日記

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他人が自分以上に自分の仕事に熱意を持っているはずはない・・・

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さて、今日はつい先日というか最近の僕自身の考えを少し書いてみようと思います。

僕が学校事業を始めたのが平成12年。(もう12年も経ったのか・・・)

そこから、平成17年に目黒から恵比寿に引越して、自分でお店を持つ。というモノづくりをしている人の多くが持つ、夢の第一歩を踏み出し始めました。

当然ながら、事業を成長させていくうえで、広告代理店や各種媒体の担当者など、僕達の成長に力を貸してくれる人や会社が現れてくれました。

とはいえ・・・

最初は友達でも何でもない人達です。(時間を積み重ねて友達になってくれている人もいっぱいいます・・・)

お金を払いその対価としてアイデアや彼らが持っているインフラを貸してくれる。

という感じです。

当然ですが、力のある人もいれば、そうではない人もいます。

タイミングも大事だったりします。

実はここ最近。

あまり大きな声では言えないのですがお陰さまで会社としての売り上げは上がっているのですが・・・

広告費は一時期よりもずいぶん減りました。

実は僕の会社は8月締めで決算なので今は色々な数字が上がってきています。

基本スタイルとしては広告費を削っても良い事はない。

と僕は思っているのですが・・・

成果が出ない広告は継続はしません。

一度は何事もチャレンジです。

失敗しないように・・・、失敗しないように・・・と思いながら色々なお金を広告やコンサルタントの人達に払ってきました。

実は最近広告を含め色々な会社との契約において成果が上がり始めている理由がどこにあるのかを考えてみました。

私ごとですが・・・

最近は“自分の仕事を自分以上に理解している人はいない”。

と思っている事がどこと組んでも良い結果が出ている原因だと思っています。

学校経営について。

ブランド経営について。

ネットショップ経営について。

自分が一番理解しています。

そして熱意があります。

それなのに・・・

数年前はいろいろなキャリアがある人や立派な会社名や立派な人の紹介などなど・・・

そういう人に何か仕事をお願いすると、全てを任せがちになっていた時期があります。

自分よりも知識も経験も上の人達です。

自分が気づいている事があっても、自信がある言葉と立派なキャリアを持っている人にぶつかっていく自信と経験を持っていない。と思いお金を払って全てを任せて、たぶん上手くいくはずだ・・・と言われた通りにやる事の方が楽チンだったし、何となく責任は僕にないみたいな感じで思っていた時期がありました。

ただね・・・

お金は全部自分の責任で払うのにね・・・

上手くいかなかった時には相手のせいにしたり、会社のせいにしたり、タイミングのせいにしたり、社会のせいにしたり・・・

いろいろなせいにして、心を整えていました。

もちろん今は反省しています。

そんな事を繰り返しているとやっぱり気がつくのです。

どのような関係が良い関係なのか。

良い関係がどんなアイデアを生み出すのか。

当然ながら僕はこの学校経営やブランド経営にはどこのどなたよりも熱意がある。

と思っています。(たぶん上には上がいるとは思いますが・・・)

僕の中では僕が一番という事にして置いて下さい・・・

だから、気がつく事がいっぱいあります。

真剣になればなるほど、みんながいろいろな情報を集めてきてくれます。

そして、それを自分自身で選別します。

本当なのか、そうじゃないのか・・・

ここには能力が必要です。(少しこの力が付いてきたのかもしれません・・・)

そうなんです。

自分の仕事を自分以上に熱意を持っている人なんていない。と思うといろいろなお願いをしたり、広告を打つ時の相手との距離感が変わってきます。

気をつけないといけないのは、相手よりも上なのは少し勉強をする時間がその分野において長いという事だけです。

人間的に上という事ではないので、謙虚なスタンスで自分の知っている事や思っている事を伝える事が大事です。

まかせっきりにしない。

ここが大切です。

相手は本当に自分達の為にしてくれようとしているのか?

