日記

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この春卒業する人達を迎え入れる。

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春は、いろいろな環境が変わる人が多いと思います。

現在、ラヴァーグに通っている生徒達にちょっとしたお願いがあります。

毎年、この時期には色々な所から引っ越しをしてラヴァーグに入学しに来る子たちがいます。

3月で高校を卒業して4月からラヴァーグにという子達です。

青森や博多など、色々な所から来てくれています。

ラヴァーグと言う場所はジュエリーを学ぶ所ではありますが、地方ですくすくと育った子達を受け入れるというのは、僕としてはとても責任を感じてしまいます。

親元を離れ新生活に胸を膨らませ東京Lifeを充実させる。と思ってくる子達です。

その子達が、さみしい思いをしたり、悲しい思いをしたりしないように生活をしていく事を願っています。

確かに、もう大人なのかもしれませんが、僕は40になっても、1人ではさみしかったりします。

ので、できればラヴァーグの生徒達みんなでそんな子達を支えてもらえればと思っています。

ジュエリーを学ぶ事も大切かもしれませんが、社会の中での生き抜く力を身に付ける事ができればと思っています。

そして、ラヴァーグはそんな学校を目指していきたいと思っています。

頑張れ新卒生達!

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Rhinoceros Evance Version の大幅変更に対応する。

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さて、ラヴァーグでは教科書委員会が発足して、先月はWAXコースのテキストが改変されました。

古くなったカリキュラムを新しいカリキュラムに変更する為に、委員会で上がったいくつかの候補を選抜し、実際に作る工程を撮影し分かりやすいテキストに作り上げる事ができました。

テキストの印刷のクオリティーを上げる。

との理由でテキストは印刷会社にお願いをして、作り上げてきたのですが・・・

やはり、ロットがとても大きくなりがちです。

どんどん、変更をしていく為には大きなロットでドーンと印刷するとコストを下げる事ができ、プリントアウトする労力も下げられるので、合理的だと思って、今まではそうしてきました。

