なんだか、今取り組んでいる事に使っている機械や設備を順番に書いてみようと思う・・・
最近はCAD原型のモデリングの仕事とは別に・・・
ハワイアンジュエリーの製作に熱をあげているので・・・
ハワイアンの場合・・・
まずは、紙とえんぴつを使って彫りのデザインを決める。
ハワイ語の文字を地金に彫りこむ為に、まずはフォントの編集をする。
イラストレーターとライノセラスを使い、いろいろとシュミレーションをする。
だいたいの文字のデザインが決まると・・・
まずは、CADでモデリング。
リングやバングルは地金を直接加工しますが・・・
プルメリアなどのペンダントやCADで造形してしまいます。
学校にあるのはJWX-30とJWX-10なので、そのどちらかで削りだします。
ハワイアンのトラディショナルな原型はだいたい、これで済んでしまいます。
できない、造形物はサービスビューローに出しちゃいます。
それとは別に、地金ものの場合。
ハワイアンジュエリーの場合ハワイ語なるものがあり、それを地金に直接彫り上げます。
ラヴァーグではEGX-350という機械切削機に地金を入れて、地金を削りだします。
WAX切削も同じだが、機械の性能というより、刃物のスペックとの戦いです。
刃物をいかに冷却しながら削りだすかが勝負です。
僕の場合、こよさんからいただいた、水溶性のエマルジョン液をかけながら削りだします。
先日、錦見さんといろいろとチャレンジした事と、こよさん特製の刃物のおかげで、とてもいい結果がでるようになった・・・
みんなも喜んでる・・・
僕も嬉しい・・・
削りだされた地金や鋳造されたものはいったん仕上げて、彫りの作業に入ります。
なんどか書きましたが・・・
グレーバーマックスという機械を使います。
この機械も画期的だと思いますが・・・
たがねの割り出し機と研磨機がとても画期的で、とても簡単にいいタガネを作り上げる事ができます。
彫り上げるてからは、模様がしっかり残るように気をつけながら、バフを軽くかけ、バリ等を落として完成です。
と振り返ると・・・
本当にいろいろな機械を使い・ソフトを使いひとつの製品を作り上げているな・・・
と思う今日この頃でした。
そういえば・・・
少しずつ店頭にハワイアンジュエリーを増やしていますが・・・
先日、ハワイアンジュエリーのオーダーをいただき、今日納品されました。
とても喜んでもらったのと、あらためて、ジュエリーの意味をしっかり説明させてもらい、その意味にとても喜んでいただきました。
企画・製造・販売。
お客様のてもとに、自分達が作り上げたものが届くと、とても嬉しい今日この頃でした・・・