日記

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狼の遠吠え・・・

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矢野総研にいったときのお話・・・

僕は熱意を持って、自分なりの論理を持っていつも話している。

なぜ、僕が矢野総研に行ったのかというと、僕の考え方を客観的に判断をしてもらいたかったのが一番かな・・・

宝飾業界のマーケティングをしてきた権威にこれからの宝飾業界の展望を僕なりに話をした。

そして、それはただの評論にならないように、僕なりの対策や提案をぶつけてみた。

その考え方についてのアドバイスをもらいたかったから、一生懸命話をしてきた。

まずは、準備をしっかりする事。

そういうアドバイスをもらった。

僕のアイデアは面白いけど、どのくらいのスピード感と現実感を持っているのかを分かり易く説明できなければいけない。

そして・・・

それが、協賛をする企業にどれくらいの具体的なメリットがあるのかを説明できないといけない。

どんなに正しくても・・・

どんなに面白くても・・・

しっかりと準備をして、足並みをそろえないと狼の遠吠えに終わってしまう。

というアドバイスももらった。

ここからが勝負なんだろうな・・・

あっ・・・

そういえば、JCAD勉強する事になった。

どちらかというと、JCADのセールスプロモーションを一緒に考えていくという感じかな・・・

以外でしょ・・・

みんなに驚かれるけど・・・

僕なりにチャレンジしたいと思ったから。

また、うちのスタッフには負担をかけるかもしれない。

たぶん、かけるのだろう・・・

少しずつがんばっていこうね・・・

JCADのスペシャリストがサポートしてくれるって言ってたから・・・

大丈夫だよ・・・

ラヴァーグは・・・

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日本人の良識。

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昨日は御徒町でいろいろな人と集まって色々な話をした。

これからの宝飾業界についての話。

僕は最近真剣に変える事ができないかと考えている。

僕達が変わる事ももちろんだけど、お客さんたちの僕達の業界に対する意識を。

そんな話題に集まってくれる人もいるし、なかなか伝わらない人もいる。

まぁだいたい他愛もない話だったけど・・・

だけど、ある話を聞いた。

うる覚えの話・・・

タイかどこかだったと思う・・・

ラルフローレンかどこかのブランドだったと思う・・・

いくつもその国に出店していたのに、ほとんど撤退して、もう空港の免税店にしかそのブランドはなくなってしまっている。

との話。

理由は、コピー商品がとても多く出回ってしまった。

との事。

みんなコピーを買って、正規品を買わなくなってしまった結果、撤退。

日本ではそんな事が起こらないと思う・・・

それはコピー品を欲しがる人がいないはずだから・・・

僕の周りでは少なくてもそうだと思う。

日本の宝飾のマーケットは縮小している。

だけど、僕は何とかなると思っているし、なんとかしたいと思っている。

それが、ラヴァーグに集まる生徒達のためだとも思っている。

評論家にならないように、具体的な行動を起こして行きたい。

今日はこれから矢野総研にいっていろいろなビジョンを広げてみようと思っている。

日本のマーケットの良識にしっかりと答えられるように僕達がなっていこうと思う今日この頃でした。

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比較をする。

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正直、僕自身も比較をされたくない事もいくつかある。

だけど、比較をして欲しいところもある。

それは・・・

こんな話。

中古車情報誌のカーセンサー。

僕も昔この雑誌をじっくり見て車を買った事がある。

とても便利。

相場観が分かり易く、比較もできた。

だけど・・・

あの雑誌が発刊される前の中古車業界は業者主導で価格が決められていたそう。

だよね・・・

消費者は価格の比較ができないから、30万円の車でもその業者が150万円と言ったら、信じて買うしかなかった。

だけど・・・

カーセンサーができた事によって、多くの中古車屋が倒産した。

何故か・・・

30万円の車を150万円で売る事ができなくなってしまったから。

同じ程度の同じ年式の車の相場を普通のお客でも知れるようになったから。

だから、カーセンサーの役割はとても大きい・・・

客を見て料金を変える事が出来なくなったから。

相手を見て価格を変える。

これが、あると新規で仕事を頼みにくい・・・

相手を見て価格を変えない中古車屋が残った・・・

宝飾業界は・・・

だれか、知り合いの紹介。それもその事を詳しく知っていたり、相場観のある人の紹介がなくては、僕も怖くて頼めない・・・

だから、僕ですら、新しい加工業者や素材の購入業者は人の紹介で取引を開始する場合が多い・・・

そして・・・

その後の比較をする事はあまりしない・・・

というより、比較する能力を身に付けるにはそれなりの知識が必要だったりするので難しい。

担当者を信じて・・・

その会社を信じて取引をし続ける。

実は、新しくてすばらしい努力をしている業者が現れているのに、知る事ができないまま取引をつづけてしまう・・・

信頼ができる人が教えてくれるまで・・・

僕の役割やラヴァーグの役割を少しずつ考える今日この頃・・・

でした。

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学問としてのジュエリーメイキングと、職業訓練としてのジュエリーメイキング。

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昨日、アプリクラフトの女井社長とそんな話をしてて、頭の中がすっきりした。

