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ゼロから始めるジュエリービジネス。Part2

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という事で、少し時間があいてしまいましたが・・・Part2です。

前回はお店をオープンさせてしまったで終わっていたと思いますが・・・

今思うと、起こるべくして起こった苦労でした。

売るという事に対して全くモノづくりとは別の次元の問題が大きく僕達にはのしかかってきたのでした。

それは・・・

集客という問題でした。

実は、単独店舗で集客をする。

という事はとてもお金がかかるのです。

展示会や祭事に出店する。セレクトショップに置いてもらう。

このような売り方で収益をあげていた会社も昔は多くありました。

この方法の良いところは、ある程度のお店やブランドが集まる事によって、自分のところ以外に興味がある人も自分達の商品をのぞいてくれるという事が最大のメリットです。

ショッピングモールなんかもこのようなメリットがとてもあります。

何か他の強い集客力があるものが多くのお客様を惹きつけてくれて、ついでに自分のところを見てもらう。

という感じです。

しかし、魅力がある店舗やブランドは顧客の流出という可能性があるので、成長していくと祭事などには出店せず、単独でお店を出したりイベントを開催したりしはじめます。

そうなってくると・・・

突然、他の出店者の人達は・・・

この祭事はダメだね・・・。この展示会はダメだね・・・。

という話が沸き起こってきます。

集客は祭事や展示会の主催者に多くをたよっている人達はこのような不満がおきてきます。

当然と言えば当然です。高い出店料を払っているのですから、お客を集める努力を主催者がしなくては頭にきます。

IJTでも、主催者側のリードがいろいろな来場者数を稼ぐために、本来は小売の場ではないのに、一般の人が入場できるようにしたりして、頭数を揃えたりしました。

去年か、一昨年ぐらいから、当日券の販売はやめましたけどね・・・(出店者からクレームがでたそうです。)

話は戻って、誰かが集客をしてくれるのと、自分自身で集客をするとの違いは、全然違う能力や戦略が必要になってくるのです。

そこで、僕達の第一関門がやってきたのでした・・・

祭事や展示会ではそこそこ売れたような気がしたのに・・・

お店を作り上げてみると・・・

思っていた売上げに全然到達する事ができなかった・・・

今思うと、集客に関する戦略を全く作り上げる事ができていなかった。という事でした。

少ない顧客や友人がたまにきてくれるようなお店でしかありませんでした。

どんなに、クオリティー高い美しいジュエリーをつくりあげ、それを低価格で販売しても、気がついてもらえなければ、販売へはたどり着かないという事です。

いいモノを作れば売れる。というのは嘘ではないけど、ゼロからスタートする人達にとっては、そこに縛られてはいけないという感じです。

ちなみに、僕のお店でも最初のスタート時に揃えた商品は全て僕が作り上げたものではなく、デザインは社内で、商品は外注でつくったものも多かったです。

その外注は、相当なクオリティーでハイジュエリーを作る事ができるとの工房を、その時手伝ってもらっていた人材の紹介でつくったものは・・・

今でも売れ残っています。(もう店頭には並んでいません)

いいものをつくるだけではダメという事です。(売れないという事です。)

売上げとは・・・

来店客数×売上げ単価=売上

というイメージの中、来店客数に対する戦略を持っていないと、技術だけをあげても残念な結果が待っています。

その為に、集客に対する戦略を練っていく事が作るというスタンスから売るというスタンスに切り替わった時にとても重要になってきます。

“作る”というスタンス。のクオリティーが高い人。

“売る”というスタンスのクオリティーが高い人。

ちなみに、この場合は販売が上手いというスキルではなく集客に対するスキルを持っている人を指します。

そんな事を考えながら、すすめていくと・・・

最初の注意点は、ブランド名です。

ここで残念なブランド名をつけてしまう人が意外と多かったりします。

お金がある人がつけるブランド名。

お金がない人がつけるブランド名。

そんなスタンスを理解してブランド名をつけなくてはいけないのです。

お金がない人がなるべく避けてもらいたいブランド名の付け方は・・・

素敵な意味と素敵な意味があわさってできた造語を持ってくるブランド名だと、僕は思っています。

もちろん、ダメという話ではありません。

集客というスタンスから見た意味では、その造語の意味をしってもらう努力に時間とお金がかかるのです。

聞いて見ると、とても素敵なブランド名やコンセプトなのに・・・

普通に生活しているだけではたどりつけない言葉・・・

お金があれば、その意味を広く知れ渡らせる事ができるのに・・・

知ってもらえれば共感を持ってくれる人が多くいるのに・・・

ただし、こういう造語のブランド名をつけてもいい人達がほんの少しいます。

お金はないけど、集客の戦略をしっかり持っている人達です。

すでに、自分自身に魅力があって多くのファンがいるような人はお金がなくても、素敵なブランド名をつけてもいいと思います。

まぁ、今回はこれくらいにしておきましょう・・・

多くのお金がなくて、集客の戦略がない人達はブランド名をかっこよい、素敵、なるほど、だけではつけてはいけないという話でした。

集客にてきしたブランド名の付け方があったりするので、よく考えてブランド名はつけていきましょうね。

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