さて、少し時間が空きましたが、今日は締めてしまいたいと思います。
最終的にまず考えなくてはいけない事は、やはり自分自身の価値について考えてもらいたいと思っています。
他と比較する意味はあまりないかもしれませんが・・・
厚労省が発表した初任給についての資料があったので、リンクを飛ばします。
ちなみに、起業する。独立する。という事はチャンスもありますが、リスクもあります。
どちらかというと、先頭に立って自分自身に責任を負っていくというのは、勇気がいる事ではあると思っています。
まぁ、しょうがなく独立している・・・
という人もいるかもしれません。
例えば僕が失業しても代表取締役は、失業保険もありません・・・
そもそも、雇用保険に入れないのです。
何かあったときに、あまり守ってもらえないのが会社の経営者なのかもしれません。
これは、小さな会社も大きな会社も同じです。
ただね・・・
会社員でいるリスクだって意外とあったりします。
この話はながくなるので、今度にします。
話は戻って、自分自身の価値はとりあえず自分自身の月に最低限稼がなくてはいけないお金と欲しいお金の量を参考にして具体的に考えていったと仮定します。
価値があがると、稼げる量が増えてくるという事ですが。
最初は自分で自分の価値を決めていかなくてはいけないから、みんな自分の仕事に値段が付けられないという事だと思います。
まわりが気になり、他と比べて・・・
というまさにデフレスパイラルな状況が作られてしまっているという状況に少しでも改善したいと思って今回のブログを書いています。
つまり、こういう事です。
最終的に月の給料が20万円は必要だ。
と決まっている人の工賃の決め方は。
売上げを月間50万円はあげなくてはいけないという事になります。
50万円×0.4=20万円という事です。
原価率をあまり考えていない数字ですが・・・
このまま続けます。
そして、50万円の売上げを月に8日間休みながら稼ぐとなると・・・
50万÷22日=約2万2000円
2万2000円÷8時間というと・・・=2750円
1H=2750円を自分自身が受ける仕事の最低料金と考えてみて下さい。
そうすると、その仕事はいくらです?と聞かれた時に、まずはどのくらいの時間がかかりそうなのかを考えます。
例えば3時間は打ち合わせから納品までかかりそうであれば、2750×3H=8250円という事になります。
ただ、ここに仕事を安定して供給してくれるのか、ある程度の数をまとめてくれるのかという思慮を入れていかなくてはいけません。
ここは難しい・・・
ただ、あえて考えて見ましょう。
例えば、1Hかかる仕事を1日8個、1ヶ月で8個×22日=176個
この176という量を出してくれる人には、1時間で2750円の金額を伝えていいのかもしれませんが。
これは最高に値引きした価格という事になります。
正規料金はもう少し高くてもいいのです。
いっぱい仕事を出してくれる。MAXの割引価格を1時間2750円にする。
月の半分ぐらいの量の仕事を出してくれそうな人は・・・
10%ぐらいサービス減らして、約3000円ぐらい、
月に3日分ぐらいは仕事を出してくれそうなら、3500円ぐらい。
たまにしか出してくれなさそうなら・・・
4000円ぐらいはもらってもいいんじゃないでしょうか。
1H4000円。
もう、こうなってくると高いのか、安いのか分かりませんが・・・
腕が上がり、クオリティーが上がって来れば、1H10000円になったっていいと思います。
1Hなぜ1万円になるのかは、少しずつ理由を積み重ねていってもらえればと思います。
僕には僕の理由があります。
ので、僕がやる仕事の料金というのが決まっています。
当然ですが、僕がやらない仕事の料金もありますが、 一応会社としての参考価格というのは社内にあります。
金額の決め方で重要なことは。
相手をみて変えない。
という事もとても大切です。
人を見て値段を変えるのは、大きな信用を失います。
その為にも、自分自身の値段の付け方をしっかり持つ事が重要という事です。
今月は余裕があるから安い・・・
今月はぎりぎりだから、もう少しもらおう・・・
という事にならないように、自分の金額の出し方のルールを一度整理して持って下さい。
根拠がある人を人は信用してくれるはずですからね。