ブライダル・・・
まぁ、エンゲージリングとかマリッジリングね。
ラヴァーグにはジュエリービジネスをなんらかの形でたずさわっていたり、目指していたりする人達が多く来校している。
まぁ、ラヴァーグという学校は他の学校とは少し目的が違って、ある程度の設備を用意して、しなくてもすむ苦労はしない方が良い・・・というコンセプトだからなのかもしれない。
実際に、商業ベースでジュエリー製作を行ってい工程と・・・
一般的なジュエリースクールで教えている工程には随分大きな差が生まれてきているのは、たぶん、多くの先生達が気がついている事だと思う。
僕自身、いろいろな学校に足を運び、様々な教え方を見てきた。
どれが正しい・・・
というのは無いと思っている。
結果できれば良いのだから・・・
だけど、ほんの少し早く出来るようにする為には何が必要なのかは大きな工具関連の会社が毎年いろいろな提案をしてくれている。
まぁ、お金がかかるけどね・・・
そして、今回のブライダルジュエリーから始めるジュエリービジネス。
という事ですが。
ラヴァーグでは、ブライダルジュエリーからジュエリービジネスを始めましょう。
というコンセプトで、ホームページ製作や、ブランドコンセプトの企画、名刺などの販促物の作成を行っている。
なぜ、ブライダルなのか・・・
厳密に言うとマリッジリングなのか・・・
それは、どこのブランドでもブライダルには力を入れている事を考えてみれば分かると思います。
最初はここから始めなくてはいけない理由もちゃんとあるのです。
プロの人に聞いてい見れば、分かる事があります。
金・銀・プラチナ。
どの金属が一番磨くのが大変だと思いますか・・・と。
いろいろな意見があると思いますが、銀と答える人が結構います。
良く考えてみてください。僕の学校にもスカルやお花がモチーフのジュエリーを多く作っている人達もいます。
スカルのリングをつくるのと・・・
マリッジリングを作るのではどちらが大変だと思いますか・・・
銀のスカル。
金のマリッジ。
まぁ分かる人は分かると思います。
多くの学校では最初は銀を生徒達は扱います。価格的にも始めやすいからです。
あまり触れた事がない、金やプラチナ。
それを取り扱うとなると何故か、先生や業者にお願いする人も少なくありません。
僕達にして見れば、仕事をふってくれるのはとてもおいしい話です。
単価も高い。
一度に2本の売上げが見込める。
原型を作るのも楽。
仕上げるのも楽。
もちろん、大切なアニバーサリーに関る事なので、細心の注意を払い、最高の素材を使い、作り上げるのですが、技術的には、どんな洋服にも合うように作るのが、マリッジリングです。
デニムでもスーツでも・・・
パーティーでもお葬式でも・・・
どんなシーンにでも合うように作るには求められる基本コンセプトはひとつです。
もう少し、いろいろな理由がありますが、初めてであればあるほど・・・
予算が少なければ少ないほど・・・
ブライダルジュエリーから始める理由があるのでした・・・