僕の学校では銀粘土を頑張っている人達が結構いる・・・
何で、僕が銀粘土をやろうと思ったかというと、気軽に楽しめるから・・・
僕の学校ではアクセサリー作りの入門として銀粘土を最初は位置づけてた。
でも・・・
それは、僕の勝手な思い込みでした。
銀粘土をやった人が、彫金やWAXにステップアップしていくのかな・・・
と、思っていたのですが、違いました。(もちろんそういう人達もいっぱいいるけどね)
ずっと、銀粘土をやっている人がいる・・・
そして、どんどん上手になっていってる・・・
僕なんか、すぐCADで作っちゃうけど・・・
ずっと銀粘土をやり続けている人の作品はすごい。
僕ですら、へーーーーーって感じの作品を作っている。
何度か、その人に「そんなに銀粘土が上手なんだからWAXでもやったらいいんじゃないんですか?」と聞いた事がある。
答えは、銀粘土が楽しい!との返事だった。
そして、ずっと銀粘土で作り続けている。
この前は、友達からオーダーが入ったからと、頑張って作ってた。
そういえば、僕の学校の先生達は銀粘土の業界ではコンテストで特別展示されちゃう人が3人もいる・・・
そうだよな・・・
そんな人達がいるんだから、上手になるよな・・・
銀粘土の良い所は、情報がたくさんある事。
本屋に行けば、たくさん楽しい書籍がでてる。
忙しくて習い事なんかできない人達でも、空いている時間にアクセサリーを作る事ができる。
初めての人でも、1人でも作れるような、親切な環境ができている。
なによりも、文部科学省許可の資格も存在しているから、生徒の目標設定もしやすい。
そして、家で楽しむのに最大のメリットである、「あまり道工具が必要ない」という点。
これは、けっこう助かる。
そんなメリットがあるから、実は銀粘土を学びたいという生徒は結構いる。
特に、将来、彫金教室の先生になりたいとか、自分で小さくてもいいから教室を開講したいという人には本当にお勧め。
気軽に出来るという事は、本当に大切な事だから・・・
彫金教室で生徒がなかなか集まらないという相談を今までも何教室からか相談をされた事がある。
大体僕は、銀粘土をやった方がいいですよ・・・
と言う。彫金教室など宝飾業界にプロ意識が高い人ほど、抵抗があるみたいだけど・・・
プロを育てる。という意識を持つのは確かに必要。
でもね・・・
学校経営にはお金がかかる。新しい設備をどんどん導入していくにはお金がかかる。
だから、経営という視点では生徒をお客さまという視点で見る事も必要。
「プロになりたい」という人と、「アクセサリーが作れたら楽しいだろうな・・」ぐらいの意識の人。「楽しい時間や充実した時間を過ごせたらいいな・・・」「友達ができたらいいな・・・」そんな人も結構いる。
プロに・・・と言う人より、楽しい時間を過ごしたい・・・という人の方が実は多い。
だから、
銀粘土はそんな人達にはお勧めだったりするのでした。
ねっ。
高橋さん。