とうとうというか、早速というか・・・
革漉き(かわすき)機が入りました。
革漉き機とは何かと言うと・・・
革を薄くする機械です。
あまりなじみがないと思いますが・・・
お財布やバッグをつくるにあたって、革のへりを処理するにあたり、折り返しという作業をします。
バイクに乗っている人達が身につけるような分厚い革の製品にはあまりそのような処理はありませんが・・・
伊勢丹や高島屋などで売っているバッグやお財布のレザー製品は美しいコバ処理が求められ、へり返しという工程が良く使われます。
単純に革のへりを折り返すと厚みが2倍になってしまいます。
そこで、革漉き機の出番です。
単純にへりの部分だけ半分に薄くして折り返すと、ふちは美しく厚みもおかしくない仕上がりになります。
クオリティを上げる為にいろいろな場面で漉くという作業が発生するのですが・・・
手作業で革包丁で漉くという事も出来るのですが・・・
何度か試してみた結果。
とても重要な作業なのに・・・
とても難しい・・・
そして、失敗を取り戻すことができない・・・
そこで・・・
この革漉き機の出番と言う事です。
今日はアニーと結城先生とプアアリの真弓と4人で革漉き機の説明を受け、おぉという感じでした。
あの苦労はどこへ・・・
機械ですむ事は機械へ・・・
手でしか出来ない事は手で・・・
ラヴァーグのコンセプトそのものです。
しなくてもいい苦労はしないほうがいい・・・
製品化が楽しみです。