相手も上手くいったらいいな・・・ぐらいの気持ちでいるのかもしれません。

また、全ての会社には予算があったり、損益分岐点があります。

そこをクリアしていく為には多少の問題には目をつぶり、良い事を並べてしまう人もいたりしました。

まだ、自分達はそのステージに上がる力もないのに、上がれますよ!との言葉を信じて、上がって失敗する事もありました。

長くなってしまいましたが。

まずは、自分を信じる事が大切です。

全てを任せず、一緒に進んでいくというスタンスがここ最近の費用対効果の上昇につながっている。

というお話でした。

ただね・・・

結果について自信を持つ事は良い事だけど。

頭でっかちになってしまって、経験をしていない事に自信を持ちすぎるのは相手の思いに目をつぶってしまう事にもなるので、気をつけて欲しい所です。

というお話でした。

さあ、今日は中学時代の友人の結婚指輪をつくります。

最近はありがたいけど・・・

指輪を作っている時間が一日の80%近くを占めてしまっています・・・

この問題を解決する方法は気がついてはいるのですが・・・

少し時間が・・・

かかってしまうと思っている。

今日この頃でした。

 

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僕らが成長できる理由・・・

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週末は20年以上ぶりに、名古屋にいったような・・・

ちょっと住んでいた時期があったから、とてもなつかしかったのですが・・・

ちょっとってのが六カ月だけだったから・・・

自分ではとても楽しい六カ月だったので、色々な事が覚えているきになっていたのだけど・・・

完全に浦島太郎でした・・・

夜中まで栄をふらふらしながら、なんだかこんなに明るかったけ?と思いつつ・・・

次の日はホテルから栄の駅を目指したのですが・・・

分からず・・・

目の前のおばちゃんに「すいません・・・栄の駅はどこですか?」って聞いたら、すごくびっくりした顔をされた・・・

理由は・・・

そこが栄の駅だったから・・・

エキチカとしか書いてなかったから・・・

栄駅って看板ぐらい出しておいてくれよ・・・

三越のライオンの前だったので・・・

少し恥ずかしかったです。

そんな名古屋二日間でした。

そんな中、僕らの学校を選んでくれた人に聞かれた事で少し考えさせられた事があります。

僕が校長をしているラヴァーグジュエリースクールは他の学校と何が違うのですが?との質問。

少し考えて僕はこういいました。

今は・・・

店舗を運営して全国に10店舗の卸先を持っているメーカーが直接教えている所だと思います。

という話をしました。

メーカー直営の学校という事ですか・・・

と言われました。

実際に僕らが登ろうとしている壁はメーカーとしてどうすれば一流であり続けられるのか?をここ数年は考えさせられています。

卸先の店舗の為には何ができるのか・・・

卸先の販売員の人達がどうすれば、楽に僕達の思いを伝える事ができるのか・・・

を悩んでいたり・・・

卸先の店長などにはメーカーとしての不備を教えていただいたり。

どのような商品をつくればお客様に喜んでもらえるかを教えてもらったり。

本当にお取り扱い先に育ててもらっている数年間です。

つい先日も作り手のプロと売り手のプロは視点が違う。という事を教えてもらい、気づかせてもらったばかりです・・・

本当に勉強になります・・・

行ってよかった・・・

そして、その気づかせてもらった事はすぐにスタッフと共有します。

そして、それはスクールの教育カリキュラムとして加えられていきます。

作る技術を追い求めていた時期もありますが。

今は、お客様に伝える技術を追い求めている事が僕達を成長させてくれています。

そして、それを指導してくれる環境にも感謝しています。

ので・・・

僕らの学校の特色はと聞かれると。

先生達が“作る”と“伝える”を磨き続ける事ができる環境であり続けているのが僕らの成長している理由なのでした・・・

ちなみに・・・

伝えるを少し考えて新しいプロモーションビデオができました。

少し笑いすぎだと・・・

分かっていますが・・・

今、僕達が伝えたい事が1分30秒にまとめられています。

よかったら、プアアリのトップページに組み込んでありますので見て下さい。

ちなみに、僕が話しているので少し聞き苦しいかもしれませんが・・・

許して下さい。

ハワイアンジュエリーのプアアリ

 

 

 

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いやいや・・・本当ですって!

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何が?

