ハワイアンジュエリー研修④

 

 

さて、本日のエングレービングは午前中で切り上げて、

 

とても量が多いので決して1人で食べてはいけないと事前に忠告を受けていたアサイーボウルを、1人1個根性で流し込んだ後。

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スタッフ全員でハワイとポリネシア全域の文化、自然、歴史を学びにワイキキ郊外にあるハワイ州最大の博物館、ビショップミュージアムにいってきました!


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趣のある三階建て吹き抜けのホールにはハワイの伝統文化や成り立ちを知る為の貴重なコレクションが展示されています。

 
ハワイ王国最後の女王リリウオカラニの着けていたゴールドのバングルや

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使われてきた武具や文様、地域によって微妙に異なる船の模型など、人々の生活を想像させるアイテムが多く展示されています。

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ハワイアンジュエリーを制作、販売している僕達にとって知っておくべき知識や文化的背景も学べて有意義な時間を過ごせました。

ちなみに、説明文は当然全て英語なのですが、ミュージアム内に飛んでいるフリーWi-fiにアクセスすれば日本語の音声ガイダンスを聞く事が出来るのでスマートフォンを持っていくといいですよ。

 

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有意義といえば、ミュージアム内ガーデンでのリラックスムードなひとコマ。

なんか楽しそうでしょう!?

Lavagueでは生徒さんやスタッフ、家族の交流の場として、お花見をやったりBBQやったりするのでこういう場面は割と日常的な光景なんですが、

 

ハワイでもこういう時間を取れた事は重要でした、今回の僕にとっては特に。

 

嬉しかった。

 

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そして夕食後には僕の彫りの先生である高橋さんの粋な計らいで、バンの荷台に乗せてもらい夜景の美しいタンタラスの丘に連れて行ってもらいました!

なんとハワイではハイウェイであっても荷台に人を乗せて走って良いそうです。

気持ちよさそう。。

今日はオフの日だったのですが、とてもバランス良くハワイを満喫できました。

 

さぁ、明日はなかなか教えて貰える事のないエングレービングの技法を教えて貰います!

今から楽しみです。

 

 

ハワイアンジュエリー研修③

 
太平洋の真ん中。

 

どの大陸からも圧倒的に離れて浮かぶ小さな島。
豊かな自然を有する小さな島国という共通の環境も関係するのか、日本と近しい精神性を持ち、
自然そのものを畏怖の念を持って崇拝し、信仰の対象として何よりも大切にする文化の根付く土地、

ハワイ。

 

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僕は波乗り行為に特別興味がある方では無いのですが、
まだ人影のまばらな朝のビーチを散歩しながら美しい海を眺めていると、
サーフィンをしない理由が見つかりません。

観光地ど真ん中のワイキキビーチでさえ、です。
環境が揃い過ぎているのです。。
「環境」といえば、これも散歩中の事、
ふと頭上に眼を向けると、

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プルメリア。
こんな可愛らしい草花が珍しくも無くそこら中に育っています。

 

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こんなに印象的な植物が沢山あればそれは

ハワイアンジュエリーでもキルトの刺繍でも絵画でも、

ハワイを表現する芸術においてこれら自然の草花が欠かせないモチーフとなっているのも頷けます。
と、いうことで研修2日目の今日はハワイアンジュエリーの伝統的な模様の彫り方を教えてもらう事にしました。

マイレやハイビスカスの植物から波や亀等の自然物モチーフは既に日本でも彫っていたのですが、

アレンジの仕方やパターンの種類、職人毎によってどういう点を大切にしているのか、

その違いを確認できて勉強になった一日でした!
最後の写真は夕食時のサンセット。

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マジックアワーと呼ばれる時間帯の、刻一刻と変わり行く美しい風景を前に

食事するのも忘れてしばし眺めてしまいました。

 

 

 

ハワイアンジュエリー研修②

 

目が覚めて、見慣れない天井に一瞬戸惑う旅先初日のいつもの感覚。

 

窓の外には青い海。

 

Tシャツ・短パン・サンダルのラフな格好で、海沿いを散歩がてらコーヒーを買いに出る贅沢。

 

噂のパンケーキ屋が朝一番から大行列なのはハワイでも日本でも変わらないという発見。

なんか密かに残念。。

 

はい。

 

以上で本日の一般的な旅行者気分満喫時間、午前の部が終了しました。

 

 

現在8:50AM。

いよいよハワイアンジュエリーの彫りに没頭出来る時間がやって参りました。

普段、なかなかまとまった練習時間を取るのが難しい事もあり、今回の研修の機会は去年から本当に楽しみにしてきた貴重な時間です。

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この写真は今回お世話になるハワイアンジュエリーエングレーバー高橋さんのスタジオのテラスからの眺めです。

ワイキキビーチまで徒歩3分の好立地!

いつでも海が呼んでいます。。。

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スタジオの中はこんな感じ。

今日は肩慣らしに基本的な模様とハワイスタイルの隙間を埋めるテクニックを教わります。

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朝から晩まで最高の環境で集中して学べて幸せです☆

 

ハワイアンジュエリー研修①

 

こんにちは、ハワイアンジュエリー制作担当の岡野です。

 

突然ですが、
今私は、
ハワイに来ております!!

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ハワイにあるハワイアンジュエリーブランドで10年以上(!)エングレーバーとしてのキャリアを積まれている日本人の職人さんに直接教えていただける機会に恵まれ、泊まり込みで彫りの勉強をしに来ました!

取り敢えず今日は社員旅行で来ているLaVague ? Pua allyスタッフと合流し、無事に到着しましたという事でハワイらしく海沿いのレストランで、ファーストフードとは呼べないハンバーガーとビールで乾杯し、明日以降に備えます。

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明日からは僕だけ別行動で、美しい海と快適な気候を楽しむのも程々に、スタジオでエングレービング漬けの一週間ですが、
こちらで吸収したものをallyの商品やLaVagueの生徒さん達に還元出来るのが楽しみですし、
普通に旅行で来ても味わえない経験を出来るのは嬉しいです!

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では、しばらくこちらの空気をお伝えしていこうと思います!

 

素材を活かしたジュエリー制作

 

?こんにちは、3F彫金フロアです。

今日は?銀粘土コースの課題で面白い作品を仕上げた生徒さんがいたので紹介させてもらいますね。
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これ、カワイイでしょ?

この作品は銀粘土技能認定コースのカリキュラムのひとつなんですが、実は目玉と涙に使われているガラスのパーツも自分で制作しているんです!
色ガラスを好みのバランスに重ねて電気炉で焼くだけで、自然に丸まってくれるんですね。

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そうして出来上がったオリジナルパーツを上手く取り入れて
シュールレアリスムの巨匠「サルバドール?ダリ」の作品のような、可愛らしさとインパクトのバランスがとても魅力的なデザインに仕上がりました。

ダリといえば奇抜な発想と確かなテクニックで印象的なアートを数多く産み出した芸術家として有名ですが、実はジュエリーのデザインも手がけていたんです。

絵画同様、ダリのデザインしたジュエリーも一目見たら忘れられない強烈な個性を放つ作品ばかりです。

特に、これは衝撃的です。

「王家の心臓」

 

ルビーの心臓が動いています。

しかもドキドキと音も鳴るという凝りよう。。

完全に芸術家のみが実行できるアイデアですが、

たまにはこういう自由な発想の作品に触れて見聞を広めるのも良いかもしれませんね。