僕らがいる宝飾業界。
クライアントが宝飾業界の中だと、とても細かい検品があったりします。
マイクロスコープで検品をしている。
という所もあったりします。
僕のクライアントにはいわゆる宝飾業界以外のクライアントもいたりするのですが・・・
宝飾業界の下請けという位置づけでは僕の位置は原型づくりだったりする。
だけど、アパレルや他の業界からの依頼は製品までを受けたりするのですが・・・
ここ最近は宝飾業界の厳しい検品とは違うベクトルで審査が増えてきました。
それは、地金やメッキなどの成分についてです。
単価が安いアクセなどは食品と同様な安全審査を通さなくてはいけないクライアントもあったりします。
先日もメッキの成分までだしてもらいたいとの話がありました。
何が含まれているかが分かればいいという場合もあるし、細かい比率まで気にするクライアントもいたりします。
キャストの地金も同様です。
安全について、いまいろいろいろな産業で厳しい基準が設けられています。
宝飾業界の品格はいまどのくらいのクオリティーに達しているのか気になる所です。
安全・安心。
そんな視点を大切にしている加工業者が生き残っていくのでしょうね・・・
安いだけでは通用しない時代という事です。
ちなみに、メッキの厚さや強度まで気にするクライアントもあったりする今日この頃でした。