そういえば、こんな話をする人も多い。
友人には貸し借りを作りたくない。
ので・・・
友人・知人には営業したくない。
8年前にお店を出した時にいた、スタッフが言っていた事を思い出す。
気持ちは分かる・・・
だけど、よく考えてもらいたいと思う。
何も知らずに商品だけを気に入ってくれて買ってくれるのは嬉しいのかもしれない。
だけど、そのお客様がまた、買ってくれたら嬉しいよね。
そして、そのお客様には彼氏ができたり、彼女ができたり会社をやめたり、新しい出会いがはじまったり、節目節目でお店に来てくれたりしてとても良いお客様になってくれるのは嬉しいよね。
自分に子供ができたら、同じように喜んでくれたりもするし、いつしかお客から友達に成長していくもんだよね。
義理だけでよくない商品を買ってもらおうとしているわけではないでしょ。
最初は足りない所もあるかもしれない。
だけど、技術も人もブランドもお客様と一緒に成長していくものだよね。
何事にも最初はある。
その時に支えてくれる人達とはいずれ友達になれると僕は思っている。
だから、友人知人が来てくれると嬉しいよね。
友人知人が応援してくれていないのに、赤の他人が応援してくれるわけがない。
だから、できれば最初は自信を持って友人知人に応援してもらう事を僕はすすめたいと思う。
そして、その友人知人はお客になってくれるんじゃないんだよね。
どちらかというと・・・
気持ちよく応援してくれるサポーターになってくれる。
ひとりでもサポーターが増えてくれるとHappyだよね。
だから、友人をお客になってもらう。
ではなくて、友人にサポーターになってもらう。
と思えば友人に自分がつくったものを買ってもらう事はブランドが成長していく過程では必要な事なんだと思おう。
ほら!
誰でも自分が買ったものって、誰かに“いいね!”って言ってもらいたいでしょ。
あの気持ちをほんの少し上手に使うというイメージでね。
だから、繰り返すけど新しい友達を増やすという事とお客様を増やすという事は少し似ているんだよね。