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学校冥利につきるとは・・・

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ここ最近、生徒達のテンションも上がり、すこしずついろいろな結果が出始めた。

ジュエリーで生活をほんの少し支える。

そんな目標の人もいれば、がっつり行く。

という人もいる。

僕自身、いろいろな問題に取り組み、厳しい結果や良い結果を経験してきて今がある。

そんな中、大切な事に気がついたのは、やっぱり自分でお店を持ってジュエリーショップをやった事が最大のポイントであったのとも思う。

数年前のジュエリーショップと今時のジュエリーショップのあり方はかなりの様変わりをしている事にも気がつく。

やっぱり続けていかないと分からない事が多い・・・

そんな中、生徒達にはお店を持つ。という大変さをプラス方向からもマイナス方向からも話をする機会がある。

簡単に言うと、僕が経験したマイナスの話は顧客が定着するまでに時間がかかる。

という事。お店を開いたとたんにドーンとはお金を最初からかけないといかない・・・

プラスの方向はやっぱりジュエリーは商品のクオリティーだけでお客さまが買ってくれるという訳ではないという事に気がつけたこと。

もともと、下請けで原型の仕事をしていたので、商品についてはある程度の満足度があると思っていた。

だけど・・・

その商品のクオリティーが納品していたブランドの勢いほど売れなかった・・・

何故なのかに気が付くのはそんなに時間はかからなかった。

お客は商品だけを見て買うわけではない。

という事である。

お店の内装。

お店の外装。

ホームページ。

店員の接客のクオリティー。

お店の雰囲気などなど。

いろいろな要素がからまって商品は売れる。

商品を入れる袋がかわいい。

という理由で買ってくれる人もいた。

そんな事を経験しながら現在に至っている。

当たり前の事だけど、モノづくりを学んでいた時には感じることができなかった事でもあった。

そして、ここ数年は更にお店のあり方は変わってきている。

今までも何度か書いていたけど、宝飾業界の中だけの戦いではなくなってきている。

他の産業との戦いの中で、僕達の業界は競争をしていかなくてはいけない。

他のジュエリーショップを研究する。

という事が昔のマーケティング戦略だったとすると、今の僕達はジュエリーショップ以外のマーケティングの方が大切な要素を占めるようになってきている。

というのも、アパレル産業などが、服飾だけに留まらず様々な商品を開発し始めている事が多くの要因だったりする。

僕達でなくてはできない事。

それをしっかり伝えていかなくてはいけない。

そんな中、昨日は2人の生徒からもう学費は回収しました。

という言葉をかけてもらった。

ラヴァーグの学費は他と比べると安くはない。

その学費を回収しました。

という一言は僕達にとっても、大変嬉しい一言です。

ひとりでも多くの生徒がその一言を言えるように頑張っていこうと思います。

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