選ぶ
探す
調べる
昔と比べると随分楽になった。
インターネットをたたくと色々な情報をとる事ができる。
しかしながら、一般の人がものを
選ぶ基準
探す基準
調べる基準
って実はとても難しい。
その道の詳しい人であれば簡単に判断がつく事でも、たまにふらっと興味を持った人が正確な判断基準を持って選んだり、探したりすることは実はとても難しい。
いや・・・
難しいけど、今の僕達がいる宝飾業界の持っているスペックを伝える事はじつはそんなに難しくないのかもしれない。
ただ・・・
僕達、クリエイティブ側が伝えていなかっただけなのだと思う。
新しい事をするのはじつは勇気と時間とお金がいる。
だけど、今までの僕達がやってきた事を正確に伝えようとするだけで、僕らのやっている事はマーケットに必ず伝わるはずです。
何カ月か前だけど・・・
工場見学が流行っている・・・
オープンキッチンが流行っている・・・
こんな情報が僕達の業界の活性化に実は大きな可能性を秘めていると確信している今日この頃でした。
その事を踏まえた情報を提供していく事がこれからの僕自身のポイントでもある。
例えば、学校という先生と生徒達という関係だとみんなに認めてもらえる事は、テクニカルな部分が多い。
磨きにくい所をしっかりと磨きあげたり。
作る工程が大変なものを作り上げたり。
技術的に難しいものを作り上げたりすると、周りの人達から褒められたりする。
しかし、一般の人は全く別の判断基準でモノを見ていたりする。
なぜなら、磨きにくいかどうか・・・
作るのが難しいのかどうか・・・
というような判断基準をもっていないからである。
もし、一般の人達がその判断基準を持っていれば価値が認めてもらえるはずなのに、その基準をもっていないから、その価値が伝わっていない。
この事はどちらにも問題があるのか、提供する側に問題があるのか、受け取る側に問題があるのかはどっちかはわからない。
だけど、少なくともモノを一般の人に広く買ってもらいたいと思っているのであれば、お客様には商品を売るだけを考えるだけではほんの少し足りない。