日記

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次々と本格的に・・・

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夏が近づいてきてる。

今日も朝起きると外の空気が蒸し暑い・・・

いよいよ夏か・・・

そんな中、ふと自分自身の最近の仕事を振り返ってみる・・・

ハワイアンジュエリーブランドの “ Pua Ally ”を立ち上げその制作に追われている毎日。

ブランドとして制作の人間も少しずつ増えてくれてお客様にもあまり待たせない環境を作ろう!

という事でここ1年近く人材の採用や教育を重ねてきた。

ありがたい事に取り扱ってくれる業者も増えてくれている。

卸を始めた頃は価格設定で悩み。

エンドユーザーとしか取引しかしていなかったので、法務面での書類整備などでずいぶん勉強をさせてもらえた。

今では B to B の取引もずいぶんスマートになってきた。

自分達のお客様を増やしたい・・・という思いから。

取り扱い先にお客様が足を運んでくれる為には何をしたらいいのか・・・

そんな事も考え始めている。

おかげで、店長をはじめ販売スタッフの仕事の質も変わる事をよぎなくされ・・・

新しい人材に力を貸してもらうべく少しずつスタッフを増やす方向に動いている。

今月も新しい人材が増える。

少しずつですが、お客様も増えてきている。

そんな中・・・

学校長としての仕事をふと考えてみた。

スタッフの成長もあり。

学校の実務面は僕以上にできるスタッフが増えてきている。

まだまだ僕も若いので負けてはいられない・・・

と思いつつも、みんなの成長が嬉しかったりもする。

そして、生徒達の会話のクオリティーも年々上がっている事に気がつく・・・

作り上げた指輪をいかに美しい画像にするのか・・・

Webサイトのドメインを買うべきか、育てていくべきか・・・

ネットショップはどのタイミングで開店させていくべきか・・・

地金相場の乱高下の理由について・・・

ダイヤモンドの鑑定について・・・

Webマーケティングについて・・・

フェイスブックプロモーションについて・・・

店舗デザインについて・・・

などなど・・・

僕が小さな学校を始めた頃と比べるとレベルが随分上がっている。

大きな声では言えないが・・・

僕達よりも売り上げを上げ始めている生徒も少しずつ増えてきている・・・

嬉しい半面、もっと努力をしよう。

という気にさせてくれる。

ずっと先を生き続けて行く事は難しいけど、先生とはそういう事だと思う。

より高い努力をして行こうと思う。

生徒の高い要求にずっと応えられるようにスタッフ一同更なる努力をして行こうと思う今日この頃でした。

 

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日本全国ぐるぐると・・・

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という事で、ここ最近出張なるものが増えてきています。

おとといから鳥取に行ってきました。

鳥取と言うと鳥取砂丘。

当然ながら行ってきました。

鳥取駅からバスに揺られて15分ぐらいかな・・・

東京や横浜に比べるとやっぱり空が広い。

バスの終点が鳥取砂丘。

とりあえず砂丘から空港までの行き方を確認。

バスだと乗り換えが1回あるから、タクシーがいいですよ!と案内所の人。

1500円はかからないよ・・・

と言われたのでタクシーで空港に行こう。

と思って、少しのんびり砂丘に向かいました。

砂丘というか、砂漠。

らくだもいる。

だからかもしれないが、なんだかとても暑い・・・

汗がじんわりにじんでくるけど頑張って馬の背と言われている丘の頂上を目指す。

バスで一緒に乗っていたイケメン外国人もはぁはぁ言いながらのぼっている。

ほんの少し、競争心に火が付き、ほんの少し早登り・・・

自分だけレース気分・・・

意外とはぁはぁいう・・・

運動不足・・・

でも・・・

登り切った向こう側には、広くて青い日本海。

確かに・・・

こんな海のそばで、こんな高い砂の丘があるのは珍しい・・・

鳥取砂丘。

気持ち良さそうにパラグライダーが飛んでいる。

こんなに低い位置でパラグライダーが飛びつつけているのを見るのも初めて。

なるほど・・・

なんだか気持ちいい・・・

ちなみに、仕事をさっと済ませた到着した日の夜は。

鳥取のおいしいものを探して鳥取駅周辺をはしご。

といっても、2件。

もさえび。

白いか。

かき。

一軒目でもさえびが売り切れで食べられなかったので、もさえびを求めて2軒目へ。

なるほど・・・

これがもさえびか・・・

もちゃっとしている。

おいしい・・・

これからは、少しずつですが日本全国ぐるぐるする予定です。

ご当地グルメをご褒美にお仕事頑張っていこうと思います。

自分で自分の評価をする事はなんだか難しいと思っていますが。

他人の評価が聞こえてくると・・・

少し嬉しい今日この頃です。

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3Dプリンターで何ができるのですか?

