結婚式って、いいよね・・・
幸せがあふれてて・・・
新郎と新婦が幸せなのは当たり前だけど、周りのみんなもとても幸せな空気をかもし出してくれてて・・・
いいよね、結婚式。
話は変って最近の結婚式はとてもデジタル化が進んでいると思いました。
チャペルの中なんか全自動でカメラがウイーンって動いて、色々な角度を撮影していたし、式場の中の照明もどこのクラブかっていうぐらいの勢いで色々な光線が飛び交っていました。
ちなみに僕の結婚式は田舎の小さな教会でやりました。自分の事ですが、とても楽しい結婚式でした。
そして、今回の結婚式は以前アリーでマリッジリングをオーダーしてくれた夫妻の結婚式に招待され、式中に指輪のデザインの意味などを説明してもらいたいという前もっての依頼があったので、祝辞とデザイン説明をしてきました。
緊張した・・・
でもね、案外うまく行きました。
奥さんのリングは、二人のこれからの未来が2つに離れてしまわないように、2で割り切れない数の石をちりばめ、厚さ、幅も全て奇数でつくってあります。奥さんのリングは凹凸の凸型につくってあり、旦那さんのリングは凹型につくりました。
奥さんのリングが旦那さんのリングにかちゃりとはまるようにもなっています。
そして、旦那さんのリングは、普段指輪を付けたことがないという人だったのですが、あえて、すこしワイルドな感じに仕上げました。旦那さんの仕事が営業職という事であまり派手にならないようにという依頼もあったのですが、僕は結婚しているという機能のみのマリッジリングよりもタキシードにも似合う、スーツにも似合う、そしてジーンズにも似合うデザインがいいと思い、リングのトップが切り替えられるリバーシブルのリングをデザインしました。
その事を祝辞と一緒に言ったら、リバーシブル?と、会場がどよめいていました。
まぁそんなたいした事ではないのですが、興味があったらデザイン画でも見に来てください。
リバーシブルの内容は、片面は少し太めのいたってシンプルなリング。もう1つの面は、旦那さんのイニシャルをオールドゴシックでかっこよくデザインした文字が刻まれた、シルバーアクセ風にもなれる大人のプラチナリングです。
そんな感じで、リングのデザインのコンセプトを書いて見ましたが、これはこれからみんなにも大切にしてもらいたい事で、例えばなんとなく3㎜幅のリングを作るのではなく。
何か意味を考えて3㎜の幅のリングをつくるようにして下さい。
多少強引でもかまわないから・・・
素敵じゃなくてもいいから・・・
小さな事でもいいから・・・
意味があるデザインを生み出す練習をしていってね。