僕の学校ではもちろんジュエリーCADを勉強している人も多いのですが、手作りで彫金やワックス・銀粘土を学んでいる人達もたくさんいます。
そういう理由で僕が商品をつくる場合、ジュエリーCADは使わないで作るという条件で商品を作るということになりました。
とにかく、丁寧にブランドをつくりあげていこうと思います。
早速ですが、ブランド名が決まりました。
結論から言うと“スラング”というブランド名になりました。
実は、最初は違いました・・・
最初の企画の段階では“バイカーズ&ロッカーズ”というブランド名になり、ロゴを作るところまで進んでしまいました。
ロゴはアニーにつくってもらっちゃいました。
ブランド名を何故スラングにしたかというと・・・
まずは僕の頭の中の条件として、見て分かるブランド名にしよう!という条件があったからです。
だから、バイカーズ&ロッカーズ。
素材はお金がないので必然的に銀になります。
どういう人達がシルバーアクセを身に付けているのかを考えると、バイクに乗っている人や、音楽を頑張っている人達だったからです。
その人達に分かりやすいブランド名という事で“バイカーズ&ロッカーズ”になったんですが・・・
商品企画をしていく上で、僕がもうひとつ重要だと思っている事があって、以前にもブログで書きましたが、商品の形のデザインより売り方やキャッチコピーが大切であるという事を書きました。
マリッジリングの俄(にわか)のそれです・・・
だから、僕も言葉を大切にするブランドにしよう!という事になったのです。
そして、バイクを乗る人や音楽をやる人達はそもそも何にあこがれて、音楽やバイクを始めるのだろうと考えたのでした・・・
何にあこがれて始めたのだろう・・・
なんとなく書店に足を運び、いま何が流行っているのかをいろいろな本を立ち読みして、気になった雑誌を買い、コーヒーを飲みながら考えました。
そして、僕が行き着いたキーワードがあります。
それは“悪”と“エロ”でした。
悪くて、エロいという事が、今はそんなにマイナスのイメージになっていない事に気がつきました。
ちょい悪おやじ・・・
不良おやじ・・・
エロかわいい・・・
エロかっこいい・・・
全て、前向きな言葉として捕らえられています。
一昔前だったら、不良といったら、プラスよりもマイナスのイメージのほうが先行していたはずなのに・・・
不良おやじ・・・なんて言ったら、今はかっこいい、いい男ぐらいのイメージになっています。
ふーーーーーん・・・
そうなんだ・・・
というところから、悪くて、エロい言葉について研究をはじめました。
まずは、アマゾンでいろいろな書籍を集める事にしました。
そして、そこにでてきたのが、スラングです。
悪い言葉、エロい言葉、が集まっていました。
ちなみに、あんまり悪くて、エロ過ぎるのは一般的にうけないので、チョイ悪、チョイエロ狙いで行こうと思っています・・・
スラングを集めていくと、バイカーズ&ロッカーズだけではなく、ヒップホップのダンスを踊っている人達にもニーズがあるという事がわかりました。
だから、ブランド名は“バイカーズ&ロッカーズ&ダンサーズ”になりかけましたが・・・
さすがに、みんなに反対され、よく考えて、“スラング”になったのでした。
スラングという言葉自体に既にだいぶ認知度があり、この単語からイメージされるものが割りと具体的にあるというのも、この名前にした理由でもあります。
まぁ続きはまた今度・・・