もう10月も終わってしまう・・・
毎日が飛ぶように過ぎていってしまいますね・・・
そんな中、今年のクリスマス商戦に向けてという訳でもないですが、新作がどんどん出来あがってきています。
そして更に既存の商品の販売強化もしていかなくてはいけない。と言う事で、本日は朝から写真撮影をしていました。
でもね・・・
撮りたい写真がいっぱいありすぎて、一日では全く終わりませんでした。
3日ぐらいは写真撮影にかかりそうです・・・
正直、本当に写真を撮る。という作業は奥が深いです。ラヴァーグに通学している生徒の多くはいずれ自分自身のブランドを立ち上げて、販売をしていきたい。思っている人が多く集まってきています。
多くの人が社会を経験して、ジュエリーに限らず色々な所で、モノやサービスを買ってもらうという事に関わっているので、売るという事の難しさはとてもよく分かっている人が多いです。
僕の周りにもびっくりするぐらい技術があってモノづくりに悩んでいない人も多いですが、売るという事に悩んでいない人はほとんどいないと言ってもいいぐらい、みんないろいろと試行錯誤しています。
もちろん、生徒達に先生と呼ばれているラヴァーグの先生達もみんなそこには苦労しているのです。
もちろん僕もです。
そして、今日は”オリジナルブランドを・・・”というタイトルにしてみました。
それが、撮影です。
撮影にもいくつかの種類があるのですが、とにかくジュエリーの撮影は実は難しいです。
その難しさを少し書いてみようと思います。
まずは、ピカピカの金属の問題です。ピカピカのジュエリーはもうほとんど鏡です。
なので、そこら中のものが指輪に移りこみます。もちろん照明も撮影者も気をつけないと映り込みます。
これが本当に厄介で、いろいろな事をしてこの映り込みを消していくのですが・・・
指輪が数本並んでいる場合は実はこれも厄介です。
指輪と指輪が映り込むのです。
ホワイトとホワイトは置いておいて、ホワイトゴールドとイエローゴールドやピンクゴールドを並べてとると、ホワイトゴールドに、ピンクやイエローが映り込みます。
これをどうしたらいいと思います?
ホワイトゴールドは綺麗なホワイトゴールドあってほしいのです。
今日は少しだけ答を書きますね。
もちろん色々なやり方があるのですが・・・
フォトショップでレタッチする。という人もいるかもしれませんが・・・
並べ方を工夫して、それぞれの金属を撮影して後で合成する。という手法を取って撮影したりしています。
それと、様々な美しい背景のジュエリー写真ってありますよね。
もちろん本当に現地に行って撮影している写真もありますが・・・
僕達のブランドのプアアリなどはちょっとハワイに行ってきます。なんて事は少し難しいですよね。
たまに行って、頑張って撮影もしたりするのですが、それ以上のスピードで撮影したい商品が増えていくので、行かずに雰囲気のある写真を取る必要も出てくるのです。
そして、今日はもうひとつ答を書いておきます。
上の写真を見れば分かると思いますが・・・
実は背景にパソコンのモニターにハワイの風景を写し込んで撮影しているのです。
指輪にピントが合っているので、背景はぼけてしまいます。なので、こんな事ができるのです。
まぁ他にもポイントはいくつもあるのですが、これからジュエリービジネスをしたい。もしくはしているけど上手くいっていないという人には参考にしてもらえればと思います。
もうひとつそんな手法で撮影した写真をのっけておきます。
実はこの写真も背景はパソコンのモニターです。
実は同じ一枚の写真を背景に使っているのですが、モニター上で写真を上下して、夕焼けを映るように入れてみたり、少し大きくして外してみたりとして、撮っています。
右と左で雰囲気が随分変わります。
ちなみに、僕は青い方が幻想的で好きだったのですが、みんなは左の夕焼けの温かさが伝わる赤みが入っている方がいいという事になりました。
という感じでモノづくりも大切ですが、プロモーションツールの制作もとても大事なんですよ。
そんなに大事なことなのに、何で教えてくれる場所が少ないのかが疑問です。
つくれるだけでは売れるようにはなかなかならない。という事をみんな知っているはずなのに。
こんな風に僕らも毎日試行錯誤していますが、僕らの成長が生徒の成長につながると思って、これからも頑張っていこうと思います。