日記

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みんなの学費で設備投資ができました。

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さて、とりあえず報告です。

新しいインクジェット造型機が入ったという事でしばらく稼働させてみました。

詳細は後日ホームページ等に記載していこうと思いますが。

そして生徒向けインクジェット造形価格が決定しました。

時間工賃での造形になります。

僕達としても色々と積み重ねていきたいと思っているので・・・

時間工賃 1000円/1H で造形を受付開始します。

数多くある造形サービスビューローでは 2000円前後/1H ぐらいの価格で行われていますが・・・

この造型機はラヴァーグの造型機というより、生徒達みんなのお陰で買う事ができたラヴァーグの生徒達の造型機でもある。

と僕は思っています。

ので・・・

この造形価格ではじめてみようと思っています。

繰り返しますが、生徒のみの受付です。(卒業生は可)

ちなみに、最低工賃というのも決まりました。

WAX切削と同じ3150円が最低工賃です。

ちなみに光造形の造形料金は 4000円/1個 です。

ゴムをとる場合は光造形もお勧めです。

そして、形状によってはWAX切削の方が綺麗な場合もあります。

インクジェットは造形物がもろいので注意が必要です。

造形する前に、こちらで、湯口を付けて造形してしまう場合もあります。(その方が持ったりするのが楽な場合があるので・・・)

まぁ、詳細は担当の先生にお問い合わせ下さい。

ラヴァーグでは、CADを含めたジュエリーメイキングのスキルを身につけてもらうだけではなく、その後のサポートにも更に力を入れていこうと思っています。

繰り返しますが・・・

今回のインクジェット造型機も今までの造型機も生徒達がお支払いをしてくれた学費も使わせてもらって購入する事ができました。

ラヴァーグの造型機ではありますが、生徒達みんなの造型機としてそれぞれの造型機が活躍していってくれると信じています。

そして、これからも生徒達からいただいた学費を使って、ラヴァーグの設備投資を少しでも増やして生徒に還元していければと思っています。

時代も流れて、設備も進化していくので、それに合わせて僕達も成長して行こうと思います。

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インクジェット造型機って高いけどいいね!

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やってみないと分からない。

とは、この事だ。

WAX切削

金属切削

光造形

そして、インクジェット造形。

正直、一番簡単なのはちょっとしか使っていなくて言うのも何だけど・・・

インクジェット簡単と言うか、良くできています。

サポートを考えなくてもいいのはすごく楽。

スライス切ってから、造型機に送る作業も楽。

アメリカ製だけあってもうちょっとこうしておけばいいのに・・・

と思う所はあるけど。

勉強になりました。

早速生徒向けのサービスを開始します。

今は、色々な形状を造形して確認をしたいので、しばらくは低価格で造形しようと思っています。

詳細はお問い合わせ下さい。

一般の方からの造形は受けませんので、申し訳ありませんがよろしくお願いします。

生徒のモノ作りにほんの少し力が入る事を祈りつつ、現在3回目の造形に突入してます。

先生達の負担も軽減できるので、一石3鳥ぐらいの効果がラヴァーグにはありそうな気がします。

ちなみに、ゴム型を取る事を考えているのであれば、光造形の方がラヴァーグでは早いし安いです。

インクジェットの良い所は、とにかく鋳造性が高い事。

プラチナ一発キャストもOKなのが魅力的です。

もう既にコースの受講期間が終了している生徒にも造形サービスは行っていますので、しばらくラヴァーグには来ていなかった人達も、是非足を運んでみて下さい。

何だか、先生達もインクジェットの仕組みに盛り上がっています。

僕も楽しみです。

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お金の勉強は大切だけど。それはお金を増やしてくれている気がしない。

