いやー3日間終わりました・・・
足・・・痛い・・・
後1日頑張ろう・・・
始まってみると、やはり今年のトレンドが感じられます。
ちなみに、僕の興味はやはりジュエリーCADに関してははずすことができません。
宝飾関連コーナーではやはりジュエリーCADの勢いが感じられます。
今までは、CADをほとんど扱っていなかった企業が扱い始めたり、CADに関する出店面積が各社とも広がっています。
その中でも、シーフォースというところが今回初出品した、光造型機は目を引きます。
ここ最近のトレンドとしては、DICOが扱っているソリッドスケープ社のインクジェット造型機、鈴峰・安井インターテックが扱っているエンビジョンテック社の光造型機が主流でしたが・・・
このシーフォースがだしたイタリア製の造型機は気になります。
まずは、見た目がかっこいい!
さすが、イタリア人がつくっただけあります。ソリッドスケープやエンビジョンより、かっこいい!
この事を聞いてみると、やはりかっこいいには理由がありました。
この造型機、まずは外側をつくってから、中身をそれにあわせて開発したそうです。(本当かな?・・・)
だからかっこいいといっていました。
それと、光造形のCADの積層の跡もとてもクリア!
サンプルをいくつか見せてもらったけど、本当に綺麗!
値段は、1200万ぐらいのと、650万ぐらいのと、498万の3機種あるそうです。値段の違いはスピードの違いがあるらしいのですが、品質等はあまり代わりが無いとの事。
造形のテーブルの広さも結構広く、20センチ20センチ高さが9センチ)ぐらいまでだったかな?(うる覚え・・・)
出来上がった造形物はキャストは直接問題なくできるという事だけど、これは鵜呑みにはできません。焼成の温度や特殊な環境を設定する事で問題が起こらなくなるのか、それとも普通のワックスと同じ条件で扱って問題が起きないのかは、あまりわかっていなさそうな感じをうけました。(違ってたらすみません)
一応イタリア製という事だったのですが、実は開発の技術者は日本人ということです。
メイコーの光造型機のパテントやノウハウの事を知り尽くした日本人の技術者と、もともと、イタリアでメイコーの販売代理店だった業者が手を組んで開発した造型機という事でした。
シーフォースの担当者が言うには、技術者が日本人という事で、その後のサポート等でもうまくやれそうという事で扱い始めたそうです。
まぁ・・・まだまだ情報不足なので、様子見も必要かもしれませんが、とにかく、今年はやはり、製造ラインからジュエリーCADの比重がどこのメーカーも高くなることは間違いなさそうです。
ちなみに、ジュエリーCADのセミナーもIJTで開催されたのですが、参加した人の声を聞いてみると、少し物足りなかったそうです。もともと今回のCADのセミナーの講師をしている人はJCAD3匠を使っている人なので、ソフトウェアの主流を本人も感じていたのかもしれません。
最後のほうの質問で、お勧めのソフトウェアの事を聞かれたそうですが、「僕の口からは言えません・・・」という事でした。
なるほど・・・
ちなみに、今回シーフォースは光造型機と切削造型機を2種類出品していました。シーフォース的に推奨するCADソフトは何ですか?と聞いたら、ライノだといっていました。
鈴峰が新しくだした切削機も面白い可能性がありそうです。ちなみに、今回のシーフォースの光造型機もエンビジョンの光造型機も一気にたくさんの原型が出来上がる事をうりにしていますが・・・
僕が身近にお付き合いしている業者的には、その量を一気に造形する事はほとんど無いそうです。ひとつひとつの丁寧に作り上げられるのかという事が重要になってきています。
その点からすると、鈴峰の新しい切削機もなかなか可能性があるのか?とも思います。しかもその切削機にはCAMソフトとちょっとしたモデリングの機能もバンドルされているそうです。
そのソフトはライノベースで開発されているそうなので、ライノセラスが使える人には、同じ要領で扱う事ができそうです。
見た感じのインターフェースは違うんだけどね・・・
それと・・・
ソフトウェアのプロモーションに関しては、鈴峰の3DESIGNの仕掛け方が少し抜けていますかね・・・
安井も扱っているのですが、仕掛け方がもう一歩です。ライノセラスに関しては、松村金銀店の松村社長とシノダのブースで仕掛けていたのですが、場所がいい割には、何故だか人が少ない気がしました。
でも、松村金銀店が出版しているジュエリーCADの選び方のマンガがけっこう楽しく読むことができますので、明日しかないのですが、見に行ってみてください。
シノダのブースでもライノのエヴァンスエディションをプロモーションしています。びっくりしたのは、大画面TVがおいてあるのですが、そのTVは13万円で購入したということにびっくりしました。
パナソニックなのに・・・
ジュエルCADに関しては、鈴峰とDICOに気持ちパンフレットがおいてある程度で何故だかやる気を感じられません。宝飾業界的に言うと、アジアでは結構ユーザーが多いソフトなのにも関わらず、力が入っていません。
JCAD3匠も例年通り、そっと立て掛けてある程度です。初日は立て掛けてもいませんでした。やめてしまったかと思いました。
僕らが一緒にやっているDICOのフリーフォームに関しては、けっこう立ち止まって聞いている人がいました。新しく発表された3Dスキャナーとの組み合わせでいろいろな事ができそうですが・・・やはり宝飾業界的には少し高い・・・かもしれません。性能は他のCADでは苦手なところをカバーできるのですが・・・
まぁそんな感じが今日のところのブログです。
もっといっぱい書きたいことがあるのですが、今日はこのぐらいにしておこうと思います。
足が痛い・・・