日記

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協会の役割

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生徒に聞かれて答に困りました・・・

協会や組合に入るとどんなメリットがあるのですか?

という質問です。

さて、世の中には協会や組合が沢山ありますよね。

ちなみに、僕は5年ぐらい前に甲府にできたジュエリーCAD協会というのに入った事がありますが・・・

その協会はいつの間にか会員の中での意見の相違があり、空中分解してしまったそうです・・・

実態はどうなっていたのかは、分かりませんが残念なお話です。

ジュエリー協会やジュエリーデザイナー協会などなど・・・

何とか組合なども含めて色々です。

具体的な活動内容も僕達末端の新人チームにはなかなか下りてきてくれません。

漏れ聞こえてくる内容はいい話も悪い話も、面白おかしく入ってくるので事の真偽はわかりません・・・

そもそも、業界団体などはどのような目的を持って生まれてくるのでしょうかね・・・

業界の繁栄?

技術の伝達?

色々です。

ただね・・・

今日本屋さんで色々な業界の相関関係の本を見ていると、宝飾業界についての情報は見つける事が出来なかった・・・

色々あったのにね・・・

正直、僕が聞きたいぐらいです。

どの組合がどのような活動をしているのか・・・

どの協会がどのような活動をしているのか・・・

目的が違うのかもしれないけど。

僕達みたいな若手世代(僕も若手って言わせて下さい・・・)が本当に為になる知識や心を開ける仲間ができる可能性がある協会や組合はどこなのでしょうか・・・

お金がかかるのはしょうがない。

価値があるのであればみんな入ります。

今まで、僕は自分の道は自分で切り開くべきだ。

と思ってやってきました。

同じ業界の人達は仲間であると同時にライバルでもあります。

使い古した知識は下りてくるけど、最新の価値のある情報は自分自身でつかみとるものだ。

と思っています。

ただね・・・

他の産業と比べて、僕達のいる業界が元気があるのか、ないのか・・・。若手の優秀な人が参入してくるような業界なのかそうじゃないのか・・・。

それは気になります。

ラヴァーグの卒業生たちで、技術を身につけ、自分自身のブランドを軌道に乗せている生徒達もでてきてはいますが・・・

苦労している生徒もいっぱいいるはずです。

そして、僕自身も登っている過程です。

業界が良くなるのであれば、僕も力及ばずながら協力をしてみたいと思っています。

ただ、時間もお金も限られていますので、選択をしなくてはいけないと思っています。

そして、その選択は意外と重要だと思っています。

生徒達にしっかりとその理由が述べられる精度の情報を集めて行こうと思います。

誰か詳しい人がいたら・・・

教えてください・・・

メールやお電話をいただければと思います。

matsuo@lavaguejewelry.com

アドバイスお待ちしています・・・

 

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表に出てこないけど、凄い人達。

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さて、1月も終わりますが2月に向けてしっかり頑張っていこうと思います。

僕がIJT(国際宝飾展)の会期中会う事ができた人達の多くは、ブログやWebサイトをもっていない人達が多かったりします。

まぁこういう情報を発信する必要がない人達も意外と多いのです。

特に宝飾業界のCADという分野においては優秀な人達がどんどん増えている事を感じます。

いろいろと作品を見せてもらったりすると、本当に優秀です。

また、研究心というか、探究心も旺盛で毎年新しいソフトウェアを見つけてきているのではないか・・・

というぐらいのソフトウェアおたくもいたりします。

ジュエリーの勉強をして、本人の努力もありディズニーの仕事をしている人もいます。

逆にディズニーの仕事をしていて、モノづくりの楽しさにはまってしまいディズニーの仕事からモノ作りの仕事に来ている人もいます。

あまり詳細を伝える事ができないのが残念ですが。

感動する作品を多くの人達が生み続けていたりします。

表に出ると叩かれる。

そんな心配をしている人もいましたが、出なくても済む人は無理に表に出る必要ない。

と僕は思っています。

仕事はチームで行うものです。人柄さえよければ自分自身の苦手な所は助けてくれる人が現れます。

僕も自分ひとりで全部をこなす事は仕事の質が高くなればなるほど無理だという事を感じています。

ただ誰でもそうですが、自分自身の正しい評価をしてもらうという事には興味を持っている人が多いのも事実です。

そして、伝わる人に伝わればいいのか、それとも多くの人に伝える事を目指しているのか。

今はSNSなどもどんどん発達してきています。

分かる人に分かってもらうという目的であれば、フェイスブックなどもいいツールだと思います。

多くの人に何かを発信したい。

という人にはブログはいいツールだと思っています。

上手に使い分けて、無理に表に出る必要はありませんが、自分の歴史を残していっても楽しいのかもしれません。

まぁほんの少し時代も変わってきました。

僕は何かを検索するときにはYahooを使っていました。

今も多くはヤフーですが・・・

iphoneの出荷とアンドロイドの出荷の関係のニュースを見たりすると・・・

少し研究対象を広げる必要があったりします。

スマートフォン=iphone

ではない。という事になってくるのか・・・

気になります・・・

 

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こちらに引越ししまたよ!

