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ジュエリーCADの普及がはじまる2010年

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まずは、年末みんな忙しいく過ごしていると思いますが来年に向けて僕も色々と準備をしています。

新しい年を迎えるにあたって、来年期待している事を少し書いてみようと思います。

まずは・・・

もう少しジュエリーCADが普及する環境がすすむ一年に2010年はなると思います。

それは、シーフォースローランドの努力が2010に実るという予想です。

まずは・・・ソフトウェアという観点からとにかくシーフォースの佐々木部長の戦略は面白い・・・

なんの話かというとライノゴールド(Rhino Gold)というソフトを日本で取り扱うに当たり、シーフォースが日本での販売元になったのですが・・・

その営業力と販売戦略は結果から言うと、来年度にCADの普及を促すキーポイントになると考えています。

まずは、営業力という点においては今までJCAD3匠をメインに据えていた、日本で唯一の宝飾の学校法人を取得しているヒコみずのジュエリーカレッジを説得しライノゴールドに切り返させたこと。

まぁ、これは説得というより実務者レベルでは数年前から変更をしたがっているという話が実を結んだという事だと思いますが・・・

東京校・大阪校ともライノゴールドを授業に取り入れる予定になった事。

もちろん採用の理由はいろいろあると思いますが、一つは低価格であるという事。

ちなみに、現在もっともユーザーが多いと言われているRhinoceros(ライノセラス)。これを単体で購入しても定価 \189,000 です。ここにジュエリー用のプラグインをのせるとプラス \100,000 前後します。実売では \250,000前後の価格で推移していると思いますが・・・

今回のライノゴールドの価格設定は とりあえず限定という事でライノセラスとジュエリーようのプラグインが付いて \165,900 という販売価格で売り出すそうです。

ライノセラスを単体で購入するより低価格です。

いろいろなコストを重ねて一般的にはユーザーのもとにどのような価格で販売していくかを決めるのも販売店の力の見せ所でもありますが、この価格は僕達ユーザーからすると、驚きの価格設定であるという印象です。

この事については、シーフォースの佐々木部長とは何度も話をしましたが、限定であるという事はつきますが、部長の思いには僕も共感を持つ事ができました。

“とにかく、ジュエリーCADを普及させていきたい。”

という熱い話を何度も聞かされました。その為には、シーフォースという会社がどのように取り組んでいくべきなのかを考えての戦略だそうです。

嫌われちゃうかな・・・なんて心配もしていましたが、これからジュエリーCADを学ぼうと考えている人達にとっては喜ぶ人はいても、怒る人はいないと思います。

少しでも普及を・・・、その為にはどうしたらいいのか・・・。そんな話を何度もしました。

もっと、価格を上げて利益を追求する事も可能だったはずです・・・

だけど、この価格。

実は、僕自身ライノゴールドというソフトを強力にお勧めするというスタンスではありませんでした。

僕にとって、大切な事はモデリングという部分です。良い事だとは思いませんがあまり見せるという事は気にしていませんでした。

しかし、3DESIGNなどのビジュアルが高いソフトウェアを意識して開発されたプラグインであるとの認識程度だったので、僕自身の実務とはほんの少し離れた所がクローズアップされているという印象でした。

だから、いいんじゃない・・・という感じの扱いだったのですが・・・

来年からは少し変わってきます。まずは大手の専門学校が切り替えた事。これはこれからの学生さん達の入口がこのソフトになるという事です。

そして、低価格であるという事。

アカデミックはライノがついて \66,000 。

そして、少しずつですがラヴァーグを筆頭にこのプラグインをサポートしてくれる環境が増えていく事が理由です。

良いのか、悪いのかはわかりませんが、この動きには他のソフトウェアのメーカーや販社も何らかの対応をしてくるはずです。

その動き自体が宝飾業界のCAD化をもう少し推し進める要因になるはずです。

また・・・

ハードウェアという点についてもとても面白い動きがあります。

詳細についてはもう少し煮詰まってからの発表になるとは思いますが。

一家に一台とは言えませんが、面白い動きがあるので、楽しみにしていてください。

ちなみに、ラヴァーグは年末にある業者と業務提携をする事になりました。

その詳細も年明けぐらいには発表できると思います。

さぁ今年もあと少し・・・

頑張ろう。

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