前回も書きましたが、もう一度書いていいですか・・・
正しい資格と正しいコンテスト。という話。
それと比べて間違っている資格と間違っているコンテスト。
間違っているではなく、残念なコンテストと資格という話。
実は、数年前に僕のブログでも発表した事がありましたが、一部上場企業のローランドDGと僕達を中心にしてジュエリーCADのコンテストを開催して、もっと多くの人にジュエリーCADの事を知ってもらおう!というプロジェクトが立ち上がりました。
結論から言うとなくなってしまったのですが、その時の問題点はなんだったのかと言う事です。
結局。そのコンテストに参加してもらった人達が得るものとはという事を考えた時に、それを得た事により具体的な効果があるものを作り上げるべきだという話になったのです。
ようは、コンテストを開催して誰かしらがコンテストで優勝なり大賞なりを取得したとして、その大賞を取得した事により、周りの人達がその努力を認めてくれて、その価値に対してお金を払ってもらえるかどうかを考えたという事でした。
ラヴァーグのジュエリーコンテストで優勝した。
ラヴァーグって何?
ローランドDGのジュエリーコンテストで優勝した。
ローランドってピアノじゃないの?
松尾琢磨が選んだ。
誰、松尾って?
というようになるのは目に見えています。
ようは、一般のエンドユーザーにはラヴァーグや松尾琢磨という価値がないので、知らない所の知らない人が知らない基準で認定する資格やコンテストには内輪だけの効果しか発生しないと言う事です。
内輪の中では盛り上がりますが、エンドユーザーには?になってしまうコンテストや資格は残念な資格やコンテストという事です。
選ぶ基準も正直分からないコンテストもあったりします。
TOEICやセンター試験はとても明確に点数という評価基準で現れます。
だから、誰でもが信頼ができて評価が出来るのです。
しかし、面接という試験方法は非常に難しい基準になってきます。
ましてやジュエリーコンテストをするにあたって、明確な受賞理由を並べているコンテストは少ないように感じます。どこかの偉い人達が相談しながら満場一致で選ばれました。
水嶋ヒロが選ばれたのも、そんな感じです。
だから賛否両論がおきてしまうのです。
一般投票の人気コンテストであり、当然ながら水嶋ひろというペンネームで参加して受賞すれば、みんな当然の結果になっても納得ができたはずです。
水嶋ヒロだからね・・・と。
出版社も話題性があり、いろいろなメディアに取り上げられ、興味を持って書籍を買う人が増えるかもしれません。
または、それに触発された有名人達が一生懸命勉強して小説を書き上げる人が増えてくるかもしれません。
ちなみに、水嶋ヒロは有名だったからというだけで簡単に受賞したわけではないと思うし、有名になる為のずっと以前の努力を積み重ねた結果受賞した。
と僕は思っています。イケメンはいっぱいいます。
だけど、その中から演技や表現方法を学び、自己管理をしっかりして俳優としても認められた。
そもそもその努力自体が凄いと思いませんか。
そんな努力ができた人が人気があって、小説を書き、コンテストで優勝する。
小説以前の努力があったからという事です。
それであれば、みんな納得です。
人気投票でいいのです。
という側面もあっていいという事です。
話はそれてしまいましたが、小説は上手く書けるけど人間的に欠けている人。
過去にはそんな有名な小説家もいたのかもしれません。
だけど、大概なんらかの魅力を持っている人が描く事が共感を生み、ヒットを飛ばしてきたはずです。
僕はジュエリーのコンテストだってそうあってもいいと思うし、そんなコンテストを開く事が最終的にはエンドユーザーからも信頼ができるコンテストになるはずだと思っている。
全てをオープンにする。
と言う事。
浜崎あゆみ自身がつくった指輪があったとしたら売れると思いませんなか。
磨きがへたくそで、仕上げがなってなかったとしても。
それを喜んでくれる人達がいるはずです。
僕はそんな透明なコンテスト。
そして、一般のエンドユーザーがその名前を聞いただけで理解をしてくれるようなコンテストを開いていきたいと思っています。
そのコンテストの受賞者達に、エンドユーザーが理解をしてくれるような受賞者をだせるようなコンテストを開催していけたらと思う今日この頃でした。
少しずつ完成に近づいています。