という事で、戻ってきました。
日本の食べ物はおいしいと思っていましたが・・・
タイもシンガポールもおいしかったです。
中華料理もおいしかった。
ラヴァーグの通りに海南鶏飯というお店があるのですが、シンガポール料理だったんですね・・・
向うでは、チキンライスってみんな言ってました。
それと、“ソヤ”っていう飲み物。
おいしかったです。
まぁ豆乳ドリンクなんですが、そこらじゅうで売ってました。
現地の人達にもとてもよくしてもらい、本当にいい時間を過ごすことができました。
タイトなスケジュールだったのですが、とても得るものがあり、帰りの飛行機の中でも頭がぐるぐるぐるぐるしていました。
ひらめいた!
いやでも・・・
ひらめいた!
いやでも・・・
を何度も繰り返しながら帰ってきました。
そして、改めて情報の精度の大切さを感じました。
Webサイトにあがってくる情報の大半ってどのくらい鮮度があるのだろう・・・
特にビジネスにおいては・・・
もう、必要がなくなった情報。
どうでもいい情報。
出す事によってメリットが享受できる情報。
いろいろです・・・
でも、本当にビジネスにつながる情報はやはり垂れ流されてはいないんだな・・・
という事を強く感じて帰ってきました。
ライブな情報を得るのには能力と努力とお金と時間がやっぱり必要だったりします。
そして、もう一つ大切にしなくてはいけないのが、その情報をどう扱うか。という事です。
扱うというより、行動に移すかというイメージです。
評論家になってもしょうがないし・・・
だけど・・・
今回の旅行で感じた事は、人間の動きがとても大事である。
大きい話では人口や人口密度。
中くらいの話では商圏という概念。
どこにどうやってアクセスしていくのかを自分のスケールに合わせて整理していく事が重要だと感じています。
やりたい事と出来る事の違いを間違わないようしたいです。
時間軸を整理しないと心ばっかりがどきどきします。
のんびり行こうとはおもっていないけど、無理なスピードは出さないように。
そして、一昨年ぐらいからアジアの商圏について触れる機会が増えてきて、また強く感じる事が出来た事を書きます。
もう既にマーケティングが完成しているメーカーは気がついている事と思いますが、僕達みたいな小さなメーカーや、小さなクリエイターズブランドやデザイナーズブランドの人達にほんの少し僕が感じた事を書きます。
今アジアの宝飾需要は大きく分けて2つです。
上海やシンガポールや中東のマーケットは確かにバブル感があります。
お金を持っている人は、凄く持っています。
ただ、僕達日本人と、アジアの人達はジュエリーというものの捉え方が大きく違います。
僕たちはジュエリーをファッションとして捉えている人が多かったりします。
数年前の地金の買い取りビジネスの爆発により、ジュエリーをお金として捉えはじめた人もいるとは思いますが。
日本ではジュエリー=お金という考え方よりもファッションというイメージが強かったと思います。
だけどアジアでの一番強い需要はジュエリー=お金というイメージを強く持っている国が多いです。
ので、日本で人気があるK18の素材のジュエリーより、金の品位が高いK24やK23のジュエリーをいつでも換金できる財産として買っている人が多いです。
ので、そもそもジュエリーを多くの国でグラム売りしています。
そして、もうひとつが、お金としてのジュエリーではなくファッションとしてのジュエリーの主軸は完全にダイヤモンドジュエリーです。
金の塊をグラムで買うか、ダイヤモンドをびしっと入れ込んだジュエリーを買うか、欧米のブランディングが完成しているジュエリーを買うかという感じでした。(僕が見てきた国ではね・・・)
ただ、この3つのセグメントでは大資本がもう既にマーケットに入り込んでいます。そして多くの資本というか、在庫力が必要な事は明白です。
なかなか真似ができません・・・
じゃあどうするの?
というのが、大切なポイントです。
小さなデザイナーズブランドが海外進出をしていくのには何が重要なのか?
今日、ランチをしながら僕達のチームに話をしました。
資金が少ないブランドが進出していく道を僕達なりに整理しました。
それが、正しいのかどうかは僕達を見守り続けてみてくださいね。
上手くいったら正しかった。
上手くいかなかったら、すぐに違う道を見つけてやろうと思います。
それと・・・
英語。
もっと勉強しないと・・・
もっと伝えたい事があったんだけどな・・・
自分の足りない能力に腹を立てながら、積み重ねていこうと思います。
まぁ、足りない事が痛感できただけで、燃える気持ちが湧いてきたので、良しとします。
もうひとつ。
やはり、人柄がとても重要です。
応援してくれる人が現地につくれるかどうかがとても重要です。
特に、資金が少ない人であればあるほど。
信頼が出来る人が見つかるかどうかが第一関門。
第二関門は信頼できる人が信頼してくれるかどうかが第二関門。
今回現地を丁寧に案内してくれたTさんとNさんには本当に感謝です。
そして、Tさんが言っていた事のひとつに心に残った事があります。
I(アイ)を多用しないようにしたほうがいい・・・。
私は・・・私が・・・私に・・・私を・・・etc
まぁこれだけを書いても何の事が伝わらないと思いますが、僕はなるほどと思い気をつけないと・・・。と思った次第です。
チャレンジしてがんばります。