前回の続きですが、今回タッキーが教室に指輪を作りに来てくれて、僕はジャニーズの秘密に気がつきました・・・
それは、ジュエリーを販売していく事とタッキーをアイドルにしていくという事がとっても似ているという事でした・・・
タッキーは確かにとっても素敵な男の子でした・・・
でも、もしタッキーが一人でラヴァーグにきて、指輪をつくっても、それは普通の男の子が指輪を作りに来た事と実はたいして変わりません・・・
なぜ、タッキーが指輪を作りに来ると、東京ウォーカーなんてメジャーな雑誌で記事になるのか?
それは、タッキーを囲むスタッフ達が、タッキーの行動を素敵に飾り、それを売りだす仕組みができあがっているからです。
まずは、ヘアメイクさん・・・
これは、タッキー自身をかっこよくしていくスキルがある人でした。
次に、スタイリストさん・・・
ヘアメイクさんがかっこよくしてくれた、タッキーに似合う洋服を選び出し、襟の角度までこだわって、タッキーを素敵にしていました。
ヘアメイクさん、スタイリストさんが、仕上げたタッキーの行動をカメラマンさんが、ライティングや撮影のアングルに気を遣いながら、タッキーの行動を素敵に切り取っていく技術もやはりプロのお仕事でした。
余談ですが、カメラマンさんが使っているカメラは80万もするといっていました・・・
そして、タッキーの行動を“言葉”にして、ひとつひとつの動作や気持ちをわかりやすく表現していく、ライターの方・・・
最後にそのチームをマネージメントしているマネージャーさん・・・
完璧なチームでした。
そんなチームを編成しているジャニーズのノウハウはやはり、感心させられるものがありました。
ジュエリーも実は同じなのです。
どんなに品質のよいジュエリーをつくってもそれだけでは、スターにはなれないという事です。
ジュエリーにも、ヘアメイク、スタイリスト、カメラマン、ライター、そして、マネージャーがいて、人気商品になるのです。
まずは、ジュエリーを美しく仕上げる職人さん達が、ヘアメイクにあたります。
次に、そのジュエリーをカメラマンに撮影してもらう為に、撮影する為の空間を演出する人がスタイリスト。
そして、カメラマン。(かなりジュエリーを撮影するということは、撮影技術が必要です)
そして、そのジュエリーに素敵な解説やキャッチコピーをつけて雑誌などにのせる文章を考えてくれるライター。
ほらね・・・
ジュエリーとタッキーって一緒でしょ・・・
何が言いたいのかというと。
やっぱりジュエリーを広めて行くためには、いいものを作るだけでは足りなくて、そのいい物を、飾ったり、撮影したり、言葉の説明をつけたりする能力が必要だと言うことでした。
作る以外の能力に目を向けてみるのも、成功への一歩なのかもしれませんね。
ジャニーズのすごさを改めて感じることができました。