忙しい・・・
ああ・・・
忙しい・・・
・・・
・・・
ブログを更新していない言い訳を書いてみました。
さて、季節も秋めいてきて、宝飾業界の動向はというと一年で一番忙しい時期のクリスマス商戦に向けての準備がちゃくちゃくと進んでいます。
どこの企業も同じかもしれませんが、ぎりぎりが一番忙しいものです。
僕のほうも、有名ファッションデパートのクリスマス商戦の商品の原型製作に追われています。
泣きそうです・・・
とはいえ、僕だけが泣きそうではなく・・・
僕の後にはキャストを山ほどしなくてはいけない人・・・
原型の仕上げを山ほどしなくていけない人・・・
海外に送ったり、行ったりして製造管理をしなくてはいけない人・・・
量産品を大量に仕上げなくてはいけない人・・・
大量の製品を商品管理しなくてはいけない人・・・
たくさん出来上がった製品を一生懸命お客様にご紹介しなくてはいけない人・・・
などなど、たくさんの人が後に控えています・・・
僕の仕事は原型制作のみなのですが・・・
3日連続、午前様です・・・
あともう少し、がんばろう・・・
話は安井インターテックのお話です。
この会社は宝飾の鋳造機器の開発メーカーで、業界の人であれば誰でも知っているメーカーです。
もちろん、噂ですが、同じ様な企業の中でも、サポートが良いという噂を聞いていた企業でした。
今年のIJTでも、機械工具部門で、元気よくブースに出展していて、僕から見たら、とても立派な企業だと思えていました。
その安井インターテックが先日、僕の学校に足を運んでくれました。
話をまとめると、やはりジュエリーCADに力を入れていかなくてはいけない、という事での相談でした。
安井さんの話では、いろいろな機械工具を販売している企業に、売ったら売りっぱなしにならないようにしていきたいという気持ちを強く持っているという事です。
どういう事かというと、安井インターテックは、最近話題の光造型機のエンビジョンという機械を販売しています。
もちろん、この造型機を動かす為には、CADでジュエリーを描ける人が必要になってきます。
もちろん、ソフトウェアも必要です。
この光造型機は、今までの光造形のスペックを大幅に上回っていて、評判もなかなかのものです。
しかし、機械やソフトはお金を出せば買えますが・・・
ジュエリーの原型の知識をもちつつ、CADのスキルを持っている人は、お金を出しても買うことができません。
先日、僕のところにCAD原型を依頼してきた宝飾関連の上場企業のデザイナーさんの話では・・・
東京でジュエリーCADをぱっと書いてくれる人を探したけれど、見つからなかったとおっしゃっていました。
そうです。
ジュエリーCADのオペレーターってまだまだ本当に少ないのです。
そこで、安井インターテックは、ジュエリーキャドのオペレータを養成していきたいという思いと、これから宝飾業界へどんなアイデアを発信していくべきなのかで悩んでいるという印象を受けました。
なるほど・・・
安井はサポートがいいというのはこの辺の姿勢を評価されているからか・・・
と僕は思いました。
しかし、安井さんの話では、もともと鋳造機器の製造メーカーなので、鋳造に関するノウハウやその周辺情報は蓄積があるということだったのですが・・・
ジュエリーCADの情報に関してはまだまだ足りない部分があるという事で、ラヴァーグと目的を1つにして、共同プロジェクトを進めていきませんかというお話でした。
僕も興味があったので・・・
そのお話があった当日・・・
早速僕も安井インターテックの本社まで足を運ばせてもらいました。
先程あった担当者の人達に案内されるのかと思いきや・・・
社長自らのおでましで・・・
少し、緊張してしまいました。
2時間程、安井社長とのお話でしたが・・・
大変興味深いお話をいただけました。
安井インターテックは3デザインというソフトを使っています。
僕は、ライノセラスというソフトを使っています。
ちなみに、ライノは現在16万円前後で購入できますが・・・
3デザインは結構な値段がかかります。
もちろん、この値段を払う価値を真剣に見つけなくてはいけないの当然です。
僕なりの評価や率直な印象を短いながらも伝えさせてもらいました。
その上で、なにか宝飾業界にもっと光がさすような事を一緒に力をあわせていきましょうという話になりました。
ありがたいです・・・
早速ですが・・・
実際に3デザインを僕は使い込んではいないので・・・
一度使ってみませんか・・・
というお話をいただいたので、噂だけで判断するのではなく実際に使い込んでみようと僕も思い、実際の評価と感想をしてみたいと思っています。
少しでも、正確な情報をみんなに発信できるように頑張りますね・・・