おぼん明けで仕事がたまってしまってブログを書く事もなかなかできませんが・・・
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
僕は最近フィリップリカードというハワイアンジュエリーの老舗ブランドのマスターが書いたハワイアンジュエリーの文献について翻訳をしてもらったり、ハワイのいろいろな文化について研究を進めています。
ハワイの文化と言うと、やっぱりフラとの関係がとても密接につながっていて、フラの文献もいろいろと読み進めています。
僕自身、ハワイアンジュエリーを学ぶときにある約束をした上で技術を教えてもらう事ができました。
それは、ハワイの文化を多くの人に伝える。
という約束でした。
ジュエリーCADを教える。と考え始めたときもそうですが広げずに自分の仕事として技術を囲い込んだほうが得策では・・・
とのアドバイスをしてくれた人もいます。
今回のハワイアンジュエリーの文化や技術も同じ様に、かなりの遠方や大きなメーカーの人達が学びにきてもらっています。
自分自身でハワイアンジュエリーショップを経営している傍ら技術を教えるというのは短期的に見てもしかしたらマイナスな部分もあるのかもしれません。
しかしながら、そもそも技術というモノはそれだけでは形をなさない。というのが僕の考え方です。
もちろん、僕達のチームでもまだまだ足りない所もありますが・・・
CADでジュエリーをつくる技術を持ったとしても、仕事を依頼したくならない人物であっては仕事にはなりません。
技術があっても魅力がない人ではいけないという事です。
また、多くの技術者が増えると価格破壊が起こるのを恐れる話もよく聞きます。
確かに、和彫りの職人さんが指輪を一本彫り上げる工賃は僕達が驚くほどの低価格だったりします。
しかしながら、特にジュエリーという部分においては安いという事が必ずしもフックにはならない。と僕達は考えています。
お店でお買い物をする時に同じカルティエのバッグでもドンキホーテで買うのも、銀座で買うのも同じバックなのに、違いがある。
という事はなんとなくわかってもらえていると思います。
それと一緒で、魅力がある人。魅力がない人。この違いは価格の安さを凌ぐ価値があったりします。
例えば、僕が魅力があるかどうかはおいておいて・・・
CADのお仕事をいただける企業の人達は僕より驚くほど低価格でデータを書いてくれる人達がいるというのに、ありがたい事にお仕事をもらう事ができています。
技術が高いかどうかはおいて置いて・・・
そんな疑問を担当者に遠まわしに聞いてみた事もあります。
知らずに、コストが高い僕に仕事をだしていたら、後からおかしな話になりたくなかったからです。
実際にその担当者は僕自身のコストの高さは認識をしてもらっていました。
それでも仕事をだすのには理由があるとも言ってもらいました。
いろいろとと裏も表もあると思いますが、僕自身はげみとして頑張っています。
それでは僕自身が考える魅力がある人とはどのような人材なのか・・・
をちょっとだけ書きます。
それは、一言で言うと、他の産業に行っても平衡感覚を保てる人物になる。
というイメージです。
それは、人の流れや時代の流れや世界の流れを感じつつ、指輪を磨いているような人でありたい。
という感じです。
宝飾業界のエキスパートである。と共に1歩はなれた位置から自分自身の業界や人間を見る事ができるようになれたら良いなと思う今日この頃でした。
そういえば、TBSのラジオの取材がありました。
明日の深夜2:30からAM放送954だったかな・・・
凄い深夜・・・
そんな時間帯の音楽番組のMCの人が体験に来てくれました。
起きて聞けるかな・・・