今日は、ジャパンジュエリーアカデミーのレセプションパーティーに呼ばれているから、行ってきます。
という話。
先日、JJAの人がわざわざラヴァーグに来て、パーティに来ませんかというお誘いを受けた。
同時に、JJAの生徒達の展示会をやるとの事で、ポスターやらフライヤーやらをいただいた。
それを学校の中に置いたり張ったりしてある。
そんな中。
どうして同業他社のプロモーションに協力しているのですか?
ブログなどにも紹介して?
と聞かれた。
JJFでもそんな話をいただいた。
なるほど・・・
そう思っちゃうよね・・・
同業他社だしね・・・
JJAはジュエリースクール。ラヴァーグもジュエリースクール。
立地も恵比寿と五反田。
商圏もかぶる。
なるほど・・・
僕が紹介するのをおかしいと思う理由もわかる。
だけど、あらためてここで書いておきたい。
僕は、他がなくなってラヴァーグだけが残るような産業ではいけないと思っている。
伸びている業界は同業他社同士で磨きあいしのぎを削って成長していくものだ。
ラヴァーグも今まであったジュエリースクールがあってこそ、ラヴァーグの良い点を作り上げる事ができた。
そして、いろいろな学校で学んできた人がそこでは学べなかった事をラヴァーグに学びにきてくれている。
産業の発展があってこそ、ラヴァーグの成長があると思っている。
だから、他のジュエリースクールが元気になり、伸びていく事は長い目で見て必ず良い事が起こってくる。
あるジュエリースクールに生徒がいっぱい集まって、その生徒達が工具をいっぱい買うようになれば、工具屋さんも潤って工具が安く買えるようになるかもしれないでしょ。
あるジュエリースクールでジュエリーCADを学ぶ人が増えてくれれば、造形サービスビューローに仕事が増えて、造形代を安く出来るようになるかもしれないでしょ。
いろいろなメリットが生まれてくる。
一生懸命他の粗を探して発表していく人も昔からいるけれども、そういう所が伸びているのを感じた事はあまりない。
一緒に成長できる仲間がいてこそ、自分自身の成長もあるからだ。
だから・・・
僕は日本全国の彫金教室や銀粘土教室やジュエリーCADを教えている所には生徒が集まってもらいたいと思っている。
まぁ、なかなか理解はしてもらえないかもしれないけど・・・
産業が成長してこその話があるのだ。
縮小している産業の中でシェアを上げていっても意味がない。
という話を分かってくれる人は多いと思っている今日この頃でした。
他の人のあらを探して言っている人もいるけれども、そういうスタンスの所は長い目で見ると必ずいなくなってしまう。
人は、見ているものだ。