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あー歳をとった事を感じます。

一日寝ただけじゃ疲れがとれない・・・

IJTで毎日深夜まで楽しい時間を過ごし、最終日にはラヴァーグの生徒達との新年会。

ちょっと遅かったけど新年会・・・

普段ゆっくり話す事ができなかった生徒ともお話ができて楽しかったです。

ただ・・・

連投のせいもあり、最初から酔っぱらっていたような気がします・・・

でも、楽しかった!

いまどき、朝の5時までつきあってくれた生徒達にも感謝です。

なんだか楽しかったので、また近々みんなと飲めたらと思う朝帰りでした。

という事で、こちらで初のブログを書いてみました。

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あーーーーほっとした。

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IJTお疲れ様でした。

サムがいてくれたお陰もあり、4日間ずっと混雑していました。

もう何年もIJTで彫り続けているので、昔はCADの友人の方が多かったのですが、最近は彫りの友人も随分増えて来た。

みんないろいろな所からIJTに来ているので、一年にここでしか会えない人も多く、あらためて僕を呼び続けてくれている鈴峯には感謝をしたいと思います。

最近ではCADの仕事はスタッフが請け負ってくれているのですが、甲府からもたくさんのCAD仲間がわざわざ声をかけに来てくれたりして、随分ほっとさせてもらいました。

僕は自分の能力不足もあり、去年は随分忙しくなってしまいなかなか会う事ができない人が増えてしまっていた事をあらためて反省しました。

今年の僕はもう忙しくない・・・

という空気をかもしだしてもっといろいろな人に会う時間を増やして行きたいと思うので、この人忙しそう・・・と思っても、忙しくないので誘って下さい。

ここ最近の僕の仕事は自社商品の製造がほとんどです。

自社ブランドの成長を通じて得られた経験や人脈を、同じ業界で活躍している人達と共有していこう。

という事で、ブランドの成長に力を入れてきました。

周りの人達とスタッフ達の頑張りのお陰で、次のステップに踏み出せる形もあり、新しいスタッフも2月から増えます。

また新しい事を自分自身も経験できると確信しています。

そして、その中から得る事ができた事を生徒達に返していければとおもいます。

展示会期間中にジュエリースクールを経営している。という人からの相談を受ける機会がありました。

ラヴァーグみたいな学校を地方でつくりたい。という言葉をもらいました。

外から見たらそんな風に見えているのか、という発見もありつつ、改めて今までの教育の形からの変化が求められている事を強く感じました。

僕らの学校は、僕自身のゴールと学校の教育方針のゴールが同じ所にあるのがラヴァーグの特徴だと言ってもらえました。

なかなか気がついてもらえない所を意外な年齢の人に気がついてもらう事ができているのが、少しほっとしました。

僕は技術がある事も重要だと思っています。

ただ、技術がない事が致命的だとは思っていません。

僕は自分で作った宝飾品をお客様に選んでもらい、僕らの技術や努力や思いに対価としてお金を払ってもらう。

そして、できれば僕らが作り上げたものがずっとずっと残っていき、何百年後かの人達が話題に上げてくれるようなモノ作りができたら・・・

楽しいよね。

持っている人も嬉しいし、作っている人も嬉しい。

そんな仕事をしたいと思っています。

僕らの学校のゴールは技術の取得をさせる事だけではない。

そこが僕達の学校の特徴だと思っています。

そんな話を僕なりにさせてもらいました。

そしてあくまでも僕達のゴールは職人ではなく、メーカーとして機能する総合力だと思っています。

ので・・・

実際に大変な事もありますが、本当に自分がしたい仕事としてモノ作りを選び、お店をかまえ、ブランドの成長に力を入れて現在の形ができあがりました。

くちばっかり、知識ばっかりにならないように、平成17年にお金を借りてお店を出しました。

正直、最初は苦労ばっかりです。

本当に苦労ばっかりでした。

ただ、その苦労がこれからの生徒達が経験する可能性の高い苦労だったので、その苦労話をみんなが聞きたがります。

知ってさえいれば、しなくてもすむ苦労がいっぱいあります。

当時の僕を振り返って考えると、もしあの時今の僕がソバにいてくれたら・・・

なんて事を真剣に考えたりします。

無駄だ損だと思っていた経験こそが、今は一番大切にしたい経験だった。

今は、そんな風に思う事ができています。

その学校経営をされている人に、是非先生こそが先頭に立って、チャレンジして下さい!と言いました。

先生こそがジュエリーを学んで良かった。と思っていてください。

そんな先生に人が集まってくるはずです。

PS

関西の宝飾組合の理事でもある“宝飾工房こだま”の小玉さん4日間ありがとうございました。CADの事やZbrushの事。勉強になりました。石留めの事 も勉強になりました。人生の事も勉強になりました。ラヴァーグの生徒達も喜んでいました。そして関西でCADがもっと活気が出てくる事を感じました。

