という事で、今日は3デザインの開発元のVision Numeric社のDavidが今度のバージョンアップについての説明と使い方を教えてくれるという事で、3Disignの最新バージョンのレクチャーを受けてきました。
今回のバージョンアップでは様々な機能が追加され、なるほど・・・という感じ。
具体的に言うと、CADを感じさせないように、感じさせないように、という方向性に行っている。
少しでも感覚的にモデリングできるようにという方向。
実は、スケジュールの都合で全部を聞く事は出来なかったけれども、追加のプラグインみたいなものも装備する事になっていて、スカルなどの今までは難しかったモデリングもこなせるようなプラグインが出来た所もここ最近のCADユーザーを意識したバージョンアップなのかもしれない。
それと、同時に僕が感じた事は、やっぱりモノを売る。
という事の大変さを感じた。どういうことかというと、一緒にレクチャーを受けた販売会社でもある鈴峯のスタッフの大変さ・・・
彼らはもともとジュエリーを作る人達ではない。
いわゆる商社といった所に属している。
しかし、売った後のサポートをするのは彼らでもある。
本来、畑違いのジュエリーメイキングという所なのかも知れないけれど・・・
まぁ、みんな真剣に勉強をしている。
バージョンアップというとみんなに届けられるまでにいろいろと準備や努力をしている。
例えばローカライズ(ソフトの日本語化)。
もともと3DESIGNは日本語バージョンではない。それを日本語化をしていかなくてはいけない。
また、実際に現場で使ってみて様々なバグが発生する事もある。それを時間をかけて取り除いていく作業もしなくてはいけない。
そして、販売する為にはソフトウェアに対する知識や使い方を知っていないと、なかなかお客に勧める事はできない。
また、僕達のように、教育機関に対するサポートも提案していかなくてはいけない。
自分が何を売っているものがどのようなスペックを持っているかを理解しなくてはいけないからだ。
正確なリリース時期はもうちょっと後になるという事ですが、現在販売店の鈴峯やサポートをしていく関連業者はそんな努力を積み重ねている。
そんな姿を見て、モノを売るという事の大変さを改めて感じた今日の出来事でした。
3デザインのインターフェースの色調もなんだかかっこよくなっている・・・
僕自身はライノをメインに使ってきているが、今日は改めて3デザインの良いところを知る事ができた。
多くの3デザインユーザーは今回のバージョンアップを終えて、3デザインというソフトにまた新しい自信を持つ事になるのだと思う。
値段に見合うスペックを理解させるいいきっかけになるのかもしれない。
どのCADソフトも実は目指している所は同じであると言う事を強く感じる一日でした。