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ジュエリー業界の未来を考える・・・

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どこの業界もそうですが・・・

どこまで、巻き戻せば原因がわかって対処できるんですかね・・・

例えば、宝飾業界では最近“売れない”という話をよく聞きます。

地金が高騰しているから売れない・・・

もちろん、もっと大きな理由があって現状が厳しいという事を教えてくれる人達もいます。

とはいえ、先日あるブランドの人とお話をしたら・・・

売れないとはいっても、月商で6000万1店舗で売っていると言っていました。

もちろん、家賃や人件費の問題もありますが、僕からしたら売っていると思います。

売れないにもそれぞれのメーカーの価値基準があるので、高い目標に対して売れないと言っているのか、バブルの頃に比べて売れないと言っているのか・・・

売れているけど、利益が出ていないことを言っているのか・・・

まぁ景気の話は僕には大きすぎて適当な事は言えませんが・・・

ものづくりからの視点やそこに対しての提案だけは少しだけあるのです。

ほんの少し生意気な話ですが・・・

以前、キャストや仕上げを下請けでやってくれている工場の社長に、こんな話をした事があります・・・

僕・こんなに高い技術があるのだからもっと宣伝したほうが良いですよ!

社長・そうしたいんだけどね・・・

僕・なんでしないんですか?

社長・僕らは下請けだからあんまり前に出ると仕事がもらえなくなってしまうかもしれないから・・・

僕・そうなんですか・・・

その時は、僕も若くそうなんだ・・・で終わりました。

最近は僕の学校からメーカーやこうばで働く人も増えてきましたが・・・

僕も、生徒達の就職活動を少しお手伝いをしたりします。

でも、ただ「生徒を採用してください」と言っても、その生徒を採用してもらって、企業としてプラスがあるのかを考えます。

現状のつくりの工場では海外の量産システムに押されていたり、クライアントからの厳しい要求もあったりで、僕も意味のない採用をお願いする事はできません。

やはり、意味がある採用をしてもらう為の努力を僕らサイドもしないと・・・

という事で、やはり宝飾業界というニッチな視点ではなく、他の業界とのマスの視点を持たないといけないと思っています。

この技術や能力をどのように広げていくのか・・・

先日、子供達の食事が欧米化している。買ってきたものをそのまま並べているいる食卓。などの特集をTVで見ました。

専門家の人達がこのままでは大変な事になる。と言っていました。

そして最近生まれたキーワードが「食育」(しょくいく)というキーワードです。

食べ物について子供達が興味を持ってもらいたい・・・

栄養バランスの大切さを知ってもらいたい・・・

いろいろな狙いがありますが、自分達で野菜をつくったり、収穫した野菜を自分達でお料理して食べたり・・・

苦手なニンジンも、自分達で育てて、料理したら「おいしい!」といって子供達が嬉しそうに話している姿を見ました。

そうだよね・・・

そんなニンジンはおいしいよね・・・

指輪だって簡単に作れる事を知ってもらえたら・・・

確かに、業界的には製品を買ってもらいたいので・・・

多くの人が作れるようになってもらいたい訳ではないのかもしれません。

でも、もっとたくさんの人がアクセサリーやジュエリーを見に付ける楽しさや意味を知ってもらえたら・・・

作りたい!

身に付けたい!

買いたい!

という人達が必ず増えてくるはずです。

僕の学校では体験教室をやっています。月に約200人前後の人達が体験しにきてくれています。

ほとんどの人達がとても嬉しそうに指輪を作って帰ります。

こんなに、楽しく簡単に指輪がつくれるなんて知らなかったという人がほとんどです。

まぁ、先生達のおかげでもありますが・・・

話をまとめると、提案というのは・・・

もう少しみんなで力を合わせてジュエリーの技術や知識を子供達に届く仕組みづくりをしてもらいたいという事です。

ミキモトなんかがそんなところを引っ張っててくれると良いんだけどね・・・

やってくれないかな・・・

食育ならぬ・・・

ジュエリー・アクセサリーについての教育をもっと一般的になるように・・・

楽しくね・・・

僕も、少しずつ準備をしていこうとおもいます。

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