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宝飾の技術の使い道・・・

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先日はJCADチームの佐藤さんと中関さんと夜飲みに行きました。

まぁ、佐藤さんはよくいろいろな事を勉強している。

中関さんは紳士な職人さんというイメージ。

僕もいろいろと頭をぐるぐる回しているが、佐藤さんも頭をぐるぐる回している。

いろいろな所がリンクする。

入口は違っても、出口は似たようなイメージな感じ・・・

僕は作っているのがとても楽しいので、なかなか佐藤さんみたいに講演したりする機会はないけど、勉強になりました。

僕も、僕なりのペースでいろいろな事にチャレンジしていこうと思います。

という事で、ここ最近の僕の動きは・・・

ファッション業界の中の宝飾業界というテーマで他の産業の実態をいろいろと調べています。

僕らの業界がこれからどうあるべきなのか。

日本のモノづくりがどうあるべきなのか。

何が日本に残っていくのか。

実は、アパレルやシューズやバックの業界の人達と話せば話すほど、“日本のモノづくり”。

というキーワードにいきつきます。

そして・・・

他の産業の人達の苦労や努力を聞いていると、あることに気が付きました。

それは宝飾産業の最大のメリット。

素材に価値がある。

という事です。

僕らの業界の金やプラチナやダイヤモンドなどは、一般的にはその素材だけで価値があるという認識があります。

それに比べて他のファッション産業に使われている素材は布や革。

革の中にもいろいろな高価な素材もありますが・・・

金やプラチナに比べるほど高くはないですし・・・(例外もあると思いますが。)

その価値が一般的に認知はされていない気がします。

だから・・・

価値が低いと認識されがちな素材を使う業界は、他の部分の付加価値の追求をしていかなくてはいけなかった。

その為、販売スキームや開発ロジックなどは、僕らの業界より進んでいる印象を受けています。

というより、宝飾業界の数年後を歩いていて、僕らは同じ道を後から歩いているという印象です。

僕らの業界はなぜ、数年遅れているのか・・・

それは、素材に価値があったからです。

そんなに工夫をしなくても、単価が高く、粗利がとれてしまっている業界だったのでは・・・

という仮説をたてて、他のファッション産業から学べることは学び、いかに早く僕らのスキルと融合させていくかが今の最大の関心ごとです。

移動した業界の売り上げを取り返す。

そんな気持ちで毎日が過ぎていきます。

が・・・

今日はさすがに店舗の仕事がたまりすぎてしまったので、午後から彫り続けています・・・

そして、今は休憩中。

今日はどこまでノルマを終えられるか・・・

クリスマスシーズンの匂いが近付いています・・・

頑張ります。

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