今から8年前、ある情報誌に僕の手記を定期的にのせていた時期がありました。
今日は毎週月曜日の大掃除の日でして、事務所内の棚を整理整頓していたら、7年前の手記が出てきました。
今それを読み返してみると、なるほど・・・。つたない知識で頑張って書いていたなという印象を受けると共に、この7年間の大きな変動を思い起こすいいきっかけになりました。
その手記の中に、会社選びについて当時の僕が書いていた1つのポイントがありあました。
事業の将来性をしっかりと考えましょう。
という一文です。
いま、お給料がもらえても、5年後、10年後はどうなっているかを考えなくてはいけない。
いま、お給料が少なくても、5年後、10年後に成長が見込める仕事を探そう。
そんな事が書いてありました。
そして、8年前の11月22日の日経新聞にある会社の話題が載っていることが書いてありました。
それは、国内生産の25%の工場を無人化にするという記事でした。
完全自動化を目指すという記事もありました。
工場から人間がいなくなるシステムを導入するという内容でした。
もうあれから8年経っています。
工場の無人化はどのくらいまで進んだのでしょうか・・・
そして、当時の僕の手記にはこんな問いかけが書いてありました。
もし、完全自動化で多くのモノづくりが実現できる時代になったら、今までどおりの感覚で働いていては収入のアップは考えられません。
あなたは他のアジアの人達と比べて能力は高いですか?
最新式のロボットと比べてあなたにはどんな能力がありますか?
本当に未来も今の仕事が変わらないままでいてくれると思いますか?
そんな事が書いてありました。
この考え方は8年間僕達はずっと持ち続けています。
自分達でなくてはできない事を作り上げようよ・・・。
つい先日、スタッフのひとりが僕にこんな話をしてくれました。
「ずっと、このチームにいるつもりです。」
何よりも嬉しい一言でした。
現在、僕達のチームはそんなに余裕があるとは思っていません。
周りの景況感を考えると、そんな言葉が飛び出てくる事が信じられないという人もいるかもしれません。
しかし、僕はとても今楽しく仕事をする事ができています。
夢と希望はいっぱいあり、多くの人が応援してくれているので、その夢がなんだか実現できそうな所までやってきたという感じです。
僕達のチームの未来はみんなで力を合わせればなんとかなりそうな道がみえてきているから、そんな一言がもらえる状態なんだと思います。
でも・・・
いつそう言われないようになるかは分からないので、油断せず頑張っていこうと思います。
僕達の業界はほんの少し変ることができれば、必ず明るい業界になると思っている今日この頃でした。
僕も頑張ります。