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金属切削のニーズ。

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ジュエリーCADってね・・・

モデリングという視点だけを考えれば確かに何でもできるよね・・・

だけど、実物にしていくという作業はいろいろな技法や設備がある。

そんな中、僕らは必要にせまられて、金属切削の設備を導入した。

いろいろな人に協力してもらって、順調に稼動している。

実はね・・・

僕らは、ローランドのスタッフにも協力をしてもらってローランドのEGX-350という機械を使って金属切削をしているのですが・・・

もともとEGX-350は金属切削用の機械ではなかった。

当初は金属はできない・・・という話だったけど。

治具を開発したり、刃物を工夫してとても綺麗にあがるようになってきた。

綺麗にできるという噂が噂を呼んで、今では聞いた話だけど・・・

機械がけっこう動き出しているとの事。

僕が聞いているだけでも短期間に4社~6社ぐらいから引き合いがあるという・・・

そしてね・・・

その多くの会社が既にCADのソリューションを導入している。

インクジェットや光造形機を既に装備しているメーカーだったりする。

自分自身で使い込んでみると、その理由は分かる。

金属切削でできるものは金属切削で仕上げるほうが全然上がりが綺麗だからだ。

通常のCADでモデリングをして、造形をするそして原型をキャストして、ゴムを取って、量産のキャストをする。

2回キャストという工程が入る事によって、エッジ感は少しずつ減っていく。

最近では仕上げにパリッと感を・・・という磨きにこだわりを持って指定をしてくるメーカーや、どうしても手が入らないところの仕上げにこだわりを持っている所には、金属切削という技術はそのこだわりを満足させる事につながるのだと思う。

せっかくCADのデータではパリッとしているのに、製品での再現性を高める為にはそんな設備も必要になってくるんだろうね・・・

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