まずはじめに、彫金というと一般的には、ジュエリーを作る事・・・
というイメージがあると思いますが。
厳密に言うと違います。
金工と言われる金属工芸の中に、大きく分けると彫金・鋳金・鍛金と分かれていて、その中のひとつの技法として金属を彫って飾る彫金というジャンルがあるという事です。
だから、ジュエリー作りの一番大きな枠組みは本当は金工だったりするのですが・・・
何故か、彫金という言葉のほうが独り歩きして金工教室というより、彫金教室という名前の方が一般的になってきているのでした。
そして、今日は彫金のすすめ・・・
金属を加工するというと、とても難しいイメージがあると思いますが・・・
そんなにみんなが思っているほど硬いものではありません。
だから、そんなに難しく考えなくても楽しかったりします。
僕は、ジュエリー作りが何で素敵なのかと言うと・・・
あんなに小さな物に、いっぱい気持ちを込めて作れるものってそうはないですよね・・・
しかも、ずっと身に付けていられるものって・・・
ないですよね・・・
貴金属の凄いところは、土の中に100年埋めていても変わらないという所が貴金属のゆえんという話を本で読んだ事があります。
その変わらないという所も、ずっと気持ちが永遠に変わらない・・・
なんて、思いと重なって女の子はジュエリーが好きなのかもしれません。
そして、そんな素敵なものが自分で作れるようになる。
なんて、ちょっと素敵だと思いませんか?
僕が学校を開校した時、ちまたでは陶芸教室がとても賑わっていました。
今も賑わっていると思いますが・・・
陶芸で何を作るのだろう・・・
と考えると、僕は実用的な食器のイメージしかわいてこなかったのですが・・・
食べる事が大好きな僕は、お料理と食器の関係にはほんの少しこだわりがあったりします。
そして、食卓のバランスなんかも気になったりします・・・
だから、1つだけ手作りの食器があったりすると、とても浮いて見えてしまう気がするのでした・・・
結婚式の引き出物が使いにくいのはそんな所なのかも知れません。
だから、なかなか人にプレゼントすのは難しいのが食器なんだろうな・・・
と比べると、ジュエリーは人にプレゼントしやすいし、思いを伝える効果が抜群です。
だから・・・
彫金教室をはじめよう・・・
と思ったのでした。
こんな素敵なものを作りたいと思う人は陶芸以上に増えるはずだという事を信じてね・・・
だから、彫金・・・
はじめてみませんか・・・
ふふふ・・・