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お金の勉強は必要だと思う。

知らないより、知っている方がいいに決まっている。

僕も、僕なりにいろいろと勉強した・・・

気になっている・・・

だけど、お金の勉強は僕を楽しくはしてくれてはいない気がする。

指輪が作れるようになった時にはどきどきした。

ハワイアンジュエリーを勉強している時もどきどきした。

ジュエリーCADを知った時もどきどきした。

そしてそのどきどきの経験を積み重ねて今の生活ができる様になった。

もちろん会社を経営していくうえでの、経理や財務や税金などの仕組みや節税については必要だったし、勉強した。

だけど、お金を増やすテクニカルな事は、あまり良く分かっていないからかもしれないけど、人の話や本を読んでも「凄いな・・・」とは思うけど、なぜかチャレンジできない。

よっぽど、新しい機械やソフトの勉強したり、モノ作りの仕組みや工場見学に行ったほうがどきどきする。

昨日も、お台場にガンダムを見に行ったけど。

モノ作り的に気になる。

以前のガンダムと変わった所。

細部の作りこみや、どこに照明がついているのか、あれは以前無かったから、後付だな・・・。でも一回切ってはめて整えて塗装しなおして・・・。大変な手間なんじゃないかな・・・。いくらかかるんだろう・・・。大きいから細部のディティールを表現できるんだろうな・・・。凄い細かいけど、凄い小さくは無いな・・・などなど・・・

もし、このガンダムを作った人から色々な話を聞けるのであれば、たぶん僕はどきどきする。

そして、それは僕を成長させてくれる。

と思っている。

そして、そう思っている自分の生き方がこれからの生き方に何かを生み出してくれると思っている。

ので、お金がいっぱいあったらいいな・・・と誰でも思っていることだけれども・・・

お金の勉強は、増えたお金の有効活用としては大切だけど。

あくまでも増えた後の事なのでは・・・

と思っている。

お金の勉強よりも、もっと、そこらへんに転がっているどきどきする様な事に、興味を持ち突き詰めていく事の方が僕はお金が増える事につながると思っている。

お金の勉強やサクセスストーリーは凄いけど・・・

なぜか、40年生きてきた僕にお金を増やしてくれた気がしない。

ちなみに、僕は何度か投資と言われているものにチャレンジした事はあるけれども・・・

増えた事よりも、減った事のほうが多い気がします。

本業をしっかりと積み重ねる事にまだまだ努力をしていきなさいと神様に言われたと思っています。

ので、地味な仕事を積み重ねていこうと思っています。

まぁ、世の中知らない事ばかりですが、いろいろと知る事ができるチャンスがまだまだ転がっている。

お金の為に知る。

のではなく・・・

知っているからお金になる。

という事は、知る為にはお金を頑張って使う。

という事も必要なんだと思っている今日この頃でした。

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ワインを熟成させるような気持ちでね。

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なんの話かと言うと・・・

新しい事を始める時に注意をしなくてはいけない事。

失敗を繰り返しても良い状態でスタートをする事も大切です。

最初から答えを見つける事は難しい。

しっかりとマーケティングをする。

新しいものなのか。

既にマーケットに浸透しているものなのか。

これから浸透させていかなくてはいけない事なのか。

自分の体力に合った事を選ばなくてはいけない。

体力がないのに、新しい文化を作り上げる事は難しい。

夢や希望や本に書いてある事をなぞるだけでは実行できない。

ただ、なるべく早く始める。

早く始めて、早く失敗して、早く次の事にチャレンジする事は悪い事ではない。

そして、あせらない。

すすむべき手順は意外とそんなに複雑ではない。

どんなものでも意外とシンプルだ。

ただ、新しい価値観をつくる。

差別化を図る。

オリジナリティーを追求する。

本を読むとだいたい書いてある。

だけど、新しいものをマーケットに浸透させるのには大きなお金がかかる。

どんなに、便利で。どんなに新しくても、知ってもらう事ができないと時間がかかる。

ただ、最初から時間をかける心の余裕があるのであれば、話は変わってくる。

気をつけなくてはいけないのは、新しい価値観をお金がない中でマーケットに浸透させる事は短期間では難しい。

これを知っておいてほしい。

何か特別な応援してくるコミュニティーみたいなものがあれば別だけど・・・

自分の体力に合った、成長の仕方を考えていってもらいたいと思う。

ジュエリーブランドを作っている人達はね。

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なぜ、どんどん造型機を入れるのか?

