな事からプロのコピーライターに出会うきっかけがあり、コピーについて色々と教えてもらう事ができました。ただ・・・まだまだレベルの低さを自分では感じながら、10回に1回ぐらいはいいコピーが書けるようになってきました。

もうお店をだして9年です。9年経ってやっと10回に1回です。それぐらいコピーライトは難しいのです。

写真も何度もプロのカメラマンをこの9年間に恵比寿に来ていただき、色々な技術を教えてもらいました。

やっと、なんとか、それでもたまに、いい写真を撮る事が出来るようになってきました。

僕が言う良い写真とは、物撮り写真ではなく、なんとなく一枚の写真からいろいろな事が伝えられるような空気をまとった一枚が撮れると、「おぉ良い写真だ!」という感じです。

カメラマンのスキルも必要ですが、写真一枚というフレームの中を構成するアイデアを持つスタイリスト的なスキルが必要なのです。

ここまで書いただけでも・・・

指輪をデザインするデザイナー。
指輪を作るクリエイター。
商品の魅力を伝えるコピーライター。
良い写真を撮る為にイメージを考えるスタイリスト。
スタイリストのイメージを忠実に再現するカメラマン。

更に、その出来あがった指輪、コピー、写真をネットショップにあげる為には・・・

Webデザイナーという能力。

もちろん、今時のネットショップのサービスは、CMSでポンポンと画像とコピーを入れると商品ページは全自動で出来あがるのですが、それでは、優秀なセールススタッフの代わりにはならないのです。

だから、ある程度カスタマイズできるWebの知識や経験がある人、Webデザイナーというデザインに長けた人が必要になってくるのです。

この様々な能力を駆使して1本の指輪が、1つのネットショップの商品ページとして出来あがってくるのです。

商品ページに行く前のボタンのデザインなども意外と大変だったりするのです。

本当に1つの指輪を販売する為の商品ページをつくるというのは本当に大変なのです。

ジュエリーの販売をやっている僕達のチームですらゆっくりしか進める事ができません。

ただね、大企業や沢山のお金を持っている人は別です。

お金をかけて、沢山の人であっという間に作り上げる事も可能かもしれません。

でもね、ひとりの職人がひとりで指輪をつくり、ひとりでコピーを考え、ひとりで写真撮影をして、ひとりでWebにあげていく。

大変な時間がかかるのです。

指輪をひとつつくるよりも、もっともっとたくさんの時間がかかるのです。

ここで参考にこんな事を書いている僕の考えるネットショップの商品ページの例をリンクをはりますね。

ちなみに、ぺビーリングの商品ページをリンクしてみますが、なんとなく書いてある、うまれてきてくれてありがとう・・・というコピー。読むのは簡単です。書くのも簡単です。でもね・・・

この一言にまとめるのは実はすごーーーーーーく僕達は苦労していたりします。

そして、トップページから見ていってもらいたいのですが、何種類のボタンをこのベビーリングの商品ページにどりつくまでにつくっているのかも見てもらうとわかります。

このボタンひとつひとつの画像もつくっていっているのです。

そして、ひとつの商品を販売するのにいったい何枚の写真を使っているのかを数えてみるのもいいかもしれません。

そのひとつひとつの写真を撮るのにも場所や時間が変わっているのです。

一枚のこのページにあげてある写真。これを撮るためには、実は何十枚、何百枚も撮っていたりします。

たぶん、ひとつの商品ページを作り上げる為に撮った写真の枚数は1000枚を超えている可能性もあるのですよ。

ただね・・・

ここまでしても、そんなにバンバンまだ売れていません。

だって、ここにあがっている商品数を数えてみて下さいね。

店舗にある商品の10分の1もまだ上げる事ができていないのです。

当然、店舗での売り上げの方が何十倍も上です。

実は、ここも凄く重要な事です。

特に女の子達と話をするとよく分かるのですが、お買い物には “探す楽しさ” と “選ぶ楽しさ” が必要なのです。お店に入ってちょっとしか商品がないとすごく残念な気持ちになった事ってよくありませんか?

僕は、閉店間際のパン屋さんでよく経験します・・・

選べないと楽しくないのです。

だからね、最初から時間がかかると僕達は分かっているのです。

ので、これからジュエリーを販売したいと考え始めている人に最初に聞くのは、どのくらいの時間をかけても大丈夫なのかを聞くようにしているのです。

前回もかきましたが、ひとりで真剣に頑張ってもモノ作りからはじめていわゆるネットショップでがんばりましょう!という方式では何年どころか、10年ぐらいかかってしまうかもしれないのです。

だから、ジュエリーを販売していきたいと思っている人には、この方法(ネットショップ)以外のやり方ではじめないといけないのです。

ちなみに、僕の所に来る人達はいそいで、なるべく早く上手く行かせたいという人が多いです。

だから、時間がある人以外は僕はネットショップは最初にすすめません。

ながながと書きましたが、リンクを下に貼っておきますね。

ハワイアンジュエリーのプアアリのベビーリングの商品ページ。

プアアリのトップページから、控えめにネットショップに飛ばしているのも、理由があるという事です。

プアアリのトップページ。

 

Pocket

SNSでもご購読できます。