というより・・・
ライノセラスの使い方という事ですが。
僕は今とても便利だな~と感じています。
なぜかというと・・・
ここ最近のラヴァーグの流行は機械切削。
キャストでは作りづらい製品やエッジがばきばき出ているような製品を作る場合にとても向いています。
僕の場合はもっぱらハワイアンジュエリーの製品を作るのに使っています。
何故かと言うと・・・
やっぱり、地金削り出しの製品と、キャストの製品では彫りを入れてみると全然違う事に誰でも気がつきます。
製品の精度にこだわっていくと地金削りだしがどうしても必要だったからです。
まぁそんな話は置いておいて・・・
ライノが便利だな・・・
という理由は・・・
イラストレータのデータを数ミクロン単位で修正ができる事。
何故数ミクロンが必要なのかと言うと・・・
地金削りだしで文字を削りだす場合の多くは、フォントをそのまま使うと思っていた形状で出力できないという事です。
それは、とてもいいCAMを使えばそんな事がないのかもしれませんが・・・
凹型のAと凸型のAを同じフォントを使って削り分けると、どうしても雰囲気が変わってしまいます。
そこで・・・
アルファベット一つ一つを修正を加えていくのですが・・・
もうそれは、フォントをデザインする域に入っていってしまいます。
どこを膨らませて、どこを削っていくのか・・・
そんな事を僕は最近繰り返しています。
削っては修正の繰り返しですが、だいぶフォントデザインも完成に近づいてきました。
フォントデザインをもちろんイラストレーターでもできるのですが・・・
数ミクロン単位となると、ライノセラスの方が正確です。
ひとつのソフトがいろいろな使い道になるんだなと、つくづく最近は便利さを感じています。
しかし・・・
アートキャムが少し欲しくなってきた今日この頃でもありました・・・