いや~IJTも終わり新しいソフトウェアの検証作業に突入しています。
僕はライノ使いですが、3DESIGNも最近ユーザーが増えているということで、使い込んでみようという企画です。
CADを知ってても原型の事を知らなくてはいけないことと、CAD関連用語を知らなくてはいけないのとで、みんな大変なはずです。
そんな中、ラヴァーグとしても様々なソフトの検証を進めていく中で去年からのプロジェクトですが、3DESIGNの検証に突入しました・・・
やっぱり大変・・・
本当に、最近のコンピューター関連のソフトやハードは不親切・・・
説明書はCDに入っているからプリントアウトしてね・・・みたいな感じだし(紙の無駄を省いているのかもしれない・・・)
説明書の中身は専門用語が並んでいるし・・・(そんなの知らないよ!のオンパレード)
たまたまライノセラスをやっていたからCAD関連用語を知っているから読み進められるけど、まったく知らない人が呼んでもたぶんちんぷんかんぷん・・・
しかも・・・外国のソフトだから翻訳が変!
そうだよね・・・このソフトをひとりで使いこなすのは大変だよね・・・
という事でこれからこのソフトでジュエリーを作る人達の役に立つために、始めました。
まずは、変な日本語訳を正しい日本語に変えて説明できるように、言葉の変換からはじめました。
それと、作業効率を上げるためのショートカットの設定。
ライノセラスでもそうなのですが、このショートカットの設定をしっかり作りこんでいくと、作業効率が格段にアップします。
例えば、CTRL+S この組み合わせはだいたいのソフトで保存という設定になっています。SAVEの頭文字からSなんでしょうね・・・
でも、CADのモデリングにおいて、保存は最後の仕事。
ラヴァーグでは最初ライノで設定されているのと同じ、拡大縮小を CTRL+S に設定しました。SCALE(スケール)のSです。
でもね・・・
少しでも、ソフト間の互換性を高める為に、なるべくどのソフトでも同じ機能を同じショートカットに入れようと考えているのですが・・・
3DESIGNの場合はMOVE(移動)・ROTATE(回転)・SCALE(拡大縮小)がひとつのコマンドに設定されているのでどこのキーに割り当てるべきか悩みどころ・・・
そんな事を考えながら使い込んでいくと、意外とMOVE(移動)が不便な事にきがつきます。
そうなってくると、移動のほうが拡大縮小より頻度が高い・・・
Sをたてるか、Mを立てるか迷いどころ・・・
結論から言うと、キーボードの配置も考えて、やっぱりSに設定しました。
CTRL+S に移動・回転・拡大縮小を割り当てる。
そんなふうに作りこんでいく事がプロのジュエリーCADクリエイターへの第一歩なのでした・・・
という風に、本当に大事なことって説明書には書いていません。
どうすれば、すばやくジュエリーデザインができるのか?
どのような設定にすれば、気持ちよくコマンドがつながっていくのか?
まぁだいたい道筋が見えてきたかな・・・
という3DESIGNでした。