つい、先日僕達のチームの取引先の人から、交流パーティーに誘われた。(社交パーティー?)
基本的に僕はいつもライトな服装でもあるし、あまり大人数が得意ではないので、パーティーなるものには行く事は少ない。
ただ、今回は今後取引を考えている販売スキーム関連の企画のパーティーだったのでいかなくてはいけなかった。
普段は短パンにアロハかTシャツ、そしてスニーカーの僕が・・・
その時は革靴を履き、短くないズボンを履き行ってきました。
気分は政治家でした・・・
四谷の三國お店の名前は、オテル・ドゥ・ミクニ。
まぁ、あの三國さんのお店です。
本人からの挨拶と料理の説明もあり、厨房ものぞけるオープンキッチン、僕が見た時は三國さんが本当に働いていました。
生ミクニは初めてでしたが、相田化学工業の高橋さんそっくり。
なんだか、それがおかしかったです。
よくあの場所で人が集まるものだというぐらい、混み入った裏路地に店はありました。
ブランド力がなくてはとてもつらい立地に思えました。
パーティースペースでの、立食パーティーですが、食事はひとりひとりにウェイターの人が運んできてくれるコース料理でした。
周りに人につられて、IPHONEで写真を撮ったのですが・・・
そんな事をしている自分が、なにやら恥ずかしかったです。
総勢200名近くのパーティー。
なんだかみんな場慣れしている感じです。
早速、お目当てのブライダル関連の社長との名刺交換と挨拶をすませ、そのパーティーの目的の大体が終わってしまったのは、始まってから10分ぐらいしか経っていませんでした。
そして、そこからは僕は、政治家ってこんな感じなのかな・・・
と思いながらの時間を過ごしました。
どういう事かというと、みんな社交的なんです。
どんどん、人が話しかけてきてくれて名刺交換をするのですが・・・
そのいただく名刺の肩書きが全員凄い・・・
僕は、ハワイアンエングレイバーの名刺で勝負していたので、(「指輪を作っている職人です」との説明を付けて挨拶をしていました。)
話の内容も、何千万投資した・・・。美容歯科を経営していて・・・。アンティークショップを経営していて・・・。こういう会社を経営して・・・。
一緒にビジネスできたらいいですね・・・
という感じのパーティーでした。
しかも・・・
女性が多かった。
誰かの付き添いできたりしている人もいたと思いますが、名刺を見ると女性でも肩書きが・・・
僕は、完全アウェイな空気に包まれてしまっていました。
最初は、挨拶がすんだらビールでも飲んで、MIKUNIの料理を・・・と思っていましたが、みんなワイン。
ワインのポータルサイトを運営しているという女性まででてくるぐらい、ワイン。
そうだよね・・・
アメリカンじゃないよね・・・
冒頭でも、三國さんがベルサイユ宮殿の話をしていたし・・・
凄いね・・・
ああいう空気になじんでいる人達は・・・
僕は、いろいろな人と僕なりに一生懸命社交的にお話をしたつもりですが・・・
夜遅くに自宅にたどり着いた時には、普段の数倍の疲れが襲ってきました。
政治家って凄いな・・・
毎日あんな感じで過ごしているのかな・・・
と、燃え尽きた一日でした。
それと・・・
なんと、そのパーティーの中で、僕のお店を知っているという女性がいました。
しかも、来店した事もある。という事です。
その瞬間、その人と話をしている時だけは、少しホームにいるような気になりました。
しかし、その人の名刺の肩書きも・・・
マンガの世界のような話ですが、ああいう人達もいっぱいいるんですね。
最後に、とても社交的な男性から来週のパーティーにも来ませんかと誘われました。
ジャニーズのマッチや、何人かのタレントと一緒に花火を見るパーティーだそうです。
ていちょうに、お断りをさせてもらいました。
お店の壁には数千万の絵画が飾ってあったり、ミクニの料理だったり、マッチだったり。
僕にとっては、とてもとても背伸びをして、必死にその場で浮かないようにしている時間でした。
何事も経験ですが・・・
政治的にそういう事も必要だという事を、誘ってくれた人にアドバイスをいただき、そういうものなのか・・・
と燃え尽きた一日でした。