今日はあったかくなりましたね。
サクラ、散り始めています・・・
でも、それがとても綺麗です。
さて、ギャランティーカードってなんだか知っていますか?
保証書の事です。
この保証書。
どんな小さなブランドでも比較的渡してもらう事ができるものですが・・・
ジュエリーの場合は一年保証というのが僕が色々と見た中では一般的です。
保証の中身は様々です。
永久保証をうたっている所もあります。(凄いです・・・)
その保証の内容をつづっているのがギャランティーカードです。
今回は保証書という言葉で統一して書きますね。
僕達もこの保証書はいろいろなブランドを作るたびに作ってきました。
この保証書の中身。
どんな思いを込めて作っていったらいいと思いますか?
ちなみに、僕達が一番最初に保証書を作った時には単純に真似しました。
あるブランドの保証書の中身を真似です。
ほんの少しデザインと語尾を変えましたが、流行りの言葉で言うとコピーキャットです。
今思うと、指輪を作ってなんとか売れないか・・・。
お店を作って、なんとか売り上げを作らないと・・・
と思っていた頃の産物です。
ここ8年。この保証書の中身について真剣に考えた事は実はあまりありませんでした。
普通に普通の内容を書いてあり、どこと比べても特色もなく遜色もないそんな中身の保証書です。
でも・・・
それでいいのか・・・
と・・・
ふと、みんなで考えました。
当然ながら、この保証書はそんな事でいいという話にはなりませんでした。
僕のブログで繰り返して言っていますが、宝飾業界は3兆円産業だった時代から約4分の1。
当然ながら、色々な事が古くなっています。
古くなったままでいいのか・・・
どうやってかえる・・・
何を変える・・・
それは意味がある変化であるべきだ・・・
色々なアイデアが湧きあがってきます。
大企業・ビッグブランド・ナショナルブランドができない事はほとんどない・・・
本当にそうなのか・・・
僕達に出来ない事。
ビッグブランドに出来ない事。
大きくなってしまったからできない事。
大きいから失敗してしまう事。
意外とある。
小さい動物達が大きい動物達に負けない事。
意外とある。
コピーキャットが自分達の頭を固くしていた事に気がつく。
大企業の力を感じて、尊敬やあこがれを持っていた時期もある。(今でも少しある・・・)
でも、ほんの少し自分達のいる業界を離れて自分達を見つめなおしてみると、グッドアイデアが転がっている。
僕はラヴァーグという学校の校長でもある。
小さなブランドがいっぱい産声をあげて走り始めている。
彼らだかろこそできて、僕達だからこそメリットがある事。
しびれるアイデアが浮かぶ・・・
早速とりかかりました。
まずはギャランティーカード。
ここにとても大きな可能性がある事に気がついた気がするので、今大幅リニューアルをしています。
保証書のコピーキャットはここでお終い。
新しい保証書。楽しみにしていて下さい。
もうすぐ入稿。
完成したら、説明つきでみんなに紹介します。
僕も楽しみです。