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という質問をされた。

さて、そう言われてみると・・・

3Dプリンターが話題になっているが・・・

いったい全体どこでどのように使われているのか・・・

設計・製造ソリューション展では、プロダクト系の出展社が多く、とても信じられないぐらい混みあっていた。

試作品は分かる。

プロダクト系での、大体のデザインを確認する。

建築系で注文住宅を3Dプリンターで出力する。

これも分かる。

でも、各小学校に1台3Dプリンターを置く。

というオバマさんの話ではいったい何を子供達がする為に置くのか。

ポイントは見かけは色々な素材感を出せるけど、実際は見かけだけなので、ゴムはゴムっぽく見えても、ゴムではないので、ぐにゃっとはしない・・・

ステンレスはステンレスぽく見えても、ぽきっと折れる。

デザインのだいたいの確認をするのであれば、どんどん出てくる低価格造型機でいいのかもしれない。

でもね・・・

デザインを確認した後。

実際に大切なモノにして行く為には、ただ出力するだけでは足りない。

例えば、僕達の業界。

3Dプリンターの活用方法の典型的な例をしっかり作り上げている。

プリンターで出力して。

様々な金属に鋳造や切削をする。

それを磨き、石留めなどをして、仕上げる。

そして、大切な人に温かい思いを伝える。

3Dプリンターが流行る何年も前からそれをやっている。

3Dプリンターがあっても、3DCADができないとね・・・

という話も聞こえてくるが・・・

3DCAD自体は全然難しくない。

そもそも、難しいものを作ろうとするから難しいのであって。

普段身につけやすいものを・・・

普段プレゼントしやすいものを作る分には手作業よりもかんたんなのである。

だから、今では多くの宝飾関係の会社がCADを導入している。

CADを難しいものにしてはいけない。

と僕は思っている。

CADで仕事をしている僕自身も自分のスキルは高く評価してもらいたい。

でもね・・・

高い技術よりも温かい心がモノづくりには必要だと思う今日この頃です・・・

 

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一歩先行くジュエリーCADスクールへ・・・

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新しく造型機を入れます。

現在3Dプリンターブームもあり、様々な3Dプリンター(造型機)が取り上げられ始めています。

そんな中、ここ最近の宝飾業界ではどんな造型機が動いているのかな・・・

と少し人づてに聞いて回ると・・・

やはり光造形機を導入している所が多い気がします。

光造形機というと鈴峯が扱っているエンビジョン。

シーフォースが扱っているDWS。

ラヴァーグにもあるリアルビジョンが作り上げたビジョンリアライザーなどなど・・・

主には最初の2つが宝飾業界ではしのぎを削っています。

それぞれ特徴があるのですが・・・

簡単に言うと、色々と工夫をすれば改善できるとの話も聞きつつ・・・

表面精度が高いのがDWS。

寸法精度が高いのがエンビジョン。

という話を聞いています。

キャストに関しては双方とも、キャストは上手くいく。と聞いていますが。

キャストはできるけど、工夫がいる。とのイメージです。

そんな中、つい数年前に縁あってソリッドスケープ社のインクジェット造型機をラヴァーグに導入する事ができ、自社でインクジェット・光造形・WAX切削・金属切削を使い分けて行くと、それぞれに特徴がある事が分かってきます。