という事ですが。

本日も既に3Dプリンターのインクジェットタイプの造型機を既に使っているという人達が恵比寿に来てくれました。

先日も大阪から来た人にも説明をしたのですが。

本当に何もしない・・・

というのが、今回のインクジェット造型機の 3Zpro なんです。

ちなみに、ラヴァーグではT66BT2を使っていたのですが・・・

まぁ宝飾業界にインクジェットっていいよね!というのが浸透したのがT66だったけど。

当時は難しい造型機・・・

というイメージもあった。

造型機を置く場所や電圧の管理などを含めて。

だけど光造形機がメイコ―のしかない時代だったのでサービスビューローでもインクジェットがメインだった。

そのあと光造形機がでてきて、スピードが断然違うのと販社の力もあって、光造形機の時代に突入。

まぁ道中色々あったけど、いろいろな業界で光造形のシステムが浸透して宝飾業界でも光造形機を買う企業が増えて行った。

インクジェット造型機は当たり外れがある。

などなど・・・

いろいろな、本当の話や憶測も飛び交った。

ただね、光造形機を売っている企業の人達も光造形もインクジェットも本当は両方あったほうがいい。

という話をずっとしていた。

僕も実際にそう思っている。

速さを必要とする時。

造形物から直接ゴムがとれる。

などなどのメリットがある光造形。

ただ・・・

ラヴァーグみたいに、一個だけ作るという事が多い人達にはわざわざゴム型をとらなくてはいけないというのが少しコストアップになっていた。

そして、サポートの問題も実は大きな問題でもあった。

光造形で上がってくる造形物は必ずサポートを取る作業がつきものだ。

形状によってはついてもらいたくない場所についてしまう時もある。(つけないと造形出来ない・・・場所ね)

結局手作業で慎重に外す事になるのだが、サポートがついていた場所の処理には意外と苦労があったりする。(つるんとした場所は問題が無いんだけどね・・・)

ブライダルジュエリーを強く推しているラヴァーグの教育方針ではプラチナの鋳造が問題なくできる出来ないという事も重要だった。

オーダーメイドのブライダルジュエリーでプラチナで製品を作りたい。

そんなニーズが強い人はインクジェット造型機はとてもいいと思っている。

そんな中。本当にラヴァーグの造型機がT66BT2から3Zproに代わって。

一番喜んでいる人達は、実は造形を依頼してくれている生徒やクライアントではなく。

社内で造型機を動かしているスタッフ達だ。

もう本当に何もしない。

というのが3Zproの出力の印象。

造形する為のプレートを置いて、ふたを閉める。

これで造型準備は終わり。

プレートを置くだけ。

以前は0.01g単位での射出量の調整をして行かなくてはいけなかったので、エアコンを止めて、WAXの重さをはかったり、位置決めをルーペで確認したりと本当にいろいろな造形前の工程があった。

でも、3Zproはそれが全部ない。

パソコンでクリックするだけ。

全て全自動。

ソリッドスケープの副社長が恵比寿に来てくれた時に僕はT76の何が変わったの?と聞いた。

ちょっとは早くなったんですか?

などなど。

結論から言うと早くはなっていないとの事。

ただ、WAXの質が変わって、より微細なものでも強度をもたせて造形ができるようになっている。という事と、全てを自動化する事に今回のバージョンアップでは力を入れたんだ!と強くいっていた。

それがね・・・

実際に本当に使いはじめて一カ月。

こういう事か・・・

と本当に便利さを感じているジュエリーCADの造型ライフでした。

それを、見に来てくれた人達もみんな驚いて帰って行きました・・・

という出来事がありました。

何ができるも大切だけど。

何もしない。

という事も良い事だ。

と思っている今日この頃でした。

 

