という事で、随分体調が良くなってきました。
今日は、ラヴァーグの生徒達との話の中でよくある話を少し踏み込んで書いてみようと思います。
一般的に作れるようになった人が、“売りたい”という気持ちになる時に、どうやって売りますか?
という話になる。
よくあるのは、どこからのお店に置いてもらうという話だ。
もしくはネットショップで売る。
という2つの選択肢がある。
今日はネットショップの話はやめておき、セレクトショップなどにおいてもらうという話をスタートしてみようと思います。
お店に商品を委託して売ってもらうという場合、まずはどんなお店に置いてもらうかが重要になってくる。
まぁ、ネットショップも同じですが・・・
なぜなら、自分のブランドを成長させていく過程においてどこにでも置けば良いというわけではない。
自分のブランドのコンセプトにあったお店に置いてもらう事が大切です。
できれば、そのお店が置いてくれている事が信用につながるようなお店がベストですが・・・
なぜ、そんな話をするのかというと・・・
そこに置いてあるというだけで、安いブランド、クオリティーが低いブランド、ととらわれてしまうお店もあるという事です。
例をあげると・・・
よくあるBOXショップ。
格安商店街の一角。
中国やアジア各国などの大量生産品製と並べられてしまうお店。
BOXショップというのは、フィギュアやミニカーや手芸品なんだかわからない価値がありそうなもの達が入っているのを見かけた事がある。
僕はそのお店がどんなお客を呼ぼうとしているかを考えると・・・
とても価値があるジュエリーを買いに行く。
というプロモーションを行っているとは思えなかった。
正直、楽しいお店だったけどね。
僕は個人的にすきだったけどね。
まぁ話は戻して、置いてもらいたいお店に置いてもらう為にはどうしたら良いのか。
または、置いてくださいと言われた場合、どのようなたいおうをしたら良いのか。
まず、僕達のブランドのプアアリの場合で話をしてみようと思います。
まずは、“新規取引申請書”という書類を書いてもらっています。
この書類を書いてもらう意味は2つあります。
ひとつは当然の事ながら、企業との取引になるので、どのような実態の会社なのかをよく知る必要があるからです。
そして、何かあった時のリスクヘッジにもなるようにというのがひとつ目の意味です。
2つ目は、こちらのスタンスを明確にする事です。
当然ながら、クライアントはなるべく安く仕入れて高く売りたいとの思いが強いです。
そして、こちらはなるべく高く卸したいとの意思があります。
ここは交渉というかビジネスのステージです。
主導権争いがいろいろなスケールで開始します。
当然ながら、置いてもらいたいと思うお店は、しっかりとしている会社のはずです。
せめて対等な立ち位置を確保する為にも、ビジネスのステージでは当然という手続きを踏んでいく必要があるのです。
ここは、普通のジュエリースクールでは教えてはもらえない事なのかもしれません。
その当然の手続きのスタートが、お互いの会社や個人の立ち位置を知るという新規取引申請書を書いてもらうという行為なのです。
長くなってきたな・・・
そして、次に“売買基本契約書”に移行していきます。
まぁ細かい話は興味がある人はラヴァーグにアポイントを入れて下さい。
もう少し長くなるので、しっかりと話をしていけたらと思います。
今日はこれぐらいにしておきます。