2月も終わりますがここに来て、僕達の目的と生徒達の目的を踏まえ、色々なセグメントで業界に活気がでるように頑張っていますが・・・
今日は、良い加工業者の見つけ方。
という事ですが、宝飾業界にいおいてこれはとても難しかったりします。
それは・・・
良い。
の定義が決められれていない事と、業者どうしの情報が表面化してこない体質にあるからです。
高い技術を占有し他社との差別化を図る。
ビジネスの基本ではあります・・・
もちろん、それで成り立っている加工業者は色々な人材がいて努力をして今のスタンスを構築しているはずです。
しかしながら、大きなメーカーの下請けとして高い技術力を誇っていた業者がここにきて、ビジネスモデルを変えつつあるのですが・・・
その変化にうまく対応できていない業者が多いのも事実です。
確かに大手のメーカーから大量の仕事して大きな売上げを立てられていた時期もありました。
営業なんてしなくても仕事が次から次へと舞い込んできた時期もあったそうです。
しかしながら、大きなメーカーが倒産したり、OEMの製品の製造を海外生産にシフトする大手メーカーが増える中、その下請けとして努力をしてきた、加工業者へのダメージは大手と取引をしている所ほど大きかったりします。
でかい仕事は確かに決まると大きいですが、なくなるととても大きかったりします。
小さい仕事は面倒かもしれませんが、小さい仕事が集まって、一定の売上げを確保できている所は、不況の中でも、少なからず残る事ができている気がします。
例えていうと、昔は売上げ100万円を立てさせてくれる取引先が5社で500万の売上げを上げている業者が、そのうちの2社海外生産にシフトするともう事業の継続が困難になってしまう可能性が高まる中。
1社1万円の売上げを500社集める事で500万の売上げを立てている業者は現在の経済状況の中でも元気に頑張っている所があったりします。
この小さな仕事を集める。
この話は加工業者の人であれば今はそうしなくてはと思っている業者が増えてきているのを感じます。
しかし・・・
今まで、営業をしなくても仕事があった業者は技術は高いけど、営業が苦手と言う業者が実はとても多かったりします。
だから、技術があるのに仕事がない。
という状態になってしまうのです。
現在、残っている業者の多くは独自のノウハウを持ち、それぞれの特色を持っています。
その事をもう少し広く知らしめる事ができればこれからの変化に少なからずとも対応が出来るはずです。
“高い技術を知ってもらう”
この事をどうしたら気がついてもらえるのか・・・
という課題に今僕達は取り組んでいます。
良い、加工業者を効率良く探す事が出来ないのか。
少しずつですが、その準備が整い始めています。
もっとタイムリーに情報を発信し業者間取引を増やしたり、小さな仕事を増やしていく為のインフラ整備をしているのが、今の僕達のもうひとつのミッションだったりします。
それが、宝飾業界のポータルサイトをつくるという事だったりします。
そのスタート地点にあるのが、現在進行形中の“ジュエリーCADの総合情報サイト”というポータルサイトの企画です。
このサイトは、これから宝飾業界に興味を持っている人はもちろん、現在宝飾業界で活躍している人達にとっても新しいコミュニケーションのステージとして育てていこうと考えています。
このサイトを通じて、顧客が増えているとの言葉も少しずつですが、いただけるようになってきました。
今努力をしている宝飾関連業者の活気を取り戻す事ができれば、僕の学校に通学している生徒達が目指している宝飾業界にも明るい未来を創造できると信じながら、頑張っている2010年2月の終わりでした・・・
と言う事で、良い宝飾加工業者の情報を募集しています。
また、このサイトの運営方針についてのアドバイスや要望も広く募集をしているので、気がついたことなどがあればお知らせ下さい。
ジュエリーCADの総合情報サイトへのお問い合わせはこちらのお問合わせフォームをご覧下さい。
自慢の加工業者情報をお待ちしています・・・