実は、つい先日WAX切削機のJWX-30の切削音が気になり、メンテナンスをしてもらいました。

営業担当者から驚きのコメントをいただきました。

稼働時間がはんぱなく多い・・・

との事でした。

確かに・・・

相当の数を造型し続けてこの数年間動かし続けています・・・

同じ時期に導入した稼働が多い所と比べても2倍以上の数字が出ているそうです・・・

他社と比べる事がないので、言われた僕達も驚きました。

そうなんだ・・・

生徒達からの造型以来のオーダーシートは担当者の机の上にはいつもたばになっている・・・

スピードがダントツに速い光造形もたまっている・・・

スタッフも大変です。

待っている生徒達も大変です・・・

それぞれ忙しそうに動いている造型機。

生徒達のレベルも要望も高くなってきている。

ただね・・・

あるCAD関係の人に、ラヴァーグはもう造型機はいらないでしょ!とつい先日も言われました。

まぁあるからね・・・

と言いましたが・・・

一歩先いくジュエリーCADスクールを目指しているので、やはり新しい造型機や樹脂がでると気になります・・・

そこで、いろいろと考えました。

生徒の事。

スタッフの事。

最近のマーケットの事。

自分達のお店の事。

造形物の事。

いまどきの動向を考えると光造形機も気になります・・・

が・・・

インクジェット造型機を新しく導入しよう。

とスタッフ達と相談して決めました。

SolidScape社のインクジェット造型機の3Z-PRO。

色々な生徒達から、造形物の後処理についても聞き込みをしました。

ラヴァーグというジュエリーCADスクールは幅広い層の人達が通っています。

宝飾業界の人はもちろん、異業種からのチャレンジ組。

他の学校を卒業してからの生徒達。

全てが一流の人ではない人の方が多いです。

どっちかというと、チャレンジ組が多いです。

既に宝飾業界で事業をしている会社に求められるのは、僕は精度とスピードだと思っています。

その場合スピードはインクジェットよりも光造形に軍配ががあがります。

ただ、生徒達はひとつひとつをしっかりと作り上げていく。

多少の時間は仕方ない。

でも良いものをなるべく失敗しないで作り上げたい。

というのであれば、サポートの問題。サポートの処理の問題を考えるとインクジェットがラヴァーグには向いている。

樹脂もこの新しい3Zになると、更に硬さが増していて、インクジェットの弱点でもあった、華奢な造形物の取り扱いもずいぶん改善されているそうです。

そして、どこに出してもキャストに関してはほぼストレスがない、インクジェット造型物。

ブライダルリングに力を入れてねと指導しているラヴァーグにはプラチナのキャストはやはりインクジェットに少し分があるとも思っています。(光造形もずいぶん進歩しているとは思いますが・・・)

以前はDICOが扱い今は田辺研電が扱っているソリッドスケープ。

決してプロモーションが上手いとは言えませんが・・・

僕はいい造型機である。

と思っています。

ソフトも造型機も比べるものではありませんが・・・

色々な造型機もどんどん進化しています。

過去の情報はどんどん間違った情報になっていきます。

それは、各社色々な努力をして改善をしているからです。

会社も人もです。

生徒達の成長と共に、ラヴァーグの設備もどんどん成長させていこうと思います。

 

 

追記

ふと、9年前を思い出します・・・

僕がジュエリーCADが学べる学校をつくろう!と思い、どんなソフトがいいのかな・・・。どんな造型機がいいのかな・・・。

と考えていた頃。

お金もそんなに持っていなかったので、ラヴァーグで買えたのはJWX-10というローランドのWAX切削機が1台だけ。

ずいぶんこの造型機にはお世話になりました。

ただ、CADのスキルが上がり、色々なデータが描けるようになってくるとJWX-10を駆使してもできない事が増えて行きました。

当時、サービスビューローとしてお世話になったのが、株式会社アイズ中村テクニカルというサービスビューロー。

両社ともソリッドスケープ社のインクジェット造型機を入れていました。(まだ光造形機は宝飾業界ではメイコ―のものしかなかった気がします。)

