僕の学校には将来、学校を経営したいという人達も意外と多く在籍している。
手作りもCADも・・・
毎日、いろいろな事を頑張っている・・・
いずれ、みんな素敵な学校を開校して経営していってもらいたいと思う・・・
そして、先日そんな生徒とこれからの事について話す機会があった。
僕自身苦労している事と、気をつけている事。
必要な事とあったほうが良い事。
いろいろな話をした。
いくつかのアドバイスをあえてブログでしてみようと思う。
タイトルにもあげたけど、出来ると伝えるは全く別の能力だという事を理解してもらいたい。
例えば、手作り原型を何十年も作っている人が誰かに上手に伝える事ができるかというと、できる人もいるけど、苦手な人もいる。
どちらかというと、苦手な人の方が多いかもしれない・・・
それは、プロ野球の名プレーヤーが必ずしも名監督にはなりえないという話と一緒。
ジュエリースクール経営も同じです。
名プレーヤーが必ずしもいい先生ではないという事です。
逆をいうと、ラヴァーグの先生の採用基準は “人柄”が最重要事項になっています。
技術は後からついてくる・・・
だけど、この“人柄”はなかなか変える事ができない・・・
だから、人柄が最優先事項。
気持ちの良い人が一生懸命教えてくれる環境がとても大切だと僕らは考えています。
もちろん、堀田先生のように技術が抜群の人もいますが・・・
実は、堀田先生も “人柄”採用だと僕自身は思っています。
出来ると伝えるの違いをよく考えて欲しいと口を酸っぱくして僕はアドバイスをしました。
僕らの技術は第一段階は出来るという事が必要ですが、目的は出来るということではなくて、伝えるという事が最終目的です。
100%の事が出来ても、伝える能力が50%しかなかったら、生徒には50%しか伝わりません。
逆に85%しか出来なくても、伝える能力が80%だった場合、生徒には68%の事が伝わります。
50%の事ができる生徒と、68%の事ができる生徒の違いができてしまうという事です。
だから、あなたの技術や発見をいつも新鮮な状態で誰にでも分かりやすい形に組み替えるのが、僕ら先生の仕事だと・・・
そんな話があったので、改めて、僕自身もラヴァーグを見つめ直すいい機会になった出来事でした・・・
頑張ろうと思います・・・