ラヴァーグを学校法人にというアドバイスを色々な所からいただいた事がある。

だけど、どんなメリットやデメリットがあるのかを勝手に想像し、何も動いてこなかった。

ちなみに、今でも分かっていないけど、今は違うモチベーションがあるから、その方向には進んでいない。

しかし、色々な学校を卒業している生徒がラヴァーグには入学している。

正直、ラヴァーグを卒業して他の学校にいっている人もいる。

だけど・・・

僕自身、今必要な事って何だろう・・・

今、通用する事って何だろう・・・

ラヴァーグに学費を払って学んでいる人達の本当の目的って何だろう・・・

そんな事を考えながら、カリキュラムが生み出されている。

僕は、これが必要だと思って入れていたカリキュラムが、先生達とのディスカッションの仲、削除されていったカリキュラムもある。

目的と手段。

これが、意外とごちゃごちゃになってしまう時がある。

手段なのに・・・

手段を目的にしてしまいがちになる。

正直、自分が考えて選択してきた道を今でも信じているけど、視野が狭い中での答えだったりする事もある。

大きな視野で同じ事を捕らえなおしてみると、自分自身が小さくて意地悪だったな・・・

と思う事もある。

たまに、僕は意地悪になる・・・

僕がよく使うセールストークがある。

手作りの技術を先生や職人さんから10人が教えてもらった場合。

正確、不正確。遅い、早い。

この差は大きなものになる。

だけど、CADに正確・不正確はない。(本当は造型機や仕上げの話をすればあるのかもしれないけどね・・・)

知っているか、知らないかです。

と・・・

いう。

右クリックが早い。

左クリックが美しい・・・

そんな事を言う人はいないですよね・・・

と。

1.7mm厚の平内リングをCADで作る場合、誰がやっても同じ造形物があがってくる。

細かい事は抜きにして、それは僕が作っても、OLさんが作っても同じものがあがってくる。

これが、CADの最大の良い所。

知っているか、知らないかの違い。

そんな話を取りとめもなくする中・・・

大手の専門学校は職業訓練校なのに・・・

どうして、CADに力を入れないのだろう・・・

と不思議に思っている。と話をした。

実は、僕なりの答えはある。

それはあくまでも予想ではあるけれど。

女井社長に、学問としてのジュエリースクールと職業訓練としてのジュエリースクールの違いを教えてもらった。

それは、他の業界でも似たような事がいっぱいあるらしい。

繰り返すがその話は僕の中でとてもすっきりした。

学問と職業訓練を同じ土俵で推し量ってはいけないという事を理解した。

僕自身が目指しているところ・・・

他の学校機関が目指しているところが・・・

大きなお世話だがたぶん違っていたという事なんだと思う。

そう考えると、学問としてのジュエリーメイキングは後世にしっかりと残していかなくてはいけないと思う。

ラヴァーグのサイトで学校の特色を呼んだ事がある人は分かるかもしれないが・・・

僕はラヴァーグの特徴を一生懸命伝える為に、並べている言葉がある。

だけど、そもそも比べて話してはいけない。

と昨日思った。

僕が、CADを導入したり、イラストレーターやフォトショップの必要性を説明したり、写真撮影の設備を導入したりしているのは、僕なりのこのビジネスに対する必要なものを感じて、生徒達に教えていこうと思ったから。

僕は日本史をなぜこんなに勉強しなくてはいけないのかを理解できなかった。

学生の時の選択科目は日本史・世界史・政治経済がある中、迷わず政治経済を選んだ。

だけど・・・

旅行にでかけたり、TVを見ていると当時教わっていた歴史教育があるから、豊かな気持ちになったり、より楽しめたりする事がよくある。

なんとなく、高速道路を走っていても、“関が原”なんて看板が出てくると・・・

なんだか盛り上がる・・・

だから、ある意味必要がないと思っていた事のおかげで豊かな気持ちになる・・・

そんな事は多かったりする。

必要がないことなんてないんだな・・・

言葉に気を付ける様にしていきたいと思います。

そして、それぞれの必要性を理解して一緒に頑張っていこうと考え始めた今日この頃でした。

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上手い、下手・・・

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手作りにしても、ジュエリーCADにしても・・・

よく、上手いとか、下手とかの話をする人がいる・・・

僕は僕自身が上手いのか下手なのかは分からない。

早いのか、遅いのかも分からない。

ただ、注文があったデザインをCADを使って作り上げる事ができる。

クライアントの希望納期が遅れた事もない・・・

(いや・・・)

(風邪ひいて謝った事あったな・・・)

(お葬式もあったな・・・)

そして、それがキャストや仕上げをへて、いろいろな所で見かける事ができている。

お店で、フルオーダーの注文をもらって高いものは100万円を超えるぐらい、よくある仕事はブライダルのリング。お客様には喜んでもらっている。

正直、誰かと競争をしたり、比べたりした事もない。

だから、僕はどの人が早くて、上手いなんて考えた事がないし、わからない。

だから、自分が上手い。

早い。

という事は分からない。

結果の話はできる。

だけどそれが、実際の上手いとか、早いとかにはつながらない。

僕に仕事を出してくれる人達は、僕の人柄との相性がいいから仕事を出してくれると思っている。

確実に僕より早い人がいるのに・・・

確実に僕より上手い人がいるのに・・・

競争をやっている場所があったら、やっぱり校長として参加しなくてはいけないのかな・・・

ちょっとやだな・・・

上手いって何でしょうね・・・

お客さまが結局喜んでくれるかどうかが大切なんだろうな・・・

オーダーを取るのが上手い。

お客さんの人気が高い。

それだったら話は分かる。

直接会っているお客さんの顔だったり、道中のコミュニケーションでね・・・

それと、実際の売上げでね・・・

だけど、実際の売上げを公表しているところは少ない・・・

上手くて、早い人は売上げが高いのかな・・・

いや、僕の友人の僕より上手くて早そうな人たちは、努力をしているから売上げがあるのであって、上手くて早いと言って売上げがたっていそうな人はいない・・・

気がする・・・

結局大切な事は、信用や信頼なんだと思う・・・

義理とか人情とかもね・・・

ここを忘れてしまっていないかを常に自分自身に問いかけていきたいと思う今日この頃でした・・・

常に、上には上がいるという事を忘れないように、謙虚な気持ちを持ちながら頑張っていこうと思います。

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