が・・・

やはり、テキストの内容の劣化をタイムリーに変更していくには大ロットでの印刷は問題がある。

との話もあがりました。

とはいえ、プリンターで印刷しました・・・

というのもどうかという事で、しっかりとしたテキスト作りの大切さを考えての対応をまた、プリンターに戻すのか・・・

という議論もありました。

そして、印刷クオリティーが高いレーザープリンターを導入する事になりました。

コストは少し上がりますが、色々なコースの内容をタイムリーに変更していくいく事のメリットを考えると必要な出費だという事でした。

現在、教科書委員会ではジュエリーCADコースのテキストの改編を行っています。

その理由は、ライノセラスのエヴァンスエディションの新しい機能をしっかりと盛り込んでいく。

との理由です。開発元との打合せも先日終了し、CADの先生達が今、いろいろと議論をしながら作り上げていっています。

僕自身もエヴァンスのバージョンアップはしていなかったので、色々と新しい機能を見させてもらいました。

便利な機能が随分と増えています。

改めて、ソフトの成長、スタッフの成長、カリキュラムの成長をしっかりやっていこうという事で、みんなで頑張っています。

4月には新しいエヴァンスエディションのコマンドも実装されるそうなので(便利なコマンドでした。)みんなも楽しみにしていてください。

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ジュエリーだけでなく、学校の在り方を考える。

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また、ひとつ歴史のあるジュエリースクールが閉校になる。

僕が覚えている限りは、50年近くの歴史のある学校だ。

ちなみに、ラヴァーグをスタートさせた時にはその学校は既に都内でも指折りのジュエリースクールとして存在していた。

当時僕はラヴァーグをどのような学校として成長させていくべきかを考えていたので、当然のようにその学校の存在は知っていた。

ただ・・・

はじめたばかりのジュエリースクールの校長としては、その学校は既に歴史もあり、経歴も立派な人達が運営していたのでとても、ライバルとは思えないぐらいの差があった。

いつか・・・

そんな遠い目標でもあった学校だった事を覚えている。

そして、ラヴァーグも12年という月日が流れた。

あっという間だった。

そんな中、あの頃あんなに立派だった学校がなくなる。

ここ数年の経済状況の変化に日本の学びの質は大きく変わった。

戦後の“学び”は生活水準をあげる為の“学び”だったと思っている。

その後、日本は豊かになり、趣味や余暇を楽しむ為の学びがどんどん成長して増えていった。

陶芸教室も僕が学校を開きたいと思った当時はどこも人でにぎわっていた。

それが、ここ数年。変わった事を感じている。

余暇や趣味にお金と時間を費やせる人が減ったのかもしれない・・・

本気・仕事・生活水準を上げる、もしくは維持する。

また、そんな時代に突入しているという事を感じている。

世界の中の日本というブランドはいつまで持ちこたえる事が出来るのだろう。

本当にグローバルな世界に対応していく能力が求められていると経済活動のはじっこの方にいる僕達でも感じてきた。

その変化に対応する事ができるかどうかが、学校としてではなく、もの作りのひとりの職人として重要だと考えている。

僕はまだ若い。

自分ではそう思っている。

だから、まだまだ変化できる。

歴史がある。

キャリアがある。

技術がある。

それは重要な事だけれども、歴史があってキャリアがあって、技術がある人達の学校が閉校するという事の意味を考えて、今の僕達が努力してきた方向や、これからの生徒達の道を、一緒に考えていってあげなくてはいけない。

と思う、緊張感がある今日この頃です。

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Pua Ally (プアアリ)スプリングコレクション開催中!

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今年に入ってから、ずっと追われていた春夏の新商品企画のコレクションが今日から恵比寿のプアアリで発表されています。

プアアリデザイナーチームが出してきたデザイン画を製作チームが手分けして作り上げた新作が並んでいます。

手作りで生み出された商品。

CADで生み出された商品。

見分ける事はなかなか難しいかもしれませんが・・・

色々とありますので、興味がある人は是非足を運んでお買い上げください。

と・・・

ほんの少し宣伝させてもらいました。

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色々な資格の価値を考える。

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資格。

というと色々ありますが。

どんな資格を取った方がいいと思いますか?

という質問に僕の主観を書いてみます。

どんな資格も取った方がいいと思います。その資格を取る為に勉強したり努力する過程は必ず、あなた自身の為になるからです。

と言うようにしています。

しかし、もう少し踏み込んで考えると。

良い資格と残念な資格もあると思っています。

残念な資格とは、資格を発行する側があたかも、その資格を取得すると利益がありますよ・・・。金銭的に・・・。

というような事を打ち出している資格はその信憑性を確認する必要があると思います。

資格を取得した人に利益をもたらす資格と、資格を取得させる側がもうかる資格とがあると思っています。

そもそも、資格はなんの為にあるのか・・・

医師や弁護士などの資格は置いておいて、各種民間企業が独立して作り上げた資格には特に注意が必要です。

僕がまず確認してもらいたいと思っている事。

それは、その資格の価値をどのようにプロモーションをして行ってくれているのかという事。

ある有名なジュエリーの資格があったとします。

宝飾業界の人達には、色々な方法で資格取得を促す事はこれまでのおつきあいで可能だったとします。

そして、その資格を取りさえすれば・・・

との話を聞いて、頑張って資格取得を目指し、お金と時間をかけて頑張ったとします。

そしてとる事ができた資格。

もちろん、その資格を取らせたいと思っている人達は、宝飾業界の人達には営業をかけているので、この業界で働いている人達にはその資格の存在や、内容が伝わっているので、資格の取得を理解してくれる人が少なからずいるはずです。

ので、資格取得に意味はあります。

ただ・・・

僕は資格を発行する団体には、資格取得をしてもらう為に得たお金を使って、是非その資格のプロモーションをエンドユーザーに向けてしてもらいたいと思っています。

資格を取得させ、その過程での売り上げを取る事も運営していく上では必要ですが、できれば、その資格の価値をエンドユーザーに向けて発信していく事を考えてくれている資格を、これから何らかの資格の取得を考えている人達には確認してもらいたいと思っています。

もう既にある資格の価値が下がっているのか・・・

新しく資格を取得させるのであれば、その資格は既存の資格と何が違うのか・・・

なぜ、価値が下がったのか・・・

そうならない理由とは何か・・・

なぜ、価値があるのか・・・

お金と時間を使うのですから、是非慎重に考えていってもらいたいと思います。

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