学校経営をしたい。
学校経営をしている。
彫金教室を経営したい。
彫金教室を経営している。
いろいろな人達がラヴァーグには足を運んでくれる。
今月の講演でも教室経営をしている人達が多く来てくれた。
そして、それぞれの問題点を聞かせてもらった。
ラヴァーグに個別に足を運んでくれる人と、講演会に来てくれた人達の問題は実は多くは似通っている。
スケールは様々。
だけど問題は似ている。
例えば、ひとつ例をあげると・・・
生徒の定着率。
この定着率をあげることをあまり気にしていない学校も多い。
というか、これをチェックするシステムを作り上げていない学校が多い。
毎月の入学者を集める事に躍起になってしまう気持ちは分かる。
だけど、入学した生徒達をしっかりと見てあげる事も同じくらい大切。
たまたま入学者が多い月は、よかった。
入学者が少ない月は、不安になる。
その原因をしっかりと把握しなくてはいけない。
なぜ、続かないのか・・・
なぜ、続いているのか・・・
僕が気をつけている事は、生徒達の目的を技術の取得だけにしない事をスタッフにはいつも話をしている。
技術の取得を目的にしている人達は、技術を取得してしまったら、もうこなくなってしまう。
ということは、常に生徒を募集し続けなくてはいけない。
新規の募集はお金がかかる。
お金をかけ続けなくてはいけない。
なぜ、生徒がやめていってしまうのかをしっかりと把握していく事は、入学者を増やす事以上に大切な事なのだと思う。
入学しやすい教室は、退学もしやすいものでもある。
いかに入学しやすくばかりを考えていると・・・
せっかく入学してくれた生徒があっさりとやめていってしまう。
入学はしやすいという事も大切だけど、しっかりと考えて、他の学校と比べて、自分達の学校が選ばれる理由を生徒達が分かりやすい基準で説明し行く事ができるようにするのも大切な事だとも思う。
一番、残念な営業は・・・
他の残念なところを一生懸命並べて、自分の得意なところを一生懸命ならべてしまう営業をしてしまう事なのだと思う。
気持ちは分かる。
だけど・・・
何を学ぶかも大切だけど・・・
誰から学ぶかも大切。
人として魅力的な人を全ての先生達は目指すべきだ。
そして・・・
入学希望者達には、出口を明確にしてあげる努力をしていかなくてはいけない。
正確な答えを言ってあげられる人はいないと思う。
だけど、自分自身も同じ様に努力をしている事を伝えてあげてもらいたい。
一緒にがんばりましょう。
この言葉は多くの人がかけてあげれるはずです。
先生というと・・・
高いところにいきがちだけれども・・・
同じ目線に立って、同じ様に努力してくれる先生もとても魅力的だと僕は考えています。
僕も、校長という肩書きが自分自身を縛り付けてしまう事がある。
立場や肩書きがなくなってしまえば、どんなに気軽か・・・
まぁ、そんな事は置いておいて・・・
学校を経営する。
この楽しさは、できれば多くの人達も感じてもらいたい。
経営をする。
利益をあげる。
大変だけれども、やりがいがある仕事です。
僕が気が付いている事はなるべく多くの学校経営をしている人達と共有していければと最近は思っています。
少しでも、活気がある宝飾業界になってくれるように僕自身も頑張っていきます。