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機械切削に脚光が・・・

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なんだか、最近は金属切削に僕の周りでは脚光が当たり始めている・・・

特に、CADに力を入れている所からの問い合わせが多い。

インクジェットも、光造形も揃えているところだったり、インクジェットを複数台持っているところだったり・・・

理由はなんだろう・・・

最近はネームペンダントがいろいろなブランドで流行っているからかな・・・

だけど、それは流行なのでずっと続かないと思ったりもする・・・

ちなみに、通常直接地金を削りだすような剛性を持っている機械は数百万はしてしまう。

しかも、オイルを吹き付けたり、エマルジョンを吹き付けたりといがいに大きな設備になってしまう・・・

それに比べて僕が使っているEGX-350は64万円で買える。

もちろん、そのままでは金属切削をする事はできない。

僕自身治具の開発をしたり・・・

刃物の実験を繰り返したり・・・

固定方法で苦労したり・・・

削りくずの回収で頭を悩ませたりしながら現在に至っている。

刃物を折らないように・・・、それでいて綺麗に削りだす為にはどうしたらいいのか・・・

僕の場合、摩擦を減らす為にエマルジョンをかけながら切削をしているが・・・

ある一定の数値を超えると、刃物が毛細管現象でエマルジョンを吸い上げあたりに撒き散らし始める。

その対応には頭を悩ませた・・・

また、金属の固定でも苦労した。

文字を彫るような場合は治具に直接固定すれば問題がないのだけど、型抜きとなると話が変わってくる。

たぶん、こっちの用途を求めている人の方が多いような気がするけどね・・・

治具を傷つけない為には捨て板が必要になってくる。

真鍮の捨て板に僕の場合K14を固定する事が多いのだけど・・・

普通の両面テープで固定すると、時間が経つにつれテープがエマルジョンを吸い込み、接着力がなくなり切削している最中に外れるなんて、悲しい現象が起きる・・・

本当に悲しい・・・

ちなみに、僕は専用の両面テープを注文して作ってもらっている。

東急ハンズでいろいろな両面テープを試したけど・・・

上手くいかなかったので、結局はそうなってしまった。

接着力やテープの素材も色々あるという事に実は驚いた・・・

でも、やはり用途を絞っている両面テープなので、いい結果がでる。

まぁ、いろいろなこだわりがあるのだけど・・・

やはり、キャスト(鋳造)が入らないという所に大きなメリットを感じて興味を示しているメーカーが多いのだと思う。

僕自身はうまく使い分けている・・・

機械切削とWAX切削とインクジェットをね・・・

それぞれの良い所を使いこなせるようになりたいと思う今日この頃でした・・・

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