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良いお店に取り扱ってもらう為には。

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取り扱ってくれる。

それだけでも嬉しいですよね・・・

僕も最初はそうでした。

自分の商品を気に入って扱ってくれる。

感謝だし。

嬉しいですよね。

最初はそこからスタートで良いと思います。

ただね・・・

作り手の気持ちは今回はおいておいて。

取り扱ってくれる小売店の気持ちを少し考えてみると、ほんの少し自分達の足りない所が見えてきます。

今、僕達のブランドのプアアリは全国で十店舗になりました。

最初から僕達を育ててくれたお店もあれば、僕達が成長するのを待ってから取り扱いを始めてくれたお店もあります。

そして、僕は取り扱ってくれる店舗のスタッフにはほとんど会って、色々な要望や改善点を聞かせてもらっていると。

本当に、作る側の気持ちと売る側の気持ちが違う事に気がつきます。

また、クオリティーが高いお店であればある程、高く厳しい基準を持ってお客様に接しているので、当然ながらメーカーの僕達も同じ高さのハードルを飛ばなくてはいけません。

ただ・・・

本当に気がつかせてもらったり、成長をさせてもらう事ができるのです。

メーカーを成長させてくれる小売店。

小売店というより、店長を含む接客スタッフ。

お客様に対するまっすぐな気持ちを僕達メーカーサイドに投げかけてくれます。

そして・・・

出来るお店の共通点といっても良いかもしれません。

メーカーサイドの視点でもなく、販売サイドの視点でもなくて、お客様サイドの視点を持つ事が出来ている。という事を強く感じます。

素人だから・・・分からないだろう・・・。

というスタンスではなく。

よく分からない人達にもいかに思いを伝えるのか。

あいさつの仕方。

服装。

持ち物。

ガラスの曇り。

全てに意識を届かせているそうです。

そんなお店に扱ってもらいたい。

と思い人達も多いはずです。

どうやったら?

何をすれば?

と最近は聞かれます。

いろいろな条件がありますが、まずは自分達でしっかり自社のブランドを成長させるスタンスというか、道筋に気が付いている必要があります。

小売店の各店舗は一カ月単位や一週間単位で店舗のノルマがあったりします。

そして、そのノルマはひとりひとりのスタッフにも割り振られている所が多いです。

販売スタッフの人達の思いは・・・

お客様に既に喜ばれている商品。

既に売れている商品。

このような商品を扱いたい。

という気持ちがあるそうです。

売れない商品を売る事は難しい。

当然です。

力があるお店であればある程、予算に対する達成意欲はとても強いので、少しでも力がある商品を扱いたいそうです。

ので・・・

最初からどこか良い所が扱ってくれないかな・・・

と探し続けている人達は、まずは自分のブランドの集客力を考えてみるとなんとなくわかってきます。

集客できるブランドであればあるほど、力のあるお店は扱いたくなるという事です。

逆にノンブランドで何の実績もない状態では集客力がないので、扱いたくはないそうです。

お互い、力があるメーカーの商品や力のある販売力を求めている。

という事です。

僕はメーカーサイドなので自分自身がお店を開いて約8年。

あと2年で10年です。

どうすれば、信用の高い小売店に取り扱ってもらえるかがやっとここ最近形になってきました。

そして、形になった理由はと聞かれると。

やはり、自分達の力で自分達のブランドを時間はかかりましたが成長させてきたからだと思っています。

8年間。

いっぱい遠回りや無駄な出費を繰り返した結果ですが。

やっとです・・・

8年かかってしまいましたが。

その経験をこれからの生徒達に伝える事ができるようになったので。

良しとします。

8年もかける必要はありませんが。

どのように成長をして、努力をしていくのかを定めて時間を積み重ねて行けば、少なくとも僕達の所ぐらいにはたどり着けるはずです。

2年。

2年後ぐらいには、新しいキャッシュポイントが作り手の人達も持つ事ができていれば・・・

消費増税後のマーケットの落ち込みに巻き込まれない積み重ねを始める事を応援していきたいと思っています。

それもこれも、まずは自分達の足元をしっかり固める所からしっかりやっていこうと思います。

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という事で、富山に。

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さて、富山県に行ってくる事に。

ハワイアンジュエリーのプアアリのお取り扱い店が増えるので、販売研修にいかなくていけないからです。

少しずつですが、お取り扱い店が増えてくれて嬉しいのですが・・・

僕がやっている仕事はまだまだ仕組みになっていなく、売上が増えると単純に僕は椅子に座って作り続けなくていけなくなってしまいます。

ありがたいことだ・・・

と思いつつ。

取り扱いを希望してくれているお店が少しずつ増えると、少しずつ時間が拘束されてしまう・・・

ありがたいことだ・・・

と思いつつ。

やはり、信頼できるスタッフを増やしていく事の大切さを感じます。

自分ひとりでできる事の限界って意外と低いです。

気配りや思いやりの大切さを更に感じながら頑張っていこうと思います。

富山のおいしいものを知っている人がいたら教えてください・・・

初富山なので・・・

 

 

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