きのうは、この道40年の先輩職人さんの所に行っていろいろいと話を聞かせてもらってきた。
その中で、実は大切だと思っていた事がたいした事ではなく、たいした事がないと思っていた事が大切な事だったりする。
という風に思う事があった。
当然、40年積み重ねて見つけ出した技術だったり知識だったりする。
ほんの一言のアドバイスで多くの事に気が付く事もある。
物事の本質。
というアドバイスを受けた時、教えてはいけない事。教えたほうが良い事。
教えた上で加速させていく事。
教えない、伝えない。
自分で探せ、自分で見つけろ。
見て盗め。
色々な言い方があると思う。
だけど、知識をみんなで積み重ねて加速させていく事は未来の僕達にとってもとても大切。
例えば、僕達が採用しているジュエリーCADソフトのライノセラスの開発コードはオープンになっている。
だから、エヴァンスエディションやジュエリーバージョンやライノゴールドなど、ライノセラス関連のプラグインは加速度的に開発されている。
確かに、情報を独占して他者にもらさないという選択もある。
本当に守るべき情報は法的にも防御手段があったりもする。
だけど、できれば情報を公開するという選択肢の可能性をみんなで考えて欲しい。
ほんの少しのアイデアでレベルを上げれる若い人達がいっぱいいるはずだから・・・
もちろん、僕は教えるというビジネスをしているから情報には価値があるという事を知っている。
だけど、同じくらい情報には鮮度があるという事を感じている。
新鮮な情報にはもっとも価値がある。
情報を出すタイミングはとても重要だけどね・・・