悩みや規模の大小はあるけれども、やっぱり最近の不景気の話題は大きいところも小さいところも変わらない・・・
そして、それぞれが自分達の企業サイドを中心とした戦略に転換していっている事を強く感じる。
まぁ、昔風に言うと護送船団方式から、単独の戦略へ転換といった所でしょうか。
宝飾業界においては販売力やブランド力があるところからのトップダウンの製造工程や流通形態をとってきている中、やはり強く勝ち残っているところは、ユニクロのような、全てを包括的に実行している企業のような気がする。
商品企画・生産・物流・販売。
例えば、最近ではジュエリーCADができる人が増えてきた。教える学校も少しずつだけど増えてきている。
ラヴァーグでもそうだけど、学びに来ている人の目的を理解してあくまでもCADの技術取得は手段である事を忘れないでもらいたい。
目的を技術取得ではなく技術活用にラヴァーグはシフトしている。
その技術を学んで次に何をするのですか?
という事に。
僕達自身もうそれは実行に移している事ではあるけれども。
冒頭にも述べたが大なり小なりの人達が悩んでいる事を解決していく為に必要な事をセレクトして、伸ばしていく事が僕達のような存在価値なのではと思っている。
例えば僕達がデジタルステージにアライアンスの話を持っていったのもそんな所からスタートだったりする。
結局は何でもつくれるより、何をつくっていくのかが明確になっているところの方が強いという事だったりする。
そして、目的の為に必要な事を多角的に準備していかなくてはいけないという事を最近は改めて強く感じるということでした。
技術取得より、技術活用という事です。