良い天気になってきた・・・
僕はウインドサーフィンをずっとやっていたから、風が吹くとなんだか仕事がソワソワしてくる・・・
もったいない・・・
こんなに良い風が吹いているのに・・・
という気持ちをおさえて、今日もCADデータの製作を続けている。
先日、僕の所に原型を依頼してくれているメーカーとお話をしている時のお話。
僕 「今時、こんなに原型作っている勢いのある会社は少ないですよね・・・」
担当者 「作らないと、なくなっちゃいますから・・・」
なんてことがない会話だけど、やっぱり大切なお話。
じっとして、周りの景気が良くなるのを待ったほうがいいときもあると思う・・・
でも・・・
こんなときでも、必死に前に進もうとする力も必要だと思う・・・
僕は、前に進む人達や企業を応援したいと思う・・・
何度か書いた事があるけど、今は大量生産・大量販売でジュエリーが売れるとは思えない・・・
いや・・・
そうでもないところもあるけど・・・
一般的には、小ロット・多品種に取り組んでいる業界が多い。
限定品!なんて言葉には僕も魅力を感じる。
宝飾やシルバーアクセでここに取り組んでいくには・・・
なるべく社内でモノづくりを完結させていく必要がある。
なるべく、外注にださないという視点。
その為には、今までのように、ひとり1役では足りなくなってきている。
ひとり2役・3役・・・
例えば、CADのデータを外注するというスタンスの会社がある。
でも、やはり外注では商品開発のレスポンスは当然のように悪くなる。
それが、社内で完結できれば、修正や打ち合わせのコストを考えると飛躍的に商品開発スピードがあがる。
こんな事を言っていると、僕の仕事は外注でCADのデータを作っているのが仕事なので、僕自身の首を絞めてしまうかもしれませんが、間違いなく、社内で完結するほうが、効率もコストもよくなる。
小ロット・多品種。
スピーディーな商品開発。
僕自身が請け負っているメーカーは、いくつもサンプルをつくる。
製品化されるか、されないか決まっていないデザインもどんどんつくる。
そして、また打ち合わせをする。
そして、いくつかの関門を切り抜けたデザインだけが初めて店頭に並ぶ。
作ったものが全て、店頭にはたどり着けない。
お客様の手に届く商品は本当にちょっとだったりする・・・
社内で完結。
その為には、やっぱりCADの効率は必要になってくると思う。