今日も朝から、加工屋さんがラヴァーグには足を運んでくれる。
仕事の依頼ではなく、今後の展望と展開についての相談をする。
どのセグメントの加工屋さんも同じような悩みを持っていて、その打開策をひねり出そうとしている。
何度か書いたかもしれないが・・・
1社から、1000万円の売上げ・・・
ではなくて、
1000社から1000万円の売上げをベースとして、客単価が高い仕事も受けていく体制をとるべきだ。
と僕は常々思っている。
大きなメーカーの大きな仕事は短期間で大きな売上げを立てられるかもしれない・・・
仕事も意外と似たような仕事をこなしていくので、受ける方は楽かもしれない・・・
だけど・・・
やっぱり、大きな仕事がもっと大きな仕事になっていくと・・・
最近は海外にシフトしてしまう傾向がこだわりを持っているメーカーでも起こり始めている。
それは、海外生産のクオリティーが上がり始めているからなのかもしれない・・・
その流れを食い止める事は出来ないと思う・・・
だけど・・・
例えば、銀粘土を学んでいる人達がもっとクオリティーを上げる為にはどうしたらいいのか・・・
一般的な教育カリキュラムを受講し資格をとり、先生として活躍している人もいる。
僕も一般的なカリキュラムを受講し資格を取った一人でもあるが・・・
銀粘土のカリキュラム以外でも多くの人や場所で学ぶ事ができたので、銀粘土でもクオリティーが高い仕上げができるという事を知っている。
例えば、磨くという作業・・・
本当に上手な磨き職人の人に一度磨いてもらうと、だいたいの人が驚く・・・
ここまで、できるのか・・・
こんなに綺麗になるのか・・・
それは僕も同じだが、そのクオリティーを知らないと、そこまで行こうとは思わない。
多くの加工屋さんが、そのクオリティーを一般的に知らしめる事ができないものかと最近は考える。
それが、少しずつ浸透していけば、小さな仕事かもしれないが、銀粘土を扱っている人たちにも、新しいクオリティーがあるという事を知ってもらえるし、その受け皿を用意していけば、また違う仕事の発生のしかたがあるはずだ。
と僕は思っている。
小さな仕事を積み重ねる事の大切さを今はみんなに知ってもらいたいと思っている今日この頃でした・・・