というコンセプトで、時計のパーツに彫りを施している、キャビノチェの金川さんにタガネなどについて、教えてもらいに行ってきました。
まぁ、流石という感じです。
僕も自分の人生を振り返ってみると、関係が無い様でいた事が、とても関係していたり、役に立つことって結構あります。
その時、その時では、無駄な時間だったと思っていても、今思い返すと無駄では無い事の方がほとんどです。
要は、積み重なっているんだな・・・という感じです。
前に進むという気持ちがあれば、いつか必ず全ての事が役に立つと思います。
それは、僕自身もそう思いますし、今回キャビノチェの金川さんと話をしていても思いました。
ちなみに、金川さんはあまり下書きをしないそうです。
でもね・・・
それは、金川さんがエングレイバーである前に、イラストレータであった事が大きく関係しています。
絵がうまい・・・
というより、プロとして活躍していたそうです。
趣味として、好きだった時計作りがどんどん進んで、オリジナルを追求していくうちに、時計に彫るという事に興味を持ったそうです。
実際、僕もそうですが、学校や教科書がほとんど存在していないので、始めは試行錯誤で苦労したそうですが、それが良かったといっていました。
型にはまらない、独創的な技術を身に付けることが出来たそうです。
キャビノチェのWebを見れば分かると思いますが、とても精密で精細な模様です。
でも、ひとつひとつの彫りが凄いというより、模様を配置するバランスが凄い・・・
バランスよく空間を埋めていくセンスが凄いと思った・・・
僕も、洋彫りを試行錯誤しているが、彫る以前にデザインや絵を描く技術も必要なのかな・・・
いや、必要だな・・・
何事も一流ってそう簡単ではないな・・・
と、少し鼻を折られ、登ろうとしている山が高い事に気がつかされました・・・
でもね・・・
僕はまだ若い・・・
まだまだ、新しい事を詰め込む時間が残っている。
今日出来なくても、明日出来るようになればいいし、明日出来なくても、来月出来るようになればいい・・・
いつか、しっかりできるようになればいい・・・
出来るまでの時間はそれぞれだけど、まずはスタートを切る事が大切。
という事も僕は経験している。
絶対はないけど、チャレンジしていく事が大切です。
僕もチャレンジャー・・・
みんなもチャレンジャー・・・
ずっとチャレンジャー・・・
という事で、宝飾業界の人達もクリスマス商戦の原型の追い込みで大変な毎日を過ごしていると思いますが、みんな頑張りましょうね。