当時のインクジェット造型機のお値段。

JWX-10の100万円とは桁がちがいました。

あこがれの造型機でした・・・

次々と勇気がある会社がインクジェット造型機を導入して行きました。

少しずつ生徒が増えていたラヴァーグでしたが、欲しいけど買う事は出来ませんでした。

僕の個人的な思いですが・・・

本当に個人的な思いですが・・・

まずは、今のインクジェット造型機を紹介してくれた鈴峯の専務に感謝です。

まだ元気に動いているのにラヴァーグに譲ってくれたカラットの丹沢さんにも感謝です。

おかげで、スタッフがインクジェットの便利さに気がつく事ができました。

ので・・・

今回の設備投資もみんな快諾してくれました。

そして、僕も駆け出しの頃あこがれたインクジェット造型機の最新機種をとうとうラヴァーグの設備にラインナップさせる事ができて、少し誇らしげだったりします。

そして、最後に忘れてはいけないのが、ラヴァーグに通ってくれている生徒達に感謝です。

みんなのおかげで、僕のほんの少しの小さなあこがれがかないます。

もっと、頑張っていこうと思います。

一歩先行くジュエリーCADスクールになれるようね・・・

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ブランドを立ち上げてしまっている人達へ・・・

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さて、本日はもう出来てしまっているものを何とかする。

という事が最初からやり直す事よりも難しいケースがある。

ビジネス書やセミナーに参加するとコンセプトをしっかり決めろ。

と書いてある。

書籍を出版できる人というのはある一定の実績がある人が執筆しているので、当然ながら正しいやり方。

と思ってしまう。

ちょっとビジネススキルを学んだ人達も口をそろえて同じ事を言う・・・

だけど、よく考えてほしい。

そもそも何故コンセプトを決めなくてはいけないのか?という事を。

コンセプトを決めろと偉い人達が言っていたから決めるのではなく、なぜそうしなくてはいけないのか・・・という事を考えてほしい。

僕は最終的にはコンセプトを決めるべきだと思っている。

最終的。という事が大切だと思っている。

売上が色々な形で出始めてからコンセプトは決めるべきだと思っている。

という事である。

もっと言うと、最初のコンセプトは多くの人が自分勝手に決めれるほど実力とお金が無いケースが多い。

最初に決めてはいけない。

後から決める。

後から少しずつ探りながら決める。

という事が一番最初の小さな小さな売上が少ない人達が始めるブランドのはじめ方だと僕は思っている。

僕は・・・

という事です。

大きい企業であればもう既に会社の売り上げを支える柱ができているケースが多い。

その柱を軸に色々なプランを試す事ができる。

失敗しても別の柱があるから大丈夫。

上手くいけば新しい柱が立つ。

失敗したら次のプランに移る。

そんなトライアンドエラーを繰り返す事ができるのが、既に成功している人や会社の強みでもある。

でもね・・・

生活を支える柱がまだしっかり無い人達は条件が違う。

コンセプトを決めろ!と書いてあったから決めたコンセプトでまっすぐ頑張る。

頑張って、待って、努力して、待って、いつか売上が上がるはずと信じながら、努力を積み重ねて行く。

だけど、なかなかうまくいかない・・・

一度決めたコンセプトがしっかりしていればしている程、身動きが取れない。

全てのリソースをそのコンセプトに集約してしまっている。

ブランド名・パッケージ・会社名・ドメイン・名刺などなど・・・

もう全部コンセプトをしっかりする。という事を信じて作り上げてしまっている。

決めてしまえば、決めてしまうほど変化に対応する事ができない。

アイデアやセンスはあるのに、自分自身が積み重ねてきた事を見切れない。

僕がよくスタッフに話す昔の人が残してくれた言葉の一つに・・・

 

倹約10両

もうけ100両

の次に・・・

見切り1000両

というのがある。

これは、節約しても残せるお金は10両だけだよ、仕事をまじめに頑張ったほうが100両になるよ!

という話よりも重要な事として、見切り1000両というのがある。

見切る。

これが難しい。

情熱を注いできたものをなかなか見切れない。

見切れないから、上手くいっていないのにずるずる時間を浪費する。

景気のせいじゃない。

政治のせいじゃない。

時代のせいじゃない。

そのコンセプトを出すタイミングが悪いだけなのに、もう少し形が整ってから出せばいいのに・・・

見切れない。

見切りには1000両の価値がある。

見切って新しい事をはじめる。もしくは、現実を受け止めてやり直す。

小さなブランドの最初の一歩はやり直しがきく形で始める必要がある。

そもそも、何の為にコンセプトを決めるのかを理解してもらいたい。

決めた事によって、大きなマイナスが生じてしまう事が小さなブランドの最初には起きてしまう。

これは・・・

僕自身の経験から身にしみて経験したことなのです・・・

今思うと、書籍やセミナーに振り回されたスタートをきってしまった・・・

と思っている。

自分の実力。

自分の持っているもの。

それを確認せず、自分のレベルにあったスタートを切る事ができなかった。

会社はつくった。

ブランドコンセプトは決まった。

お店もつくった。

腕の良い職人チームにデザインや制作を手伝ってもらった。

でも、上手くいかない・・・

売上がのびない・・・

その原因はコンセプトを最初に決めてしまった事にあった。

と今では思っている。

同じ失敗を生徒達にしないでもらいたい。

なるべく僕達が経験した失敗は繰り返さないでもらいたい。

上手くいっていないな・・・

と感じたら、勇気を持って見切って、もう一度やり直してもらいたい。

そして、やり直す前に同じ失敗を繰り返さないように、なぜ上手くいかなかったのかを誰かの何かのせいにしないでもらいたい。

原因は必ず自分自身にある。

もちろん、成功の原因も必ず自分自身にある。

やり直す勇気を。

見切る勇気をもってもらいたい。

そんな言葉を今日から受講しにくる生徒達に伝えていこうと思っている今日この頃です・・・

ちなみに、見切り1000両の後にもうひとつ万両の言葉があります。

興味がある人は調べてみてください。

いい言葉です。

 

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