新しくパソコンを買いました・・・
インテルのクアッドコアプロセッサーのメモリーが4GBもする凄いやつです。
何故か・・・
新しいソフトの対策です。
基本的に僕がジュエリーCADで使っているライノセラスというソフトはNURBUS(ナーブス)曲線を使う、サーフェスモデラーと言われるCADです。基本ロジックはエイリアスという高いソフトを踏襲しています。
サーフェスモデラーに対してもうひとつのモデラーがソリッドモデラーと言われているCADソフトです。何が違うのかというと・・・
簡単にいうとサーフェスモデラーは骨組みをつくり面を張り上げるモデリング形式ですが、ソリッドモデラーは粘土をいじくって作り上げるモデラーです。サーフェスモデラーは中身が空っぽに対して、ソリッドモデラーは詰まっています。
それぞれ、いいところがあるのですが、ソリッドモデラーは中身が詰まっているだけあってとにかくデータが重くなるのが難点です。ちなみに良いところは中身がつまっているので、サーフェスモデラーと違い、オープンエッジというものが無いところです。
データが重いということは、パソコンのスペックが高くないとサクサク動かないという事です・・・
でも・・・
サクサク動けるスペックのパソコンを用意すれば、気持ちよく動いてくれるのです。
という事で、クアッドコアを準備したのでした。ちなみに、クアッドコアとは・・・
一般的なご家庭用のパソコンの脳みそは1つでした。しかし、最近のコア2デュオと言って脳みそが2つあるパソコンが増えてきました。脳みそが2つあるとCADのソフトを動かしながら、ワードとかエクセルとか、イラストレーターなどを一緒に動かしやすい状態になります。
という事は、クアッドコアは4つ脳みそがあるパソコンという事になります。
いろいろな事ができる・・・
一人で考えるのではなく、4人で考える・・・
パソコンも進化したものです。
ちなみにメモリとは・・・
勉強机で言うと机の広さに関係してきます。机がせまいと、写真を5枚しか並べられなかったとします。6枚目の写真を出すためには、既に出している5枚の写真の中から1枚をしまわなくてはいけないのです。
この動きが、パソコンのジージーいう動作音だったりします。
机が大きいと一度に写真を100枚でも200枚でも並べられます。前の写真をしまわず次の写真を広げられるのでジージーいわず、さくさく作業ができるのです。
ちなみに、ライノセラスはメモリは512MBもあれば動いてしまうのはサーフェスモデラーだからでもあります。
話は変わっていよいよ国際宝飾展が近づいてきました。
宝飾業界の一年で一番大きな展示会です。
ビッグサイトで1月23日~26日までの4日間開催されます。
僕らラヴァーグも、インクジェットの造型機とフリーフォームというCADソフトを販売しているDICOさんと一緒に参加します。
現地に行くと展示会場のMAPがもらえますので、DICOを探してみてください。ラヴァーグのスタッフの誰かが必ずいます。僕も基本的には4日間ずっといる予定ですので、興味がある人は、DICOブースに行って僕を探してください。
繰り返しになりますが、展示会に手ぶらで行ってしまうと入場料をとられてしまいます。
招待券はラヴァーグにきてもらえればたくさんあるので、もし無い人は取りに来てください。
ジュエリーを少しでもかじっている人は勉強になると思うのでぜひがんばってきてくださいね。
いろいろなブランドや、ジュエリーの素材の購入もできるので楽しいですよ。
ちなみに、ジュエリーCADに関してはいろいろなソフトや造型機も出展されるので見ものです。一人で行くのが怖い人は、僕を捕まえてから一緒にいきましょう。
いろいろな機械やソフトを僕も一緒に案内しますので・・・