CADも手作りも第一線でいる人は少ないと聞いています。

良い人に本当に出会えて良かったです。

ワイングラスだけは大切にして下さいね。

僕も負けないように成長して行こうと思います。

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今年も国際宝飾展でデモンストレーションをやっています。

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さて、毎年呼んでいただいている国際宝飾展(IJT)に今年も4日間呼んでもらい、デモンストレーションをやっています。

“鈴峯”のブースにいますので、気軽に声をかけて下さい。

そんな中、本日IJTに出展するというブランドの担当者と打ち合わせをしていたのですが・・・

もう一昨年になりますが、僕達が東京ブライダルフェスタに出展したブースがとても綺麗だった。という事で、出展の最終コンセプトの相談に乗ってもらいたいとの事でした。

一年を通じて色々な形で展示会というものがあります。

僕達のブランドも営業をかけていただいているのですが、商品の特性上、卸先を一気に増やす事ができないので、直接エンドユーザーにアクセスできる展示会に一度出てみようということで、いろいろな企画を立てて出展しました。

僕達自身は成果を出す事ができたのと、その雰囲気を見ていただいていたので、相談という事になったのでした。

今日の時間の中で僕が毎年IJTに足を運んで感じている事を少し書いてみようと思います。

展示会の特性上、基本的にはメーカーがリテーラーを探し、自社商品を取り扱ってくれる先を国内外を問わずマッチングさせる。というのが、IJTに出展する人と来場する人の目的。と僕は思っています。

ただ、商品を並べて技術的な事を並べてもその他大勢に飲み込まれてしまう展示会だとも思っています。

僕はお店をやっているので、どのような商品をお店に置きたいのか。という事も考えた事があります。

そして、商品を作ってもいるので、どのようなリテーラーに自社商品を扱ってもらいたいのかも考えていたりします。

そこで、両方の意見が食い違うよくあるケースはこんな感じです。

集客力やブランド力がないメーカーは、有力な小売店に扱ってもらい売り上げを伸ばしてもらいたい。と思っています。

まぁ自分でお店を出したり、ネットショップをやるのはかなりの労力とスキルを必要とするので、手っ取り早く、どこかに取り扱ってもらいたいという感じです。

気持ちはすごくよく分かります・・・

逆に小売店の人達の気持ちはこんな感じです。

その商品を扱う事によって、そのブランド力のある商品があるからという理由で来店客が増えてくれ、売り上げが上がる商品を探していたりします。

売り場の面積は限られています。

売れる、ブランド力がある商品を置きたい。当然です。

実は双方とも自分達だけでは足りないブランド力を補いたいと思っていたりします。

ここがポイントです。

集客ができない、ブランドが確立されていない商品企画を、高い出展料を払っていざ出展してもなかなか思ったような成果が上がらない。という結果を良く聞きます。

最近は同じ事を言っているような気がしますが・・・

モノがあるだけではお客はなかなか足を運んでくれません。

すでにブランド力がある所は新規取り扱い先の開拓ではなく、すでに取り扱っていただいている取引先への新商品の提案の場であったりもしますが、僕が書いている事は・・・

僕達みたいなまだブランディングが完成していない中小の会社の視点からのお話です。

新規開拓を狙っている所、1コマ、2コマでの出展ブースは特にです。

取り扱うことによるメリットは何なのかをはっきりさせなくてはいけない。

と僕は思っています。

なぜ、来店をしなきゃいけないのか・・・

なぜ、そこのお店にわざわざ行くのか・・・

そんな物語が実は重要だったりします。

僕達のブランドのプアアリを例にあげてみると。

“ハワイアンジュエリー 結婚指輪”で検索をすると。

必ず上位に表示されます。

そして、その環境ができてこそお取り扱い先に送客ができる商品になっていると思っています。

展示会に出るというのは、車の片輪にすぎず、もう半分の車輪の準備を同じぐらいパワーと予算を割かなくてはいけない。

そんな仕組みと道筋をあと数日しかありませんが、取り組んでいくという事で本日は終了しました。

準備に時間がかかるのが、展示会への出展なのです。

ブランド各社の企画を楽しみに僕も展示会に参加していきたいと思います。

現地でお会いできる事を楽しみにしています。

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