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お金がありますねー

と言われた。

確かに造型機を揃えるのにはお金がかかる。

WAX切削機・金属切削機・光造型機・インクジェット造型機・型紙を切り出すカッティングプロッター。

ただ、お金があるから買うのではない。

必要だから揃えている。

という事なのです。

なぜ、そんなに必要なのですか?

とも聞かれる。

それは、それぞれの造型機を持ってみると分かる。

それぞれ全てに特徴がある。

最初のWAX切削機はJWX-10購入しやすかったから最初に導入ができた。

次に、両面彫りやJWX-10ではできないWAX切削ができるようになったという事で、JWX-10の後継機のJWX-30を導入した。

そして、キャスト(鋳造)では作りにくいものを作らなくてはいけないデザインがあり、金属切削機を導入した。

更に、刃物が入らない所を造形する為に光造型機を導入した。ラヴァーグに入っている光造型機はビジョンリアライザーという造型機。とにかく造形スピードが早い。カレッジリングなどの大きなものでも1時間ぐらいで造形してしまう。試作や雰囲気を見るのにはこのスピードは本当に重宝する。

そしてグラフテックのカッティングプロッターFC4500これはあまり説明をした事がなかったけれど、僕達はせっかく学んだジュエリーCADのスキルをジュエリーだけで終わらせてしまってはもったいない。と思っている。具体的には宝飾業界は、ファッション業界の一部であると僕達は考えている。

今ではカバンメーカーがジュエリーを作り上げていたり、アパレルメーカーがジュエリーを開発に力を入れたりしている。

他のファッション業界のジャンルから宝飾業界のマーケットに参入してくるのであれば、こちらからもジュエリーのスキルを持って他のファッション産業に勝負しに行くべきだと考えた。

そして、カバンや革小物などを効率良く作り上げていく為には、今かばんや靴、アパレルの業界の製造ラインを調べた。そうすると・・・なんとCADが導入されている事を知った。

しかし、やはり手仕事の業界だったので、CADが導入できているところとできていない所の格差も感じた。あるアパレルメーカーでは東京のデザイン室のCADデータの出力ボタンを押すと、中国の造型機が動き始めるそうだ。

それを知り、いろいろと研究をしてこのプロッターを導入した。今ではミシンも3台、革漉き機などもあったりする。

これは、ジュエリーメーカーの未来のあり方を僕達なりに考えてのことだったりする。

そして、せっかく覚えたCADスキルの有効活用の提案でもある。

そんな中、インクジェット造型機がまた増える。

ソリッドスケープの造型機だ。

いろいろな巡り会わせでラヴァーグに来る事になった。

もう周りには優秀な造形サービスビューローも増えて来た。

正直少し迷った。

ただ、考えた。

やはり生徒達にはそれぞれの造型機の特性も教えていくべきだとも思ったし。

僕達もより詳しく知りたかった。

そして何よりも、ラヴァーグの生徒達の未来をサポートし続ける。

という目標を持っている。

入学して技術を覚えて卒業して後は頑張ってね。

というスタンスを少しでもラヴァーグの生徒であった事をメリットとして感じ続けてもらいたいとも思っている。

ラヴァーグは卒業とい概念は持っていない。

ここから一緒に進んでいこう。

そんなイメージだ。

僕一人では使いきれない設備もラヴァーグというチームなら使いきれる。

お金があまっているから設備を導入するわけではない。

導入する価値を見い出せたから頑張ってお金を用意して払うと決めた。

ジュエリーCADのスキルは身につけてからがスタートだ。

そして、続けていけば行くほど造型機の必要性が高まってくる。

そしてそこにかかるコストも上がってくる。

そこが少しでも負担の軽減になる。

と考えての設備投資だ。

ラヴァーグの生徒達には長くラヴァーグと付き合い続けてもらいたいと思っている。

その第一歩の為に、造型機を導入する。

という事だったのでした。

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